奥多摩でもパウダースノー!ちょっとラッセルで鷹ノ巣山
- GPS
- 13:19
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,498m
- 下り
- 1,505m
コースタイム
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 6:49
天候 | 1日目:晴れ夕方から雪 2日目:未明まで雪 朝から晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線の積雪は50cm程度 |
写真
装備
MYアイテム |
hanya
重量:-kg
|
---|
感想
連休はアイスクライミング行けたらいいなと思っていましたが、
Rock08師匠と休みが合わずアイスは無理っぽい。
wata-waさんと先週に続いて奥多摩へ行く事にしました。
先週は水根からトオノクボ経由で六ツ石山に登ったので、
今週は熱海から倉戸山〜榧の木山経由して石尾根縦走路で鷹ノ巣山避難小屋へ、
翌朝に鷹ノ巣山に登り、石尾根縦走路を六ツ石山まで歩き、
トオノクボからイソツネ山経由で境橋に降りる計画です。
先週と同じ時間に奥多摩駅からバスに乗り、
倉戸口BSで下車、身支度整えて行動開始します。
登山口の急な階段に雪が積もっていたので、
念の為チェーンスパイク装着して登り始めました。
序盤は所々で地面が出ているくらいの積雪でしたが、
倉戸山に着く頃には10〜20cm位の積雪になりました。
月曜日に降った雪が残っているが、
今日までの間に歩いた人がいると予想していました。
昨日は土曜日で天気も良かったので奥多摩の一般ルートなら
そこそこの人が来たんじゃないかなーなんて思っていましたが、
そんなにたくさん踏まれたトレースではなかったです。
1,344ピーク辺りで先行していたハイカーさんが引き返してきました、
もう鷹ノ巣山まで行ったの?早っ!って思ったら
トレース無いので引き返すとの事でした。
その後数分歩いた地点からはノートレースです。
ノートレース歩けるなんてラッキー♪
ここまで来ると脛から膝下くらい潜るのでツボ足だと楽では無いですが、
トレースつけるの楽しいのでwata-waさんとトップ交代しながら進みます。
樹々の切れ間から彼方の甲斐駒ヶ岳が見えてテンションUP!
榧の木山を過ぎてしばらく進んだ所で、
ちょうど座れる倒木があったのでここでお昼にしました。
心地よい疲労感でカップ麺が美味い!
あまりゆっくりもしていられないので食べたら直ぐに出発します。
しばらく進んだところで下山する4人パーティとすれ違います、
ここまででトレース付け終了ですね、
石尾根縦走路は流石にトレース有るだろうから
概ね予定通りの時間に小屋に着きそう。
4人の後に2人パーティともすれ違います、
やっぱりトレース有ると楽に歩けるなー、感謝感謝。
そして石尾根縦走路に合流、南側の巻道ですがしっかりトレース有ります。
鷹ノ巣山方面に少し進んだところで稜線の縦走路と
南側巻道の連絡路が有るんですが、トレースは連絡路へ向かい、
巻道はノートレースです。
ちょっとだけ悩みましたが予定通り巻道進みます。
高低差はほとんど無い平らなトレイルですが、
トレース付けながらだと楽では無い、
ペースがガクンと落ちてCTの倍くらい時間掛けて進みます。
お昼頃まであんなに晴れていたのにどんより曇って小雪がちらついてきました。
延々と続いたトラバースもようやく終わり、
稜線の縦走路と合流、ここまで来れば避難小屋はすぐそこです。
小屋付近は深いところで膝上のラッセルになりましたが、
やっと小屋に着きました。
誰もいませんね、よかった。
少し寛いでいたら後から3人パーティが到着、
高校生の団体も来たようで2人くらい小屋を見に来ました。
10人以上の団体だったのでテント張る予定だったのでしょう、
小屋の北側で幕営したようです。
3人パーティの話ではもう1人、
途中で会ったソロの方が来るんじゃないかとの事でしたが来ませんでした。
夕食はおでん、
食材と鍋、ストーブなどは僕が持参、wata-waさんはビールを頼むねって
ざっくりアバウトな分担にしたら500ml缶を7本も担いできたの?
