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Yamareco

記録ID: 6106009
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

冬が始まった北アルプス槍・穂高を間近で見渡す晩秋の蝶ヶ岳

2023年10月27日(金) 〜 2023年10月28日(土)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
26:54
距離
17.7km
登り
1,748m
下り
1,729m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:11
休憩
1:58
合計
6:09
6:37
13
6:50
6:55
18
7:13
7:22
46
8:08
8:16
34
8:50
8:50
29
9:19
9:31
9
9:40
9:49
15
10:04
10:07
4
10:11
10:17
13
10:30
11:29
2
11:31
11:31
20
11:51
11:51
9
12:00
12:00
5
12:05
12:10
6
12:16
12:17
6
12:23
12:23
20
12:43
12:44
2
2日目
山行
2:11
休憩
0:29
合計
2:40
6:51
3
6:54
7:02
3
7:05
7:06
9
7:15
7:20
6
7:26
7:32
30
8:02
8:03
25
8:28
8:29
29
8:58
8:59
17
9:16
9:16
9
9:25
9:31
0
9:31
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三股駐車場。夜中の3時前に到着、ガラガラ。下山してもガラガラだった
コース状況/
危険箇所等
標高2300mあたりから凍結箇所あり
その他周辺情報 しゃくなげの湯、時遊庵 あさかわで蕎麦
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
吊り橋を渡っていよいよ本格スタート
2023年10月27日 07:04撮影 by  SC-54C, samsung
10/27 7:04
吊り橋を渡っていよいよ本格スタート
名物、ゴジラのような木
2023年10月27日 07:20撮影 by  Pixel 8, Google
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10/27 7:20
名物、ゴジラのような木
2300〜2500mあたりは雪があったりなかったり凍結もまちまち
2023年10月27日 09:44撮影 by  SC-54C, samsung
2
10/27 9:44
2300〜2500mあたりは雪があったりなかったり凍結もまちまち
小屋が見えたと思ったら視界に飛び込んでくる槍
2023年10月27日 10:12撮影 by  SC-54C, samsung
1
10/27 10:12
小屋が見えたと思ったら視界に飛び込んでくる槍
槍穂高オールスターズ
2023年10月27日 10:17撮影 by  Pixel 8, Google
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10/27 10:17
槍穂高オールスターズ
遠くまでよく見えて嬉しい
2023年10月27日 10:21撮影 by  SC-54C, samsung
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10/27 10:21
遠くまでよく見えて嬉しい
穂先まできれいに見えました
2023年10月27日 10:05撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
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10/27 10:05
穂先まできれいに見えました
Edyが使えた時代もあるドコモの公衆電話(圏外により不通)、味わいが渋滞している
2023年10月27日 10:29撮影 by  SC-54C, samsung
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10/27 10:29
Edyが使えた時代もあるドコモの公衆電話(圏外により不通)、味わいが渋滞している
どーん
2023年10月27日 11:08撮影 by  SC-54C, samsung
10/27 11:08
どーん
雪の穂高連峰を横目に蝶槍を目指します
2023年10月27日 11:31撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
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10/27 11:31
雪の穂高連峰を横目に蝶槍を目指します
ホシガラスのランチタイム
2023年10月27日 12:13撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
10/27 12:13
ホシガラスのランチタイム
午前1時 気温マイナス4℃
2023年10月28日 01:06撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
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10/28 1:06
午前1時 気温マイナス4℃
この時間帯はまだ曇っていました
2023年10月28日 01:10撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
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10/28 1:10
この時間帯はまだ曇っていました
火星感
2023年10月28日 17:52撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
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10/28 17:52
火星感
晴れてくるとオリオンもなぞれる
2023年10月28日 01:17撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
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10/28 1:17
晴れてくるとオリオンもなぞれる
安曇野方面、霞みつつも文明を力強く感じて良い
2023年10月28日 01:38撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
10/28 1:38
安曇野方面、霞みつつも文明を力強く感じて良い
月夜の雲海と穂高連峰 圧巻
2023年10月28日 02:28撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
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10/28 2:28
月夜の雲海と穂高連峰 圧巻
山々に冬がきました
2023年10月28日 03:10撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
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10/28 3:10
山々に冬がきました
大キレットも荘厳 低温でカメラが何度もクラッシュしてタイムスタンプ壊れてます
2023年10月28日 17:46撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
2
10/28 17:46
大キレットも荘厳 低温でカメラが何度もクラッシュしてタイムスタンプ壊れてます
朝はまぁまぁ晴れてました
2023年10月28日 06:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/28 6:35
朝はまぁまぁ晴れてました
上は冬、下は秋
2023年10月28日 07:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
10/28 7:09
上は冬、下は秋
三股まで下りてくると秋
2023年10月28日 09:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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10/28 9:30
三股まで下りてくると秋
時遊庵 あさかわで蕎麦
2023年10月28日 12:36撮影 by  Pixel 8, Google
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10/28 12:36
時遊庵 あさかわで蕎麦
天ざる(おおざる)
2023年10月28日 12:19撮影 by  Pixel 8, Google
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10/28 12:19
天ざる(おおざる)
量は多め(大盛り)
2023年10月28日 12:19撮影 by  Pixel 8, Google
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10/28 12:19
量は多め(大盛り)

