ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6576583
全員に公開
山滑走
妙高・戸隠・雨飾

笹倉温泉から火打山【敗退。。。】

2024年03月22日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:57
距離
8.5km
登り
631m
下り
626m
歩くペース
ゆっくり
1.71.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:20
休憩
0:39
合計
8:59
4:45
102
スタート地点
6:27
6:37
118
8:35
8:39
235
12:33
12:58
45
13:43
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
笹倉温泉日帰り入浴者用駐車場
コース状況/
危険箇所等
雪質でかなり状況は変化しそう。
昨日までの大雪(乾雪)で極上のフカフカ。
その分ラッセルで体力を根こそぎ削がれます。
例年の春雪ならばもう少し登りやすいとおもいます。
極上のパウダーを狙うなら今でも可能だが、ラッセルは膝上必須なのでパーティで交代して進むか単独ならもう少し雪がウェットで歩行しやすくなってからのほうが良いかと思います。
冬季長丁場のルートなので相当の体力が必要です。
その他周辺情報 秘湯笹倉温泉。750円。疲れ切った体に最高の癒し。
移動に時間がかかり当初予定より2時間遅れで出発。ここで火打山はあわよくば程度で目標を賽の河原に切り替え始める。
2024年03月22日 04:48撮影 by  IN2025, OnePlus
3/22 4:48
移動に時間がかかり当初予定より2時間遅れで出発。ここで火打山はあわよくば程度で目標を賽の河原に切り替え始める。
真っ暗な中雪が深々と降ってます
2024年03月22日 04:55撮影 by  IN2025, OnePlus
3/22 4:55
真っ暗な中雪が深々と降ってます
堰堤で入口が分からず迷う。
ここが入口だけど道だと気付けない
2024年03月22日 05:27撮影 by  IN2025, OnePlus
3/22 5:27
堰堤で入口が分からず迷う。
ここが入口だけど道だと気付けない
休憩
2024年03月22日 05:44撮影 by  IN2025, OnePlus
3/22 5:44
休憩
何の動物の足跡だろう
2024年03月22日 05:56撮影 by  IN2025, OnePlus
3/22 5:56
何の動物の足跡だろう
先はまだまだ
2024年03月22日 05:57撮影 by  IN2025, OnePlus
1
3/22 5:57
先はまだまだ
第一ゲート
2024年03月22日 06:28撮影 by  IN2025, OnePlus
1
3/22 6:28
第一ゲート
この山をスラローム状に歩行して超えます。フカフカ過ぎてここまでで時間的に賽の河原すらやばいと感じ始める。
2024年03月22日 06:28撮影 by  IN2025, OnePlus
3/22 6:28
この山をスラローム状に歩行して超えます。フカフカ過ぎてここまでで時間的に賽の河原すらやばいと感じ始める。
2回目の休憩。ここでエネルギーチャージ。剥き出しの木の根に僅かなスポットあり。万が一のビバークスポットとして使えそう
2024年03月22日 07:16撮影 by  IN2025, OnePlus
3/22 7:16
2回目の休憩。ここでエネルギーチャージ。剥き出しの木の根に僅かなスポットあり。万が一のビバークスポットとして使えそう
割と斜度のあるところを通過することもしばしば
2024年03月22日 07:52撮影 by  IN2025, OnePlus
3/22 7:52
割と斜度のあるところを通過することもしばしば
通過するとなんてことは道みたいに見えます。
帰りに通過したときにはここだけ小規模雪崩でトレースがなくなってました。。
2024年03月22日 07:54撮影 by  IN2025, OnePlus
3/22 7:54
通過するとなんてことは道みたいに見えます。
帰りに通過したときにはここだけ小規模雪崩でトレースがなくなってました。。
第二ゲート着。雪の音と息の音と歩行音だけの世界。しんど過ぎるけど自然との一体感を十二分に感じられるこの世界が好き
2024年03月22日 08:36撮影 by  IN2025, OnePlus
3/22 8:36
第二ゲート着。雪の音と息の音と歩行音だけの世界。しんど過ぎるけど自然との一体感を十二分に感じられるこの世界が好き
何の鳥か知ってる方教えて下さい🐦
2024年03月22日 08:40撮影 by  IN2025, OnePlus
3/22 8:40
何の鳥か知ってる方教えて下さい🐦
3回目の休憩。第二ゲートから雪がより深くなりペースはどんどん落ちてくる。スノーシューでは機動力が弱い。。。
2024年03月22日 08:48撮影 by  IN2025, OnePlus
3/22 8:48
3回目の休憩。第二ゲートから雪がより深くなりペースはどんどん落ちてくる。スノーシューでは機動力が弱い。。。
晴れ間が指し始めたと思いきやすぐにガスるの繰り返し
2024年03月22日 09:22撮影 by  IN2025, OnePlus
3/22 9:22
晴れ間が指し始めたと思いきやすぐにガスるの繰り返し
ここで賽の河原には辿り着けないと判断し撤退。
2024年03月22日 10:28撮影 by  IN2025, OnePlus
3/22 10:28
ここで賽の河原には辿り着けないと判断し撤退。
いくつか滑れそうなところはチェックしていたがそんな時に限って濃霧。トレースを追うのがやっとで滑るどころではない。。。
2024年03月22日 10:58撮影 by  IN2025, OnePlus
3/22 10:58
いくつか滑れそうなところはチェックしていたがそんな時に限って濃霧。トレースを追うのがやっとで滑るどころではない。。。
ここまできて下が晴れていることをようやく認識。結局第一ゲートのここしかボードの出番はなく、後はただただ荷物でした泣
僅かだけでもフカフカで楽しめて2回滑りましたw
2024年03月22日 12:54撮影 by  IN2025, OnePlus
3/22 12:54
ここまできて下が晴れていることをようやく認識。結局第一ゲートのここしかボードの出番はなく、後はただただ荷物でした泣
僅かだけでもフカフカで楽しめて2回滑りましたw
堰堤まで戻ってきました。始め堰堤の間道を登ってしまいました。あっちのほうが道でしょw
2024年03月22日 13:31撮影 by  IN2025, OnePlus
3/22 13:31
堰堤まで戻ってきました。始め堰堤の間道を登ってしまいました。あっちのほうが道でしょw
笹倉温泉まで少しだけボードを使用。楽しかった。
2024年03月22日 13:34撮影 by  IN2025, OnePlus
3/22 13:34
笹倉温泉まで少しだけボードを使用。楽しかった。
ここでボード終了。ほぼラッセルでめちゃくちゃ疲れた
2024年03月22日 13:42撮影 by  IN2025, OnePlus
3/22 13:42
ここでボード終了。ほぼラッセルでめちゃくちゃ疲れた
秘湯、笹倉温泉
2024年03月22日 14:25撮影 by  IN2025, OnePlus
3/22 14:25
秘湯、笹倉温泉
夕方晴れ始めた頸城山塊。
眺めていると無性にくやしくなってきたのでまた同じルートでリベンジです!
2024年03月22日 16:18撮影 by  IN2025, OnePlus
1
3/22 16:18
夕方晴れ始めた頸城山塊。
眺めていると無性にくやしくなってきたのでまた同じルートでリベンジです!

