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記録ID: 663107
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ハイキング
丹沢

ザレの沢右岸の尾根〜大室山〜手沢の左岸の尾根

2015年06月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:46
距離
9.1km
登り
1,142m
下り
1,118m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:22
休憩
0:23
合計
6:45
8:10
12
8:22
8:22
7
8:29
8:31
3
8:34
8:34
10
8:44
8:45
7
8:52
8:52
122
10:54
11:04
50
11:54
11:55
20
12:15
12:24
7
12:31
12:31
138
14:49
14:49
6
天候 山の上は霧の中。下はくもり時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
用木沢出合の駐車スペース
今日はちょっと遅めで8時ころの用木沢出合。直後に来た車でほぼいっぱいかな?
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今日はちょっと遅めで8時ころの用木沢出合。直後に来た車でほぼいっぱいかな?
モロクボ沢出合。下は晴れてましたが。
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モロクボ沢出合。下は晴れてましたが。
登山道が最後にザレの沢を渡るところの堰堤。
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登山道が最後にザレの沢を渡るところの堰堤。
白石峠への登山道はここから左に折れて山腹を登りますが、自分たちはまっすぐザレの沢を遡行。
白石峠への登山道はここから左に折れて山腹を登りますが、自分たちはまっすぐザレの沢を遡行。
ザレの沢の様子。
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ザレの沢の様子。
広く明るい本ザレの入り口。右の沢を登ると、破風口に行けるはず。
広く明るい本ザレの入り口。右の沢を登ると、破風口に行けるはず。
本ザレの入り口の少し上。明るいガレ沢の左横にコージロ沢。ここを遡行します。ちなみにさらにこの左には走水沢が合流してる。
本ザレの入り口の少し上。明るいガレ沢の左横にコージロ沢。ここを遡行します。ちなみにさらにこの左には走水沢が合流してる。
この湧き水から上は涸れ沢(と思ったら、もう少し上ではちょっと流れてました)。
この湧き水から上は涸れ沢(と思ったら、もう少し上ではちょっと流れてました)。
コージロ沢の様子。
コージロ沢の様子。
神奈川県の天然記念物、菫青石があちこちに転がっています。
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神奈川県の天然記念物、菫青石があちこちに転がっています。
コージロ沢の様子。
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コージロ沢の様子。
大きな菫青石。以前見たのと同じだと思うけど、ずいぶん埋まりつつあるような。
大きな菫青石。以前見たのと同じだと思うけど、ずいぶん埋まりつつあるような。
大きな菫青石のところから、小さな尾根によじ登って、ザレの沢の右岸尾根を目指す。四つんばい状態。
大きな菫青石のところから、小さな尾根によじ登って、ザレの沢の右岸尾根を目指す。四つんばい状態。
途中、右手の沢を見る。この小さな沢が、もしかしたら菫青石の露頭のあった沢かもしれない。
途中、右手の沢を見る。この小さな沢が、もしかしたら菫青石の露頭のあった沢かもしれない。
小尾根の登攀。
ザレの沢の右岸尾根に到着。広くて平らでした。
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ザレの沢の右岸尾根に到着。広くて平らでした。
赤テープと踏み跡があった。篠大慈沢側はしばらく植林。植林地を過ぎると、踏み跡というか、獣道風に。
赤テープと踏み跡があった。篠大慈沢側はしばらく植林。植林地を過ぎると、踏み跡というか、獣道風に。
こんな感じ。昨日の雨のせいか、どろどろで滑る。
こんな感じ。昨日の雨のせいか、どろどろで滑る。
こんな明るい場所もある。
こんな明るい場所もある。
登攀の様子。ここも結構急な尾根が続く。
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登攀の様子。ここも結構急な尾根が続く。
大分上に登ってきた。
大分上に登ってきた。
もうすぐ前大室の稜線。破風口と前大室の間の、二重山稜みたいになったところに出ました。
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もうすぐ前大室の稜線。破風口と前大室の間の、二重山稜みたいになったところに出ました。
登山道と合流したところ。
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登山道と合流したところ。
粘菌かと思ったら、樹液酵母というものらしい。樹液が天然の酵母で発酵し、赤カビがついたものという。山ではよく見かけますよね。
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粘菌かと思ったら、樹液酵母というものらしい。樹液が天然の酵母で発酵し、赤カビがついたものという。山ではよく見かけますよね。
破風口。
バイケイソウが咲き始めていました。
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バイケイソウが咲き始めていました。
大室山のブナの森。ところどころ、バイケイソウやアザミなどが生い茂って、登山道を覆い隠していました。歩くと痛い(^^;
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大室山のブナの森。ところどころ、バイケイソウやアザミなどが生い茂って、登山道を覆い隠していました。歩くと痛い(^^;
霧の木道。
昨年の登山道整備でできたもの? 大室山の頂上には山梨百名山の山名標がふたつあるけど、それに対抗するように、神奈川県による山名標が(^^; 標識多すぎ。
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昨年の登山道整備でできたもの? 大室山の頂上には山梨百名山の山名標がふたつあるけど、それに対抗するように、神奈川県による山名標が(^^; 標識多すぎ。
犬越路への登山道。階段が多くできていました。まだ新しい。
犬越路への登山道。階段が多くできていました。まだ新しい。
異彩をはなっていた不思議な植物。ツチアケビのつぼみのようです。
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異彩をはなっていた不思議な植物。ツチアケビのつぼみのようです。
手沢の左岸尾根。最初は土の急斜面ですが、1100mあたりから、白ザレが出てきます。
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手沢の左岸尾根。最初は土の急斜面ですが、1100mあたりから、白ザレが出てきます。
尾根の様子。ずっと下まで先行して、シカと思われる足跡が。
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尾根の様子。ずっと下まで先行して、シカと思われる足跡が。
下るにしたがって、段々ヤセてくる。白ザレ地帯は崩れやすいので、ヤセますね。
下るにしたがって、段々ヤセてくる。白ザレ地帯は崩れやすいので、ヤセますね。
でも白ザレがあると、西丹沢に来た気分が出ます。
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でも白ザレがあると、西丹沢に来た気分が出ます。
812直前の急斜面下りあたりから、812を越えてしばらく、結構な難所が続きます。崩れやすい斜面のトラバース。
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812直前の急斜面下りあたりから、812を越えてしばらく、結構な難所が続きます。崩れやすい斜面のトラバース。
最後、尾根は岩で下れないので、左に逃げます。用木沢出合の車が見えてきた。
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最後、尾根は岩で下れないので、左に逃げます。用木沢出合の車が見えてきた。

感想

ザレの沢の菫青石露頭を経由して、ザレの沢の右岸尾根を登り、大室山を経て、用木沢出合の裏手の尾根(手沢という沢の左岸尾根)を下ってきました。
山の上部はずっと雲の中で、霧の中。下は晴れてたみたいですね。

以前行ったコージロ沢(孫六沢ともいうらしい)から左に入った小沢の菫青石露頭までは、沢が以前に比べて大分荒れていたので、結局行けず。このあたりは小沢と小尾根が複雑に入り乱れていて、同じところに行く自信はありません。大きな菫青石のところまでは何とか行けました(場所については、奥村清編『神奈川県 地学のガイド』コロナ社を参照。ただし、現地の状況は本の説明とはもうまるで変わってますけど(^^;)。
白石沢同様、晶質石灰岩の多い沢です。ちなみに、行っても石を採取しちゃダメですよ?(誰でも手に入る本に場所が詳細に説明されているので、GPSも載せます。ただ、沢では大分滅茶苦茶な軌跡になってるから参考にはならないと思うけど)

コージロ沢から小尾根を通って、ザレの沢と篠大慈沢の間の大尾根に登り、前大室近くの稜線まで登りました。
途中、空気が震えるような、牛の鼻を鳴らすような音が何度か聞こえましたが、あれはシカかカモシカでしょうか? クマ?

次に、破風口を通って大室山を往復。大室山の頂上は、標識類が多すぎです(^^;
どうやら新しく、神奈川県により大室山の山名標が立てられていました(そういえば昨年、神ノ川で大室山登山道整備のためのヘリによる荷揚げを見物しましたが)。山梨県による山名標(山梨百名山)がなぜかふたつも立っているのに対抗したんでしょうかね(^^;

犬越路への登山道(ここも整備されて、木の階段が多く出来ていました)から、用木沢出合の裏手に続く尾根に入りました。
稜線直後は土の急坂、1100m付近から白ザレが現れ、特に尾根下部はかなりヤセていて、踏み跡を辿ると尾根上でなく少し下をトラバースしている箇所が多く、地図上で考えるより結構な難所でした。
でも、難所だけでなく、広く明るい平坦地もあって、バラエティにとんだきれいで楽しい尾根でした。

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