霊仙山 横道ルート〜谷山谷ルート

2015年05月31日(日) [日帰り]

• GPS: 08:59
• 距離: 15.9km
• 登り: 1,544m
• 下り: 1,526m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:14
• 休憩: 1:39
• 合計: 8:53

9:20 上丹生登山口
9:22 9:22 屏風岩
10:07 10:07 こうもり穴
10:48 10:48 くぐり岩
11:35 11:35 横道分岐
12:00 12:05 広畑
12:38 12:38 井戸ヶ洞
13:02 13:02 柏原道八合目・四丁横崖
13:20 14:17 霊仙山避難小屋
14:24 14:24 経塚山
14:37 14:39 霊仙山
14:49 14:52 霊仙山最高点
15:03 15:03 経塚山
15:08 15:22 霊仙山避難小屋
15:31 15:34 柏原道八合目・四丁横崖
16:30 16:32 魔洞道口
16:32 16:45 うるしが滝
18:13 18:13 屏風岩
18:13 上丹生登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

Googleマップで「上丹生 屏風岩」を検索！

コース状況／危険箇所等

谷山谷コースは荒れており、崩落多数。
谷を進むので迷うことはありません。
しばらく大きな岩がゴロゴロの谷が続くので体力が必要です。

写真

5/31 9:17

谷山谷登山道へは上丹生登山口から！通行禁止だけあって誰もいません。

5/31 9:22

起点と記される石碑。1年以上も通行禁止が続けば踏跡くらい付いているでしょう。

5/31 9:25

林道が早速崩落・・・問題なく進みます。

5/31 9:27

2つ目の崩落は石垣を登り上へ。

5/31 9:30

砂防ダムを越えて枯沢へ入ります。

5/31 9:33

少し進んで対岸へ。

5/31 9:35

大きな岩がゴロゴロのダイナミックな枯沢登り。

5/31 9:43

谷をそのまま登り、案内も充実。不安はありません。

一瞬分からなかったパイプ製のベンチで小休止。

5/31 10:00

時間を掛けて水流に削られた岩々。

5/31 10:01

流線型を描く岩登りは不思議と疲れません。

5/31 10:07

奥を覗く気には慣れないこうもり穴。

5/31 10:10

この花の名は？

5/31 10:18

一面に広がる苔生す岩はまるでもののけの森のよう。

5/31 10:25

一ノ谷出合を超えて左岸へ進み、小曲の坂。

5/31 10:31

新緑の光が降り注ぎます。

5/31 10:45

ここが廊下岩・・・左にロープが見えますが谷が楽しいので谷を進んでしまいます。

5/31 10:45

これが廊下岩なのかな？

5/31 10:48

くぐり岩をくぐって振り返る。

5/31 10:49

前を向けば、再びもののけの森。「ここは三の谷です」の看板も。

5/31 10:56

山と高原地図で漆ヶ滝が近いので進むものの見つからず・・・場所がズレている？引き返します。(50分ロスト)