感想

失敗からこそ学べることが多い、まさにそんな経験ができました。
装備∶スノーシュー+パウダーボード
→スキー又はスプリットボードの方が絶対有利
食料∶行動食10個
→十分に準備したつもりがラッセルの消耗量からして足りなかった。遭難非常食(練乳)まで手を出しそうになった

全く歯が立たなかったルート。前日までの降雪でフカフカの反面ラッセル地獄で精魂尽き果てタイムリミット前に切り上げを決断。。スノーシュー膝ラッセルで一人でよくここまでで頑張ったと褒めるしかない。。。
誰かに代わってほしかった笑
食料についてもハンガーノックにならないようにエネルギーチャージしまくったけど疲労が勝ちっぱなしで、次第にこれ無理やー。と気持ちも消極的になってペースも上がらず。。。
決して少ないとは思わないけど装備に対しての食料としてはもっと工夫出来た気がします。
北面側冬季ルートを選んだ理由は、雪が溶けにくく、極上のパウダーを狙ったのと、近日の雪で南面側は雪庇が形成されて雪崩れやすくなってると思ったからです。北面も雪崩リスクはありますが堆積層が薄くなるので表層はあっても全層はない?と睨んで天気予報も回復見込だったので北面ルートを決行しましたが天気は雪。
やっぱり山は予報通りとはいかないなぁ。

スタートも遅れ、予定変更して賽の河原まで登って火打山、焼山の勇姿だけでも拝もうと挑みましたが、勇姿すら見えませんでした。
悔しさ反面、収穫は沢山ありました。
装備についてはシンプルに上記一言に尽きるが、今後自分がどのスタイルでBCをしたいかがよく理解出来ました。
このルートは長丁場で起伏が多いルートの為スキーヤー向けだと再認識。スノーボードで滑走すると今回の様な雪質ではフカフカ過ぎて斜度がない部分だと滑れないので板とスノーシューの付け替えを交互にするのは時間も労力もかかって仕方ない。今回のルートはスノーボーダーにとってはコンディションによって有利不利が都度変化するので不向きだ。
板を担いで登るスタイルはやはりアクセスが短く、スキー場からハイクアップするような山で多少コンディションが変わっても滑走出来るルートだろう。
それを身を持って理解出来た。
今後もこのようなルートや百名山でBCが出来る山はBCで攻略したいと考えているので自分に合うスタイルはスプリットボードだと理解しました。長距離の起伏でも登攀しやすいスキーシールの機動力を持ちつつ、滑走時のスノーボードの浮力を楽しみたい、細かいツリーではスキーにもなれる、これが自分のやりたいスタイルだと思いました。
そのためには小学校以来やっていないスキー技術も再度学ぶ必要がある。
丁度子供もスキーをやり始めたところなので来年は一緒にスキースクールからやり直そう。

齢40だが、今回の敗退を通して色々気付けたのでまだまだ出来ると思いました。
このルート、またリベンジします。
挑戦しないと得れない、これからも挑戦です!!

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:103人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら