谷川 岩合宿
- GPS
- 56:00
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 2,195m
- 下り
- 2,212m
天候 | 晴れ 雷雨 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
前回の烏帽子岩の快適さに誘われて合宿に一の倉を選んだ。
八王子から通われて精通した先輩S氏もいらしたので事はうまく運ぶのかと思った。
処がテールリッジと呼ばれるところが、地元の方は慣れているのですごいスピードで登って行く。
それに合わせると結構怖い。
まだそれは良い。取りつきあたりに飛んでくる落石の唸り。
これが尋常ではないが、S氏は「まあこんなもんだよ」と落ち付いていらっしゃる。
ヘリコプターみたいに回転音がしたりしてホントに恐ろしい。
辺りがきな臭い。
S氏曰く、「落石の合間をうまく縫って登るのだ」「ホエー!」
凹状を登るつもりだったが取りつけなくて変形チムニーを登ると
今度は雷鳴が、、、、うわー、すげー雨。
あっという間に雷雨が谷を飲み込んだように襲って。
対岸のスラブ郡は滝に、、、いやー凄い迫力。しばし見とれる。
なるほど、これじゃのこのこしてたらやられるわ。
次の日は、じゃー空いてる幽の沢に行こうと出かけた。早くに出かけた。
「空いてる。空いてる。」適度な左方ルンゼに入る。
快適快適!ところが、昨日より早く雷雨が始まりルンゼ内は滝になった。
激しい沢登りですね。なんて最初は冗談が言えていたが、
さすがに水流が顔にかかるようになると恐ろしい。
もし石が流れてきたらと思うとぞっとする。
屈曲点でなんとかやり過ごした後、懸垂で降りる。
なんとも厳しい合宿になってしまった。
それ以降、谷川からは離れた。冬季の登攀を考えれば良かった。
と思ったのは33年後の東尾根を登ってからだった。
もうおそらく冬の烏帽子、衝立、スラブを登ることは無いと思う。
おそらく、、
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