谷川岳BC 雨&ホワイトアウト芝倉沢
- GPS
- 07:20
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,528m
- 下り
- 1,532m
コースタイム
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 7:20
天候 | 晴れ→曇り ※稜線は雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
# 一ノ倉岳までシール登行。熊穴沢の頭付近は岩場露出でツボ足通過。 # スタートから固く終始クトー付けっぱなし。 # マチガ沢付近は渡渉、その後も何度か渡渉あり両足水没 |
その他周辺情報 | ♨️鈴森の湯@900円 |
写真
装備
個人装備 |
BLIZZARD Rustler10
アイゼン未使用
|
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感想
金曜日に大雨降って、土曜日は日本海側は晴れるが風が強い予報。東北遠征を計画していたが強風予報により止め。久しぶりにチャリトレしようかと思ったがさいたま25℃の夏日予報…汗だくで消耗しそうなのでやっぱりスキー、まだ3月なんだから滑らなくちゃ。谷川周辺が風がましな予報なので行き慣れた芝倉沢。大雨&高温でコンディションがどうなっているか観察に行こう。
晴れ予報で雪が腐ると最後の湯檜曽川が辛いので、気持ち早めの4時30分ロープウェイ駐車場出発。田尻沢入口から雪がカチカチなのでクトー。雪面に軽く板を叩きつけて歩かいないとクトーが弾かれる。1時間も登れば明るくなり天神平が目の前。天神平で日の出、快晴天気でトマオキがうっすら赤く染まった。巻機山方面にグレーの雲がかかっていて、谷川セーフでラッキーと思っていたら、稜線にどんどん雲が湧いてきて肩の小屋手前でホワイトアウト。幸い斜面はシール&クトーがよく効くため問題なくスキーのまま肩の小屋。視界ないので小屋入って入り口でおにぎり休憩するが晴れそうにない。虚無なトマオキ踏んで一ノ倉岳へ。5mくらい先までしか見えないので、稜線寄りすぎ注意で進む。コルへの降りはカニ歩きで下降、間違いなくアイゼンに履き替えた方が早いが、スキーヤーの意地(重いのでシートラしたくない)でカニ歩きで標高落とす。鎖場もスキーで何とかカニで通過してコル。ガスったおかげでクトーが効いて歩きやすい。何も見えないまま一ノ倉岳ピーク。少し進んだ先で滑走準備、風は強くなく10m/s未満。
ホワイトアウト特濃&沢地形なので目印になるものが何も無く、足元しか見えない。横滑り筋トレで標高落とす、斜面は緩んでいるので緊張感は薄い。少し下れば視界出てくるだろうと思ったが甘かった、ノド過ぎてもホワイトアウト継続。縦溝斜面だが固くないので溝を目印にショートターン、武能岳側の谷という谷からデブリが出ている、谷を覆い尽くすようなものはなかったので開いている右側縦溝斜面を下っていく。Co1100mまで落としてようやくホワイトアウト解放、標高差850mの横滑り筋トレクリア。芝倉沢下部は両側からデブリが谷まで流れ込んでいて心臓に悪い。最下部はデブリで覆い尽くされていたので右の台地に乗ってトラバース、虹芝寮まで来れば一安心。スキーで粘って滑らなくなったところで片足シール、日射なくストップスノー回避でスイスイ走らせる。一ノ倉沢はスキー脱いで渡渉、マチガ沢手前で大きく雪ぎれで長めの渡渉で左足水没。その後も何度か雪ぎれあり、結局両足完全水没。国道出てシートラで駐車場まで登り返して周回完了。
水没した足が冷えたので鈴森の湯で温まってから帰宅。下界は予報通り晴れ&ぽかぽか天気。冬の終わりを認めるようでカークーラー我慢していたが、沼田あたりで我慢の限界迎えエアコン入れて快適。半袖短パンな3月末となった。
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