イワカガミ平から東栗駒山→栗駒山→秣岳→須川温泉で周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,307m
- 下り
- 1,289m
コースタイム
9:20 東栗駒山(1時間)
10:20 栗駒山(2時間)
11:30 モンサンミッシェル(栗駒山頂から1時間)
11:45 秣岳(栗駒山頂から1時間30分)
12:20 須川湖の秣岳登山口(栗駒山山頂から2時間)
13:00 須川温泉(ここで栗駒山山頂から2時間40分経過
道路を40分も歩いたのか・・・)
やっとお昼
13:30 須川温泉出発
15:15 栗駒山(1時間45分)→中央コース
16:30 駐車場(栗駒山頂から1時間15分、出発から8時間15分)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス | 仙台6時半発→若柳金成経由→イワカガミ平8時15分(2時間弱) |
コース状況/ 危険箇所等 |
秣岳〜須川登山口は100%雪渓で夏道なし。そしてリボンも全くなし。400mの雪渓トラバースが待ってます。並みの方は近づかない方が良いかと。 東栗駒コース、中央コース、須川コースとも雪渓はアイゼンをつけるほどではない。 |
写真
感想
とにかく、疲労困憊。
それもそのはず、19km、累積1286mの登り。
東栗駒コースで栗駒山までの道のりはハイキング。
予想通り物足りなくて秣岳へ(一応、秣岳から引き返すのが当初計画)
秣岳が近づくにつれ、振り返ると栗駒山がけっこう遠くに。
うーむ、この道を引き返すのはやだなあ。
地図を見たら秣岳から道路が近くすぐ降りられそうだったので、
道路に出て須川温泉から須川コースで戻る周回ルートにすることに。
結果として400mの雪渓トラバースに突入。
しかも、リボンも全く無しでルートがわからない。
でも、道路は見えるから、降れば道路には出られる、ここで引き返せない、
と思っていたら、アイゼンの踏み跡を見つける。助かった!これについて行こう!
それにしても急斜面。
たまらずストックを出す(落とさないように慎重に)が、
2回ほど、5mくらい滑落を味わう。こえ〜〜
この雪渓トラバースで相当エネルギーを消費。これが最後に響いてくることに。
秣岳ルートの下調べをせず、GPSを持たず、軽アイゼンを持たず、、、反省。
道路に無事出て、歩いていると前方に登山者を発見。
なんと、アイゼンの方でした。
「アイゼンもなしであのトラバース来たの!?」
と呆れられました。スミマセン決して山を舐めてたわけではないのですが。。。
北上からいらっしゃったというアイゼンの方、かなりベテランな感じでした。
そして、私と同じでイワカガミ平から秣岳の周回ルートでしたが、私より全然元気そうでした。うーん、俺の方が若いけどやはりベテランは何かが違うのね。
須川温泉でやっと昼飯。
ここでアイゼンの方とお別れ。踏み跡がなければ迷っていたと思うので、感謝の気持ちを伝えました。
そして、須川温泉からの須川コースの栗駒山アタックは地獄の修行でした。
もう足が出ない・・・まさに体力の限界。疲労度100%。
10m登っては息を整えて(2%回復)、意を決してまた登る、でもすぐ疲労度100%、の繰り返し。
でも、景色はキレイ。青空だ〜
焼石連峰が美しく、何度も励まされた。
フラフラになりながらなんとか駐車場に到着。
アイゼンの方がちょうど発つところでした。
こちらに気づいてくださり、挨拶してくれました。
すごく暖かい方でした。
私は独学でやってきたので、こういう方にご一緒させてもらい、もっと色々教えてほしいなあ、なんて思っちゃいました。
お世話になりました。またお会いしたいなあ。
メモ
ハイドレ持たず、ポカリ500×2(1本残り)、お湯600、水ペット500×2(1本残り)。ポカリは飽きるし味が濃いので今度は水ペットに粉ポカリを薄く作って持って行こう。靴の中敷も変える。
すごくたくさん歩かれましたね!!
秣岳直下のトラバースは、危険ですよね
2年前の自分の失敗を思い出しながら、レコを拝見していました。
そうそう、秣岳から見た栗駒が遠すぎて、戻る気になれないことや、なんとかなるんじゃないかという気持ち、よーく分かります
私の時は、ガスで視界0の中、軽アイゼンはおろかストックもない状態でした。
身も心もぐったりなのも、よーく分かります
さらにイワカガミ平へ戻らねばならないだなんて…
でも、栗駒のモンサンミッシェルと須川湖を眺められたと思って…
写真の様子からすると、しろがね草原の雪は溶けているので、そろそろお花達が咲き始めましたかね
そろそろ、軽アイゼンとストックを持って、行ってみようかと思っています
Springさん、コメントありがとうございます。
今の今も、全身疲労と闘っています(笑)
Springさんでも2年前に失敗!?と思って、レコ見させてもらいました(2013年06月08日ですね)
まさにそうなんですよ。秣岳から見る栗駒は「あ〜」と思うほど遠かったんです。
それが、安易な方を選ぶことになってしまい、、、結果として危ないことに。
私はガスがなくて踏み跡もあってストック有りなだけまだマシでした。
お花の愛好家のSpringさんに語るのも恐縮ですが、今回、東栗駒コースで唯一、イワカガミを発見しました。まさかこの一輪だけと思わなかったので写真に収めなかったのに後悔しています(イワカガミは私が知る数少ないお花なんで)。
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