別子銅山跡 日浦登山口から。 四国遠征の三日目。3/5

2024年04月27日(土) [日帰り]

• GPS: 05:11
• 距離: 7.7km
• 登り: 597m
• 下り: 601m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:37
• 休憩: 0:31
• 合計: 5:08

9:14 スタート地点
9:17 9:30 日浦登山口
10:33 10:39 ダイヤモンド水
11:43 11:55 別子銅山発祥の地
12:11 12:12 銅山越
12:57 12:58 銅山越
13:55 13:56 ダイヤモンド水
14:24 日浦登山口

天候

朝から小雨、霧。　石鎚山系は諦めて、別子銅山跡を登る。天候次第で西赤石山へ。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国民宿舎石鎚から長沢ダム湖に沿って大川村から日浦を目指す。　大川村ー日浦は凄まじい悪路で、寒風山トンネルを越えて西条経由のほうが安全だ。距離は走るが安全安心ドライブだ。

コース状況／危険箇所等

住友林業が銅山の祖業の地を管理しているだけの事はある。良く整備されている。

その他周辺情報

木の香温泉　道の駅の宿泊施設に宿泊。
温泉、料理ともに素晴らしい。5月いっぱいで地元自治体との関係で完全休業との事。　惜しい。　残念だ。

写真

4/27 7:22

大川村へ向かう途中、　橋の上で思わず車を止めた。　ひと気はないが大歩危小歩危に勝るとも劣らない。

4/27 7:24

それは奥吉野渓谷。
甌穴までは見に行く時間が無い。　次回。

4/27 7:39

小金滝。全容が見えていないが落差100mを超える大滝だ。

4/27 8:01

大北川渓谷というらしい。

雨支度をして小降りになるのを待つ。

4/27 9:38

こんな山路を登ってゆく。

4/27 9:44

寺院跡や墓地跡の石垣を越えると次は学校跡の石積みだ。

4/27 9:51

小足谷集落跡と醸造所跡。味噌と醤油の製造だけでなく日本酒まで醸造していた。「ヰげた正宗」別名、鬼ころしと呼ばれ最盛期には年間100,000リットルも造っていた。

4/27 9:53

接待所。なかなか見事な煉瓦積みだ。

4/27 10:07

小学校と測候所跡。

4/27 10:09

苔むした石積み。

4/27 10:12

小足谷川、豊富な水量だ。

4/27 10:17

何段もの滝のように流れる。

4/27 10:25

高橋製錬所と沈殿工場跡の石垣。
遠方の白い看板は、「別子鑛山住友私立病院跡」

4/27 10:37

ダイヤモンド水。
ダイヤモンドを散りばめた掘削機の先端が千切れて地中深くに眠っているらしい。

4/27 10:50

江戸時代の六角形の坑木。

4/27 10:57

金庫跡。

4/27 11:00

別子銅山の鳥瞰図。

4/27 11:04

第一通洞南口。別子銅山の北側へ抜けるトンネル。　石畳ならぬ煉瓦畳だ。

4/27 11:23

目出度待ち入口。別子の中枢で上部に勘場があった。厳重な警備で銅蔵、食糧庫、資材庫、来客接待所などがあった。下の目出度町にはデパート、料亭、商店街、饅頭屋、郵便局、小学校など下町を形成していた。

4/27 11:39

排気斜坑。

4/27 11:47

別子の本鋪(ほんじき)。生産の中心となった生産坑。歓喜間符( 歓喜坑)。

4/27 11:48

歓東間符。

4/27 11:56

西赤石岳は霧の中。

4/27 12:08

銅山越に到着。

4/27 12:17

東国ミツバツツジ。

4/27 12:21

スミレの一種。

4/27 12:22

あけぼのツツジ。

4/27 12:26

天満山を今日のゴールとしよう。

4/27 12:36

これもスミレも一種だな。

4/27 12:37

ランチ。

4/27 13:00

花の先端に水滴。

4/27 13:22

牛車道方向へ。途中から送電線鉄塔経由で下山。結構厳しい道だった。

4/27 13:23

タラの芽。　目で見て楽しむ。

4/27 13:32

大山積神社。

4/27 13:36

木道。

4/27 13:41

ステップの整備状況。完璧。

4/27 14:11

煉瓦積みまで降りてきた。

4/27 18:14

木の香温泉で宿泊。ご飯が美味しい。
明日は好天、石鎚山へ行こう。

撮影機器：

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple

感想

World_of_walk

別子銅山跡は中々見応えがある。　江戸中期から戦後の昭和まで操業していた。商店街、学校、寺、酒造り、劇場などまさに街を形作っていた。住友の歴史、底力を感じるし、莫大な富をもたらしたに違いない。
天候が悪く西赤石山には登れなかったが大満足の山行(史跡見学) だった。