釜伏山から金尾山 〜桜散り、ツツジ燃え〜

2024年04月19日(金) [日帰り]

• GPS: 07:25
• 距離: 18.0km
• 登り: 783m
• 下り: 781m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:26
• 休憩: 1:00
• 合計: 7:26

8:16 野上駅
9:47 9:55 岩根神社
10:36 10:37 植平峠
10:47 10:47 葉原峠
10:56 10:56 仙元峠
11:07 11:14 塞神峠
11:44 11:45 釜山神社
11:55 11:55 釜伏山
12:39 12:41 名水日本水道標(分岐)
12:46 12:47 花山コース分岐
13:02 13:02 日本の里 観光案内所
13:13 13:14 日本の里 風布館
14:04 14:09 風のみち歩道入口
14:10 14:16 夫婦滝
14:36 14:36 金尾山つつじ公園駐車場
14:44 15:11 金尾山
15:25 15:26 金尾山つつじ公園駐車場
15:42 15:42 波久礼駅
15:42 ゴール地点

天候

晴れ時々うす曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

行き　秩父鉄道野上駅(スタート)
帰り　秩父鉄道波久礼駅(ゴール)

コース状況／危険箇所等

特に危険箇所等はなかったです。

その他周辺情報

金尾山つつじ祭り(寄居町)
https://www.town.yorii.saitama.jp/soshiki/13/kanaoyamatsutsuzimatsuri.html

写真

4/19 8:10

秩父鉄道野上駅に着きました。「日本の故郷」のような風情がありました。

4/19 8:26

高砂橋からの荒川を見下ろします。この橋が長瀞ライン下りの終点になっています。

4/19 8:30

法善寺はシダレザクラで有名ですが、ほぼ終わっていました。

残った花が、静かに淡く咲いていました。

4/19 8:45

桜の花びらが空に舞っていました。

儚くも美しい瞬間を彩っていました。

零れ桜（こぼれざくら）とは、満開の桜が散る様子を表現しています。

4/19 9:01

4/19 9:13

マルバスミレが、群れて咲いていました。

4/19 9:15

シャガ

4/19 9:17

シロヤブケマン

フモトスミレ

4/19 9:23

馬頭観音がぽつんと。

4/19 9:46

岩根神社のツツジ園は、ひさしく休園のようです。

4/19 9:55

休憩舎で寛ぐことにしました。

ツツジはちらほらと咲いていました。

4/19 9:56

岩根神社の社殿

イカリソウ

チゴユリ

4/19 10:49

葉原峠に着きました。

4/19 10:50

石仏も置かれています。

チゴユリ

4/19 11:01

ヤマブキソウ

4/19 11:11

塞神峠の「塞神」とは、境界の道祖神を意味し、秩父と外秩父を分ける尾根上に位置する峠とのことです。

4/19 11:22

両神山は特徴ある山容です。

4/19 11:23

その拡大版です。

4/19 11:24

宝登山の彼方には、城峯山の双耳が目に付きます。

4/19 11:30

展望地には休憩舎があります。

この日は風が強く、大きく揺れていました。

ジュウニヒトエ

4/19 11:44

釜山神社は、日本武尊が東征の際に立ち寄り、山頂で粥を炊き、その釜を御神体の岩上に伏せてお祈りしたことに起因するそうです。

4/19 11:50

釜山神社奥の院に向けて、鳥居をくぐりますと「天狗松休憩地」があります。

4/19 11:56

見晴台休憩地から、赤城山、榛名山本面を望みます。

4/19 12:10

アカヤシオは咲いていませんが、ミツバツツジが彩を添えていました。

4/19 12:25

4/19 12:00

4/19 12:31

キケマン

4/19 12:31

蛇紋岩の露岩です。

「日本の里」は、地域おこしの一環として開設され、風布館では、手打ちうどんやそばを提供していました。

水車小屋、バーベキュー場等の施設もあり、サクラも満開でした。

昨年は水芭蕉を見ましたが、風布館の方に聞くと、苦情もあって取り払ったとのことでした。

4/19 13:15

姥宮（とのみや）神社に立ち寄りました。

4/19 13:17

「神潜りの岩穴」では胎内くぐりができ、疱瘡、麻疹に罹患しないとされています。

4/19 13:19

「風の道」に入ります。風布川に沿って左岸、右岸をたどる、1.5kmの遊歩道になっています。

ニリンソウが広がっていました。

風布川沿いの「風のみち歩道」を進みます。

4/19 14:17

「夫婦滝」は、2本の滝が寄り添うように流れ落ちています。

4/19 14:53

《金尾山のツツジ》
金尾山は別名つつじ山とも呼ばれています。

《金尾山のツツジ》
受付で200円の活動協力金を払って入山しました。

《金尾山のツツジ》
山頂へは、階段の続く表参道のほか、迂回しながら緩やかに登っていく、南参道、北参道があります。

4/19 14:53

《金尾山のツツジ》
金尾山は戦国時代には、鉢形城の支城である要害山城が置かれていました。

《金尾山のツツジ》
本丸は頂上にあったとされ、今はそこに展望台が建っています。長瀞町側も広く見渡せました。

4/19 15:09

《金尾山のツツジ》
波久礼駅、寄居橋、玉淀湖などの寄居町側も展望できます。

4/19 15:12

《金尾山のツツジ》
約1万株のツツジが自生しています。

《金尾山のツツジ》
樹齢200年を超える老木もあります。

4/19 15:06

《金尾山のツツジ》
燃えるように鮮やかです。

《金尾山のツツジ》
鮮やかな赤色は、山が情熱的なエネルギーで満ちあふれているかのようです。

《金尾山のツツジ》

《金尾山のツツジ》

《金尾山のツツジ》

《金尾山のツツジ》

《金尾山のツツジ》

《金尾山のツツジ》

《金尾山のツツジ》

《金尾山のツツジ》

《金尾山のツツジ》

《金尾山のツツジ》

4/19 15:11

《金尾山のツツジ》

4/19 15:19

《金尾山のツツジ》

4/19 15:19

《金尾山のツツジ》

4/19 15:19

《金尾山のツツジ》

4/19 15:42

寄居橋を渡れば波久礼駅に出ます。北村西望の句碑「波久礼から日暮れて梅の花白し」、「波久礼から河や桜などぶらりぶらり」が建っていました。

撮影機器：

Xperia XZ3 SO-01L docomo SONY

RICOH WG-7 リコー

感想

OLTA

桜が散り、ツツジが真紅に燃え、美しさの対比に心を打たれました。
空に舞う桜の花びらは、儚くも美しい瞬間を彩り、風に乗って舞い上がっていました。「世の中をなになげかまし山桜花見るほどの心なりせば」(紫式部)。山桜を見ているときの気持ちになれば、世の中を辛いものと嘆くことはないでしょう。
一方、ツツジの鮮やかな赤は、山肌に燃え盛る炎のように映え、風に揺れる姿はまるで火の精が踊るかのようでした。