高崎〜板鼻〜安中（中山道歩き旅第6回)

2024年04月06日(土) [日帰り]

• GPS: 07:19
• 距離: 25.0km
• 登り: 265m
• 下り: 104m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:09
• 休憩: 0:10
• 合計: 7:19

8:25 高崎駅
10:18 10:19 少林山入口バス停
10:31 10:36 少林山達磨寺
10:38 10:38 少林山入口バス停
10:46 10:46 八幡大門前バス停
11:46 11:50 板鼻宿
12:47 12:47 安中宿
15:44 ゴール地点

写真

高崎駅前発8時25分
高崎宿は中山道でも屈指の繁華な宿場であったが、大名、公家などが泊まる本陣、脇本陣は一軒もない。理由は藩主の居る城下に泊まる事を遠慮（敬遠）したことにあるとの由。

田町絹市場跡8時46分
田町絹市場は元禄時代に出来、問屋業者、仲買業者により毎月の市は賑わっていたと伝えられている。

番所跡9時03分

岡醤油醸造前9時06分
高崎宿のスポット地点を通過。

君が代橋9時20分
明治11年9月、明治天皇が北陸東海地方行幸の際、馬車でこの橋（当時は木橋）を渡られたことを記念して命名された。

上豊岡茶屋本陣跡9時52分
高崎宿と板鼻宿の間にあり、大名や公家のために食事、喫茶の提供をした所。

少林山達磨寺に向かう橋を渡る。10時13分

達磨寺は黄檗宗の名刹で「高崎のダルマ市」でも知られる。丁度60年前にこのお寺で一週間の合宿をしたことが懐かしく思い出された。
達磨寺に至る長い階段

禅道場:この道場で寝泊まりをした。

八幡神社前10時49分

安中市に入る。10時49分

碓氷川の土手道（ハイキングルート）を歩く。

板鼻宿本陣跡に着（現板鼻公民館）11時50分

皇女和宮宿泊所：和宮が江戸下向の際、板鼻宿に宿泊した時の建物が本陣跡地にほぼ当時のまま保存されている。

鷹之巣橋を通過12時08分

東邦亜鉛安中精錬所の巨大な施設
安中公害訴訟（1937年〜1986年）の因となった精錬所

安中宿本陣跡（現安中郵便局）12時46分

安中宿中心地付近12時55分
安中藩の武家屋敷が近くにあり、往事はこの辺りが安中宿の中心であったと思われる。

新島襄旧宅13時19分
新島襄の父母、祖父母等の居宅。新島襄本人はこの家に住んではいなかったが、明治7年（1874）11月アメリカ留学から帰郷後3週間程をこの家で過ごしキリスト教の伝道に努めたとされる。

旧宅内部:下級武士の住まいらしく質素な建物

安中市原市の杉並木13時49分
最盛期には700本あまりの杉の並木があったとされるが、現存するものは数十本となってしまったようだ。

明治天皇原市休息所14時13分

感想

kmt

午前中は曇り空だったが昼過ぎから日差しに恵まれた。烏川に架かる君が代橋を渡ると旧中仙道沿いに存在した茶屋本陣等の施設が比較的良く保存されている。途中寄り道をして少林山達磨寺を60年振りに訪ねた。また安中市の新島襄旧宅も見学したい場所だったので念願を果たせた。安中原市の杉並木も規模は縮小したものの見所の一つと感じられた。明日は難所の碓氷峠越を控えるのでホテルでゆっくり休養を取った。