右手首橈骨 粉砕骨折。尾瀬ヶ原

2023年10月08日(日) [日帰り]

• GPS: 06:29
• 距離: 6.1km
• 登り: 192m
• 下り: 208m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:28
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:28

6:19 鳩待峠
11:30 11:30 至仏山荘
12:47 12:47 鳩待峠
12:47 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

10/8 5:25

5:20 第一駐車場到着。寒いし、まだ暗い。でももう7割ほど車で埋まっています。

10/8 5:37

バスチケットを買う。

10/8 5:39

これにのって鳩待峠まで。

10/8 6:06

至仏山の上の方は冠雪。

10/8 6:12

鳩待峠バス停から登山口へ。

10/8 6:14

「峠」と「休」がない。

10/8 6:14

鳩待峠休憩所と鳩待山荘は、着々と建替え工事中。

10/8 6:14

まだ6時なのに、多くの人がいらっしゃいます。

10/8 6:16

帰りは混雑で撮影できないかもなので、撮影しておく。

10/8 6:18

尾瀬小屋目指してスタート。

10/8 6:22

だいぶ水がでてます。てんくらにアップされていた降水量情報以上に降った感じです。

10/8 6:27

うーん、写真ではわかりづらいですが、木道もだいぶ濡れていて滑りそうで危ない感じです。

10/8 6:33

用心して歩く人が多いのか、渋滞してきました。

10/8 6:44

雨でぬれているだけでなく、この辺から凍っている個所がでてきました。

10/8 6:49

みなさん、ちょっと木道は歩けないと判断し、木道を降りて地面の上を歩きだしています。

10/8 6:53

少しですが秋の色付きを感じる。が、ちょっとそのような余裕は今日はなさそう。

10/8 6:56

小川の上にかかる橋。凍結していて、普通に歩いてしまっては滑って川に転落してしまうので、みな四つん這いになって渡っています。

10/8 6:58

自分の番です。四つん這いにはなりませんでしたが、半歩ずつゆっくりと進みます。

10/8 7:10

緊張の歩きが連続します。この階段、滑り落ちたら大怪我となるので、階段の脇の地面を歩いて行きます。

10/8 7:20

シラネアオイ、来年は花を見たい。

10/8 7:22

マムシグサの実

10/8 7:28

ブレブレ

10/8 7:30

昨年、この辺りで子熊をみた

10/8 7:31

水たまりになってて、ここは木道を歩かざるを得ない。

10/8 7:42

真新しい木道です。凍結の度合いも薄らいできました。（ここで少し気を抜いてしまったのです）

10/8 7:48

木漏れ日も射してきてペースがあがってきました。

10/8 7:48

というところで、大転倒。ここがその場所。

10/8 7:52

立上がって歩き出して、リュックを背負いなおそうとした時に手首に力が入らなかったので、「あれ？」と思って手袋を外してみたら、手首が寸詰まってて変な方向に。。

10/8 8:49

山の鼻ビジターセンターに駆け込み、応急処置が可能かお願いさせてもらいました。ダンボールで添え木を作ってもらい、包帯でガッチリ巻いていただきました。

10/8 9:02

新しい木道の資材を運びこんでいます。
考えてみると、ヘリコプターのお世話にならなかっただけ、よかったのかも。

10/8 9:18

山の鼻ビジターセンターで、氷が解けるまで待機させてもらう。

10/8 10:09

シャクトリムシ。(ボケた)

10/8 10:20

あ〜あ、とんでもないことになってしまったな、折れてなければいいんだけどな、痛くないし脱臼なんじゃないかな（と、この時は思っていた）

10/8 10:33

くそー、尾瀬小屋行きたかった

10/8 10:58

カメムシ（これもボケた）

10/8 11:37

ビジターセンターに3時間半ほどお世話になり、ほぼほぼ氷も解けたと思われるので、移動を開始します。

10/8 12:00

ほとんど濡れてもいません。

10/8 12:12

時間の余裕を見て早くから行動を開始したのが今回は裏目に出てしまった形。。

10/8 12:46

登山口に到着。。楽しい尾瀬行のはずだったのに、気持ちはどん底です。怪我無く行って帰ってくる事こそがなによりも一番大事ですね。

撮影機器：

IXY 430F CANON

感想

上毛かるた

2か月半経って、やっと気持ちの整理がついたのでアップします。

この日は夏に宿泊した尾瀬小屋をもう一度訪問し、過ぎ行くシーズンを振り返りながら昼食とデザートを味わって帰ってこようという目的で鳩待峠〜尾瀬小屋の往復行を実行しました。
数日前までは夏のような天気だったのですが、当日朝の尾瀬は氷点下まで冷え、前日と前々日に降った雨が木道を凍結させていました。連休の中日ということもあって、当日は小さい子供を連れた家族連れやツアー客で大変多くの人がいらっしゃいましたが、凍結の影響で多くの人があちこちで転倒していました。
自分もいつもの歩幅の半分ずつ、倍の時間をかけて進んでいたのですが、山の鼻ビジターセンターが近づいたところで一瞬気が緩んだのか、左脚を思い切り前へ滑らせてしまい、受け身のために右手一本を突っ張ったまま手のひらを地面に叩きつけたとき、勢いついた全体重がそこにかかり、手首を粉砕骨折させてしまいました。
なぜか車を運転して帰って来れるほど全く痛みがなかったのですが、手術を担当してくれたお医者さんいわく「手首を専門にしているワタシが見る限り、半年に1回見るか見ないかくらいの重症です」とのことでした。初めての全身麻酔で、手首に金属プレートをいれてねじ止めし、二カ月半たった現在、可動域も握力も健常時の半分程度まで回復してきたところです。

当日、山の鼻ビジターセンターで応急処置していただいたスタッフの方々、本当にありがとうございました。次の夏までにはしっかりと回復させて、菓子折りと応急処置セットのお返しを持って、お礼に伺いたいと考えています。