5/31 11:35

横道分岐からは一番の急登が続きます。

5/31 11:58

この辺りの長老かな？

5/31 12:01

横道分岐から30分で広畑へ。小休止。

5/31 12:03

広畑周辺はバイケイソウが広がります。

5/31 12:15

ゆったりした斜度の森林ウォーク。風も心地良い。

5/31 12:22

新緑の森は見ているだけで気持ち良くなります。

5/31 12:27

お山では初めて見るフジ。

5/31 12:29

「ここは美しが原です。」納得のお名前！

5/31 12:28

阿弥陀ヶ峰が正面にドンッ！

5/31 12:32

このお花の名は・・・？

5/31 12:34

お腹も空いてきたので井戸ヶ池、ひょうたん池はスルー。

5/31 12:38

井戸ヶ洞でまったりは終了！

5/31 12:41

再び谷を登ります。

5/31 13:02

河内・柏原登山道との合流地点、四丁横崖。腹時計が鳴るものの避難小屋まで我慢・・・。

5/31 13:02

西出商店提供の登山道略図。本当に助かります。

5/31 13:10

真っ青な青空の中、避難小屋へ向かいます！

5/31 13:13

避難小屋が見えた！シャリバテでこの坂がきつい！

5/31 13:20

前回もお世話になった避難小屋。風が強いので中で食事休憩。

5/31 13:21

ここからの景色は本当に素晴らしい。こちらは経塚山。

5/31 13:21

榑ヶ畑登山道方面。

5/31 13:21

最高点、山頂、経塚山

5/31 13:22

雲隠れしきれない伊吹山。

霊仙帳にブログのURLを残してきました。見てもらえるかな？

5/31 14:18

1時間しっかり休憩をとってまずは経塚山へ。

5/31 14:20

この見事なカレンフェルトを見せたかったんだ！

5/31 14:23

登りやすいカレンフェルトのおかげで5分で経塚山。

5/31 14:23

山頂へは一度降りての登り返しが必要です。

5/31 14:24

直接、最高点へも行けます。こちらは帰り道で。

5/31 14:34

山頂前小ピークの最高点・山頂分岐。

5/31 14:34

山頂は目前なのに足が重そう・・・駆け出そうよ！

5/31 14:37

霊仙山 二等三角点 「霊仙山」

5/31 14:39

釈迦ヶ岳で顔が険し過ぎて使えなかったことを反省しこのドヤ顔。100kgあっても登山はできます！

5/31 14:39

次は前回逃した最高点へ向かいます。

5/31 14:44

降り切って最高点を再び。

5/31 14:50

1年半越しに最高点も登頂成功！

5/31 14:48

最高点から山頂を振り返る。

5/31 14:49

こちらは西南尾根。次は榑ヶ畑から西南尾根の周回も良いかもしれない。

5/31 14:49

中央奥にひっそり見えるのが鈴鹿山脈最高峰の御池岳。

5/31 14:50

経塚山、避難小屋方面。

5/31 16:11

帰りは谷山谷登山道で下山します。谷の突き当たりの魔洞道口。

5/31 16:16

下では枯れていましたがこの辺りは水量豊富。

5/31 16:19

水流に勢いがあり、天然のウォータースライダーのよう！滑ったら血まみれですけど・・・

5/31 16:20

通行禁止だけあって崩落が続きます。ほぼ問題ありませんが迂回が必要な時は迂回路を探しましょう。

5/31 16:32

念願の漆ヶ滝に辿りつくことができました！が・・・遠い。

5/31 16:41

右手の斜面から滝壺付近へ行くことができます。

撮影機器：

iPhone 4S Apple

装備

個人装備

ザック 昼ご飯 行動食 ハイドレーション ガスカートリッジ 携帯 飲料

感想

いち

「垂井付近でファミリーハイク向けの山を教えて欲しい」
南宮山、松尾山、菩提山は登頂済。
伊吹山も良いけど、体力が必要なので霊仙山に決定。
今回は男3人でちょっとハードな谷山谷登山道で向かいます。

※谷山谷登山道は公式には通行禁止です。

●谷山谷登山道〜横道分岐
林道はすぐに崩落。1つ目は気にせず直進。2つ目は上へ抜けます。
砂防ダムを越えて枯沢登り。
長い年月を掛けて水流に削られた大きな岩を越えて行く
体力が必要なルートです。

山と高原地図、国土地理院地図では横道分岐から
すぐ漆ヶ滝があるように見えますが実際にはかなり奥にあります。
ちょっと寄るつもりで進むと痛い目を見るので注意してください。

●横道登山道
つづら折れの急登が続きます。
谷の岩場歩きで疲れた足にズシン！
30分ほどでバイケイソウの広がる広畑へ着けば
井戸ヶ洞まではなだらかな森林ウォークが楽しめる。

●井戸ヶ洞〜四丁横崖
狭い谷を渡渉を繰り返しながら進む。
ここは谷の中より岸の方が進みやすい。
谷の突き当たりが四丁横崖。

●避難小屋
風がうるさくなければ外で食事をしたい。
小屋内には仮眠室、霊仙帳、自由帳がある。

●経塚山・霊仙山・最高点
「小学生の子供を連れて来るならこの景色を見せてあげたい」
カレンフェルトの異世界感がたっぷりの景色にそう思った。
榑ヶ畑からのルートなら大丈夫だろうとお勧めしたものの
子供には難しいとパパさんの判断。
思惑が外れて少し残念。

予想通り、通行止めながらも迂回路の踏跡があり
特に困ることもなく山行を終えることができました。
唯一の誤算は漆ヶ滝。まさか地図が間違っているとは・・・
ちょっと寄るつもりが見つからずに往復・休憩込で50分もロスト。

写真には納めませんでしたがあちこちに鹿の骨や新しい足、頭が落ちていました。
熊がいるのかもしれませんね。

谷山谷登山道は谷内の岩歩きが本当に楽しいコースですが
その分、体力を要します。
横道登山道は急登を越えれば気持ちの良い森林ハイク。
いつまでも通行止めにしておくにはもったいない登山道でした。

よろしければブログにもお越しください。
高山と見まがう石灰岩高原！霊仙山 横道ルート〜谷山谷ルート
http://ichi-trekking.com/trekking/mountain/ryozenzan_suzuka/yokomichi-taniyamatani/