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 時計 タオル ストック カメラ アイゼン

感想

◆小屋について
蝶ヶ岳ヒュッテの宿泊者は23名でした
漏れ聞こえたところでは翌日土曜日は40名予約ということでてんやわんやのようです
小屋締め間際の少人数体制だと大変ですね

夕食は全員17:30の1回転でおさまっていました
よく身体を動かした日には強烈な出汁の香りが沁みます

稜線上の小屋で1枚ガラス+アルミサッシなので夜は底冷えしますが 今回のように夏山の延長的な時期なら断熱インナーシュラフ(Escape Bivvy)がなくてもデフォの布団+毛布だけで暖かく過ごせる範囲でした

小屋入口付近の売店横に4人掛け4テーブル・談話室にロングテーブルがひとつ設置されておりどちらもストーブが配置されています
前述のように小屋内が冷えやすい構造ゆえか、早めの時間帯からストーブをつけていただけてありがたいものでした

この時期だと自然とストーブのそばに人が集まるもので
超ベテランの猛者のめちゃくちゃディープな山と峠とトレランの話を聞けたり
いろんな人が居ていろんな人生の話を聞けるのは楽しかったです
それぞれ山が好きで同じ場所に泊しているめぐり合わせは良いものですね

反面、居室にはストーブが設置されていないため静寂を好む方は長時間を過ごすのに防寒策が必要かもしれません

◆登山道について
ルート自体の勾配はところどころそれなりにありますがよく整備されており安心感のある道です
木製の階段が丁寧に設置されており、むやみにチェーンスパイクで歩いて階段を痛めるのは避けたいので登りはチェーンスパイクなしで歩いていたのですが
ところどころ水平の崩れた凍結した階段で横滑りしそうになりヒヤッとしました
今回のように秋と冬の切れ目ギリギリの時期の危険察知は難しいな、と感じました

登山日には第二ベンチあたりから夏山装備だとやめたほうが良い感じでしたが、状況は日々変わるので直前タイミングのヤマレコを見て予断を持つのも危ういという学びがありました
登山道ですれ違った方の表情や装備・すれ違いざまの数秒の会話から得たものが大きかったです

◆眺望
尾根の北側を登る時間が長いため登山中は常念岳の存在感が大きいです

今回は小屋泊ピストン日程のためあまり急いで登る必要はなかったのですが、昼頃に雲が発達すると槍・穂高が見えなくなるイメージも頭の片隅にはあり 自然とペースが上がったように思います

山頂間際、小屋と共に雪化粧をした槍の穂先が見えたときにはテンション上がりました
数十分後には3000m超に雲がかかり始めたのでとても良いタイミングでの到着でした

夜景について、16時頃に降り始めた雪が日の落ちたあとも止まないので遠景を観るのはもう全然だめかと諦めていました
しかし1時前に目が覚めたときには止んでいたので月明かりの槍・穂高方面を見に行きました
遠くに雲はありますが視界はおおむね良好、それに1時を過ぎた頃に風が弱まってほぼ無風になったので結果的に3時頃まで雲の様子を見ながらほぼ貸し切り状態で月夜を堪能しました

手は防寒テムレスで間に合いましたが小屋の外履きサンダルで途中までねばっていたら足先の感覚がなくなってきたので危険です
途中、テント泊の方が3人ほど出てきていました さすがテント勢、隙のない装備だったように思います

思いがけず晩秋の北アルプスを堪能できた充実の山行でした

以前行ったのは3年前、コロナ期で小屋の宿泊人数が20人に絞られていた。一方でテントサイトは予約無し、早いもの勝ちということで100張くらいあった。この日は晩秋ということもありテントはかなり少なめでした。またこの時期になれば三股の駐車場も余裕があり、土曜日に下山しても全然埋まっていなかった。

夏休みを1日残していて最後の夏山として、火打山あたりを考えていたが、新潟方面はすでに何度かの冬型の天気配置により雨が降っており泥濘が多そうなので、空きがあった蝶ヶ岳ヒュッテ泊に設定。前回は常念岳を回って三股に周回しているが、常念岳から三股のコースは結構きついし、雪の予報も出ていたため周回は外してピストンとした。雪景色の槍穂高を視界いっぱいに見られるだけで十分満足度高し。

前回、燕岳の帰りに行けなかった、有名店「あさかわ」へチャレンジ成功。店は11:30からなのだが、順番待ちの受付が10時前から備わっているという謎システムのため、下山して、あさかわへ直行して順番待ちに記入してから、しゃくなげの湯で汗を流し11:30前にもう一度あさかわへ戻る。なかなか難易度高い...

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訪問者数:215人

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蝶ケ岳〜蝶槍往復
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技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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蝶ヶ岳(三股往復)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
常念岳−蝶ヶ岳(三股登山口)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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