あはは、好きなだけ飲めるな♪
4時頃から飲み始めたので、6時頃には満腹です。
まだ早いですが就寝、明日は4時半頃起きればいいかな。
目覚ましかけずに寝たけど4時半前に目が覚めた、
もう少しと思っていたら隣のパーティのアラームが鳴ったので起床。
同じく4時半起床だったので遠慮なく明かりをつけて朝食準備、
おでんの残り汁で雑炊にします。
アルファ米の白飯は寝る前に水入れて戻しておいたので、
鍋に投入してそんなに時間掛からずに出来ました。
お腹いっぱい食べて片付けてパッキング。
5時半には準備整ったけどまだ早いかな、
鷹ノ巣山の山頂でご来光見られたらいいなと6時に出発しました。
予定ではトオノクボからイソツネ山経由でしたが、
イソツネ山への道は一般道ではなくルート不明瞭、
この雪だと苦労しそうなのでトオノクボから水根に降りる事にします。
未明まで降ったらしい雪で稜線の縦走路についていたトレースは半分消えています。
場所によっては完全に消えている所もあって、
思いがけずサラサラのパウダースノーを堪能出来ました。
小屋の中はマイナス1度くらいあったのですが、
外は寒い、手元の寒暖計でマイナス8〜9度くらい。
そりゃあサラサラのパウダースノーだよね、楽しいなあ。
雪で思ったより時間が掛かり鷹ノ巣山の山頂で見るはずだったご来光は
ちょっと間に合わなかった、頂上着く前に昇っちゃった笑笑
山頂では展望広がり素晴らしい朝の景色を楽しめました。
富士山は少し雲が掛かっていましたが、
奥多摩、丹沢、小金沢連嶺の山々が出迎えてくれました。
写真など撮ってしばらく楽しんだら出発です。
稜線は変わらずパウダースノー踏みながら進みます。
水根山の山頂でハイカーさんに会いました。
少しお話しさせて頂いたら小屋で一緒だった3人パーティが話していた方でした。
雪が深くて小屋まで行かずにこの辺りでテント張ってビバークしたとの事、
なるほどそれでこんな早い時間に山頂にいらしたんですね。
六ツ石山の手前で水根から登ってきたハイカーさんとスライド、
先週も来た分岐から六ツ石山の山頂を経由して水根に降ります。
先週登ったルートを降ります、急傾斜になってきたのでチェーンスパイク装着、
今日も盛大に雪団子着くパターンでした。
単調な植林の樹林帯を降ります、
途中で何人かスライドしましたが基本的に人影まばらなルートでした。
水根駐車場のお手洗いは閉鎖されていたので
奥多摩湖バス停まで歩いて用を足し、
バスに乗って帰宅の途に着きました。
月曜日の雪がたっぷり残った状態で
夜の間にまた降ったのでパウダースノーたっぷり楽しめました。
もちろん、次の日は筋肉痛でした^^
ここから備忘録
クロージング
初日
長袖ハーフジップシャツに薄手のシェル
中厚手トレッキングパンツ
ヘッドウェアはキャップ
グローブは防寒テムレス
2日目
ファイントラックL1半袖
中厚手長袖ハーフジップシャツ
ダウンジャケット
ダウンは水根山過ぎた辺りで薄手シェルにチェンジ
同じタイミングでヘッドウェアもビーニーからキャップにチェンジ
グローブはへたって2軍落ちしたソロイストフィンガー
飲み物は麦茶のペットボトル600mlで2日間充分足りた
夕食のおでんは2人分パックに練り物パックを追加、
ウインナー2パック10本投入してちょうどいい量
残り汁に水で戻したアルファ米白飯2パックと生卵2個で雑炊、
ちょっと多かったけどすんなり完食
気温は初日行動中は5度くらい
小屋の中で朝の室温がマイナス1度
外はマイナス8度くらいでそこそこ風が吹いたので寒かった
ソロイストフィンガーでよかった
シュラフはEL600で暖かく熟睡出来た
ガスは厳冬期用ウルトラガスを70gくらい(後で計って修正します)
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