朳差岳 (東俣コース往復)

2015年05月27日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 24.4km
• 登り: 1,721m
• 下り: 1,715m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:05
• 休憩: 1:50
• 合計: 11:55

5:00 東俣彫刻公園
5:50 5:55 林道終点
7:35 7:35 カモス峰
9:00 9:00 千本峰
10:05 10:15 前朳差岳
11:00 12:15 朳差岳
12:55 13:00 前朳差岳
13:30 13:35 千本峰
14:40 14:45 カモス峰
16:05 16:10 林道終点
16:55 東俣彫刻公園

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

大石ダムの奥、大石東俣彫刻公園付近に駐車。
公園のすぐ先のゲート（遮断機）あり、登山届ポストあり。

コース状況／危険箇所等

東俣の林道の高倉沢付近（右岸から左岸に渡って間もなく）で雪崩跡あり。登山道は概ね通行に支障なし。
日差しが非常に強く日の当たる斜面と日陰斜面との温度差大。晴天時は水分多めに、熱中症に注意。

写真

東俣彫刻公園先のゲート。ここから自転車で林道終点までアプローチ。

橋で左岸にわたって少しの地点（高倉沢付近）でデブリが林道を覆っていた。上部のスラブから一気に雪崩落ちたのだろう。

途中の水位観測所。雪解け水でかなり流れが速い。水深はここで1m近く。

林道終点、誰も入っていないようだ

1号橋

2号橋。結構高い場所に架かっている。

2号橋の上から。ここから上流は沢幅が狭くなりさらに流れが激しく。

権内尾根に取り付く。下部はブナの大木のある樹林帯。

急登を頑張ってカモス峰の広場に到着。

カモス峰の先から見ると権内峰の手前が急だ。

権内峰に到着。前方に前朳差岳方面が高くそびえている。

権内峰から東方向の展望。
東俣川を挟んで大境山〜枯松山の県境稜線が見える。

千本峰手前にある雨量計の施設。登山道がないので沢をトラバースしないと行けない場所にある。

大石ダム、関川村中心方向。

千本峰に到着

前朳差岳まで標高差400m近くを一気に登る。

東側斜面（大沢）はまだ雪渓がたっぷり残っている

大沢の中流の狭窄部にある「三段の滝」。登山道まで「ゴーゴー」と滝の落ちる音が聞こえてくる。

千本峰を過ぎた標高1200mあたりから背の高い木が減り森林限界へ。

前朳差岳の手前で登ってきた稜線を振り返る。左下のくぼみが登山道。このあたりは低潅木帯なので日差しをもろに浴びる。

大境山のアップ、後方は朝日連峰。なだらかな山頂部の残雪もだいぶ減ってきた。

前朳差岳に到着。ここから山頂までの標高差は登り返しを除き100mほど。

ムラサキヤシオツツジと二王子岳。

前朳差岳からの展望。左から延びているのは西俣登山道のある尾根。左上の不安定な残雪は新六ノ池の場所。

朳差岳（右奥のピーク）を一望。

長者平手前で前朳差岳を振り返る。やはり東斜面の残雪が豊富。

長者平付近の雪田。右端の小沢の源頭部で冷たい融雪水が取れる。（不純物や味にこだわらなければ）

長者平と池塘を振り返る

ようやく朳差岳へ。登山者の姿は全くなく静かな山頂。

山頂展望、長者平方面。

山頂展望、飯豊山方面。

飯豊山アップ

以下、避難小屋周辺のハクサンイチゲの群生地。

二王子岳をバックに。

日差しが強いので小屋1階で休憩。西俣登山道通行止めの張り紙あり。

避難小屋の下の花畑。

朳差岳と避難小屋

さらに下って大石山方面の展望。右はアゴク峰。

二王子岳とアゴク峰をバックに

ミネザクラと二王子岳

ミヤマキンバイ。こんなに早く咲いているとは。

西俣コースを上から少し覗いてみる。新六の池のあたりはまだ残雪が豊富（一部解けている）。昼過ぎに下山開始。

長者平周辺で見られた花。ミツバオウレン、シラネアオイ。

前朳差岳からの展望。西に人形（ひとがた）の峰が派生している。

山ブドウの穂？とショウジョウバカマ
（カモス峰付近）

夕方に下山完了。大石ダムの湖畔。

感想

ゲスト

今年は好天が続き例年になく季節の進行が早まっている。飯豊のハクサンイチゲも既に見ごろということで、気合を入れて重い腰を上げ朳差岳をめざした。まだ奥胎内へ通じる県道は冬季閉鎖が続いているので今回は東俣コースからのアプローチ。避難小屋周辺のハクサンイチゲのお花畑はまだまだ見ごろで十分満喫することができた。東俣コースは林道を含めた距離が長く疲労度も十分であった。

コメント

Forest21

すばらしく、そして美しい！
catwalk15さん、初めましてm(_ _)m

…とは言いましても、momotanさんからcatwalkさんの話をあれこれとうかがっていましたので、初めての感じがしないのですが…(^^;)

レコをアップされるたびに、毎回のように珠玉の名作ばかり
レコはおろか、本でも読んだことのがないような「超マイナーなルート」を詳細に記録してあるだけでなく、撮影された写真もどれも美しい…
ワタクシ、いつも大注目です！

ときどき「catwalkさんはいつもどんな風にしてアタックする山を選んでいるのだろう？」と思うことがあります

ゲスト

Re
Forest21様、ご訪問そしてコメントいただきましてありがとうございます。お褒めの言葉も頂いてもったいないくらいです。Forest21様の丁寧で親切な記録も毎回興味深く拝見させていただいております。アクセス数と拍手の多さがその完成度の高さを裏付けていると思います。これからもForest21様の山行記録楽しみにしております。
登りたい山は季節限定の旬な山、一度登った山であればなるべく季節やコースを変えて変化を楽しむようにしています。マイナーで静かなコースは特に惹かれます。が気まぐれに登ることも多いです。地元の緑と渓を感じられる山でまったりも良いですが、たまには遠征して北、南アルプス方面とかも行ったりします。