小雨とガスの寒風〜大谷山で山スキー
- GPS
- 05:20
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 924m
- 下り
- 911m
コースタイム
天候 | 小雨時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今日は天気予報は曇りだったのですがマキノ高原の駐車場に着くとまだ小雨が。雨雲レーダーにも予報にも雨は出てなく、他の山に行こうにもどこも天気予報は同じ。一時的な雨ということで出発しました。
先週から随分雪が減り、中腹まで登山靴でスキー担いで歩きます。雨はほとんど降っていませんがガスの中に突入しました。樹林帯に入るところでスキーに履き替え、シール歩行です。雪はザラメになっているのでゲタはできませんが、妙に沈みます。まるでザラメラッセル。ザラッセル?
寒風の手前から風が強まったので雨具を着ます。寒風の雪は少ないですが切れてはいません。そのまま大谷山方面に向かいますが、ガスガスで目的地が見えません。こまめにGPSを確認しながら進みます。
大谷山のコルに下る斜面から雪切れとなり、枯草スキー混じりになります。これは大谷山の山頂まで続き、試練の山スキーとなります。
大谷山の山頂は強風に小雨が混じって顔を叩きつけます。これは堪らんと早々に下山。この頃からはずっと小雨が続きました。寒風に戻る登山道はやや急な登りでウロコスキーで登れない部分はスキー外して歩いて登りました。
寒風からの滑りはやはり沈む硬めのザラメ、モナカ雪のスキーのように難しいものでした。しかもこの小雨とガス。これがスカッと晴れて快適なザラメなら言うことなしですが、今日のような条件の悪い時に実力が養われるのかも知れない、と思い黙々と滑ります。
スキーは朝履いた場所と同じくらいのところで諦め、またシートラに戻ります。小雨の中お昼を済ませて下山すると、旧ゲレンデで遭難者の救助の訓練のようなことをされている集団を見かけました。恐らく計画では雪山での救助訓練だったのでしょう。それが雪のない小雨の中の訓練となりました。
一年前の冬はラニーニャで雪が多いはずだったのですがそれでようやく普通。この冬はエルニーニョで暖冬となり、本当に雪が少ない冬でした。平均化するとやはり降雪量はどんどん少なくなっており、年々山スキーを楽しむのが難しくなるのは間違いないでしょう。今の楽しさ、幸せが永遠に続くことはなく、何事にも始まりと終わりがあるのが自然の摂理なのです。楽しめるうちに楽しみましょう。
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