カナディアンロッキー ワプタトラバース 2泊3日
- GPS
- 54:54
- 距離
- 49.3km
- 登り
- 2,757m
- 下り
- 3,111m
コースタイム
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:29
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:00
- 山行
- 10:22
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:22
天候 | 1日目 快晴 2日目 1日目に比べると雲があったが高曇りで視界も良好 3日目 朝は何度か雲がかかったタイミングがあったが、ほぼ晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
開始地点のPeyto Lakeにも1台。 |
写真
感想
詳しい感想や行程はこちらから→
https://mountainwithyou.info/2024/02/19/wapta_traverse/
北米版オートルートとも言われている約50kmほどのトラバースに2泊3日で行ってきました。
◆1日目
Peyto Lakeから出発し、Peyto Hutを超えた適当な箇所でテント泊。
技術的に難しい箇所はないが、最初の尾根に乗るあたりが雪が薄く、結合もされておらずかなりサラサラしており、また岩もたくさん出ているため快適なスキンハイクをさせてもらえなかった。氷河に乗ってからはロープを結んだ。
行動時間7時間30分 12.3km △830m ▽217m
Peyto Lake 駐車場(09:42)→尾根取り付き(11:45)→氷河取り付き(14:50)→2570m付近宿泊地(17:10)着
◆2日目
この日はほぼずっと氷河の上だった。ので、コルから小屋までの滑走以外はほぼロープをしていた。
この日は行程にゆとりがあったが、私は足の股関節が痛かったこともあり個人的にはしんどい日だった。
過去の記録を見るとMt.Oliveに上っているパーティーも見受けられたが、そんなにそそられる斜面ではなかっためスルーした。
小屋は快適で幸せ。
行動時間6時間 11.2km △398m ▽557m
2570m付近宿泊地(6:40)出発→コル(11:05)→Balfour Hut(12:37)着
◆3日目
核心部のクレバス地帯は思っていたより悪くなかった。
この日も天気が良かったので視界もあり快適。
最後の湖へのくだりの雪は悪くなかった。
行動時間10時間20分 24.9km △689m ▽1461m
Balfour Hut(6:16)出発→Balfour High Col(9:17)→Scott Duncan Hut下部通過(11:20)-駐車場(16:36)
ざっくりと以下所感など
・規模感の大きな山々、氷河でのスキーはカナダならでは。
・通常は4日か5日でこのルートは行くことが多いかと思いますが、日本で日帰り山スキー獲得標高1500m以上登れる、冬の泊まりスキー経験者などであれば、いける気がします。
ガイドツアーであれば日本でそれなりに山スキーの経験があれば全く問題ないと思います。
・ルートの難易度的には日本オートルートの方がハードな場面が多いような気もしますが、クレバスやセラックなどが多く、日本とは違う技術が求められる面も。
・雪の結合や状態なども、日本のそれとは違っている印象です。
気温が低く乾燥しているカナディアンロッキーではなかなか安定化や沈降が進まないため一度不安定な層が形成されると長く続く傾向があるようですので、難しいコンディションだと、そのあたりの判断が難しくなってくると思います。
・許可関係の申請や、確認事項もかなり多い印象だったので、慣れてない方は日本人のガイドさんがついてくれるツアーなどもあるので、そう言うのを検討しても良いかもしれません。
・電波はほぼスタート地点の駐車場からほぼ皆無なので、無線機やinReachの携行がおすすめ。
・今回はクレバスレスキュー用個人装備として、アイススクリュー、プーリーorマイクロトラクション、タイブロックorプルージックコード、長スリング×2、安環適量、カラビナ適量、共同装備は60mロープみたいな感じで持参しました。
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