塔ノ岳でリタイア・丹沢山往復山行
- GPS
- 06:37
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,201m
- 下り
- 1,248m
コースタイム
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 8:19
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大倉尾根の花立山荘手前の階段から積雪あり。 午後は、堀山の家から下山路に所々の泥濘があった。 |
写真
感想
山岳ガイドブックに、「バカ尾根の愛称もある大倉尾根。高度を稼げば、展望抜群となる。」と紹介されている塔ノ岳(1491m)。その山頂から更に90分歩くと百名山の丹沢山(1567m)がある。
本日は、所属する山岳会の大倉登山口から塔ノ岳経由丹沢山への往復日帰り山行で、山行レベルは熟達者向きで、実歩8〜11時間位の山行Aレベル。
参加人数制限も有ったが、リーダーから参加OKをもらった。
しかし、塔ノ岳・丹沢の集合時間は、小田急小田原線渋沢駅に午前7時10分。
自宅から渋沢駅は遠く、午前2時30分起床、4時過ぎスタートで出発したものの、果たして、約40年振りの大倉尾根を、Aクラス参加の少数メンバーに付いて行けるのか? 約1か月前から階段昇降のトレーニングを重ねて準備して来たが、少し不安を持って参加。
大倉登山口バス停で、リーダーから配布されたメンバー表は15名。男性4名、女性11名。なんと50代以下の女性が約半数で、残り60代と70代。その最高齢が70代後半の女性。
その女性から、「あなたは見たことがないわよね。年齢はいくつなの?」と命令口調で聞かれ、返答にタジタジ。
そして、その女性曰く、「丹沢は登山キャリアじゃないのよ。パワーなのよ!」と温かく厳しいお言葉をいただきスタート。
登りは、花立山荘まで少し遅れながらも何とか最後尾に付いて、階段地獄のバカ尾根を登ったものの、同山荘から積雪があり、チェーンスパイクを装着して最後尾に付いて登っていたが、徐々に10〜20mと遅れはじめ、とうとう塔ノ岳山頂手前でグループのハイペースについて行けず、塔ノ岳山頂に約10分ほど遅れて登頂。
山頂からの眺望は、1年に1度遭遇できるかどうかの大パノラマで、富士山にも雲一つない大絶景。ほぼ360度の眺望があり、東側に大島や伊豆諸島がはっきり見え、南西に南アルプスの白銀の山々。北側は都心の大絶景。本当に素晴らし眺望が待っていた。
ここで約20分ほど休憩後、他のメンバーは丹沢山往復のためスタートしたが、これ以上は他のメンバーのハイペースに付いて行くことは不可能と悟り、リタイアして下山。
本当に、大倉尾根に必要な物は、パワーだと実感。
最後に大倉登山口に、我々が下山後、何と約50分後に降りて来た丹沢往復したメンバーの中に、70代後半の女性がトップグループに居たのに、2度の驚き。
大先輩の方々に負けないように、日々トレーニングをしなければと勉強した一日であった。
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