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Yamareco

記録ID: 674856
全員に公開
ハイキング
大峰山脈

オオヤマレンゲ咲く八経ヶ岳

2015年07月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:32
距離
11.0km
登り
1,166m
下り
1,159m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:45
休憩
0:47
合計
5:32
8:50
8:51
20
9:11
9:12
25
9:37
9:38
38
10:16
10:17
3
10:20
10:21
4
10:25
10:25
36
11:01
11:26
18
11:44
11:45
5
11:50
12:02
30
12:32
12:33
21
12:54
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12
13:06
13:08
34
13:42
13:43
0
13:43
ゴール地点
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
行者還トンネル西口の弥山登山口駐車場を利用(1000円)
今日はオオヤマレンゲ目当てに八経ヶ岳へ。行者還トンネル西口から往復します。沢に沿って歩き始め、
2015年07月12日 08:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7/12 8:10
今日はオオヤマレンゲ目当てに八経ヶ岳へ。行者還トンネル西口から往復します。沢に沿って歩き始め、
木橋を渡って尾根に取り付くと、
2015年07月12日 08:15撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/12 8:15
木橋を渡って尾根に取り付くと、
ヤマジノホトトギスが出迎えてくれます。
2015年07月12日 08:19撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4
7/12 8:19
ヤマジノホトトギスが出迎えてくれます。
苔むした斜面に林立するヒメシャラを横目に登っていくと、
2015年07月12日 08:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/12 8:26
苔むした斜面に林立するヒメシャラを横目に登っていくと、
屈曲したヒメシャラがまるでベンチのようですが、まだ休憩するには早すぎます。
2015年07月12日 08:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7/12 8:29
屈曲したヒメシャラがまるでベンチのようですが、まだ休憩するには早すぎます。
木の根を踏み台にして、小石混じりの急登を続けます。やがて笹原にシロヤシオの灌木が目立つようになると、
2015年07月12日 08:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7/12 8:39
木の根を踏み台にして、小石混じりの急登を続けます。やがて笹原にシロヤシオの灌木が目立つようになると、
ほどなく、稜線上の奥駈道出合に達します。
2015年07月12日 08:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7/12 8:53
ほどなく、稜線上の奥駈道出合に達します。
稜線上は、時おり涼風が吹き抜け快適な道。
2015年07月12日 08:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/12 8:55
稜線上は、時おり涼風が吹き抜け快適な道。
奥駈道の第56番靡、石休ノ宿に達します。
2015年07月12日 09:03撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7/12 9:03
奥駈道の第56番靡、石休ノ宿に達します。
三角点の置かれた弁天の森を通過し、
2015年07月12日 09:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7/12 9:11
三角点の置かれた弁天の森を通過し、
ブナやミズナラの樹林の中を進みます。伐採地の小広場からは目指す八経ヶ岳と弥山が見えるはずですが、すっかりガスに覆われているようです。
2015年07月12日 09:15撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7/12 9:15
ブナやミズナラの樹林の中を進みます。伐採地の小広場からは目指す八経ヶ岳と弥山が見えるはずですが、すっかりガスに覆われているようです。
林床の苔の絨毯を彩るのはコナスビ。
2015年07月12日 09:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7/12 9:26
林床の苔の絨毯を彩るのはコナスビ。
やがて、バイケイソウの群落に差し掛かると、
2015年07月12日 09:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7/12 9:37
やがて、バイケイソウの群落に差し掛かると、
緑白色の花が咲き始めています。
2015年07月12日 09:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/12 9:38
緑白色の花が咲き始めています。
大峰修験道を再興した理源大師の坐像を横目に、聖宝ノ宿跡を通過すると、
2015年07月12日 09:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7/12 9:39
大峰修験道を再興した理源大師の坐像を横目に、聖宝ノ宿跡を通過すると、
聖宝八丁の急登に差し掛かります。
2015年07月12日 09:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7/12 9:44
聖宝八丁の急登に差し掛かります。
ジグザグを切りながら高度を稼ぎ、
2015年07月12日 09:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7/12 9:53
ジグザグを切りながら高度を稼ぎ、
木製階段を登ります。
2015年07月12日 10:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/12 10:00
木製階段を登ります。
足下にオトギリソウを見つけ、
2015年07月12日 10:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7/12 10:10
足下にオトギリソウを見つけ、
緑濃い尾根道を登っていきます。いつの間にかガスは吹き飛ばされたようで、頭上には青空が広がります。
2015年07月12日 10:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/12 10:11
緑濃い尾根道を登っていきます。いつの間にかガスは吹き飛ばされたようで、頭上には青空が広がります。
弥山小屋に辿り着くと、休まずにその足で弥山に向かいます。鳥居をくぐって狼平に下る道を見送ると、
2015年07月12日 10:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/12 10:18
弥山小屋に辿り着くと、休まずにその足で弥山に向かいます。鳥居をくぐって狼平に下る道を見送ると、
わずかで、天河弁財天社奥宮が鎮座する弥山の頂上に到着します。
2015年07月12日 10:20撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/12 10:20
わずかで、天河弁財天社奥宮が鎮座する弥山の頂上に到着します。
弥山小屋に引き返すと、続いて八経ヶ岳に向かいます。立ち枯れ林越しに対面しながら、
2015年07月12日 10:28撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/12 10:28
弥山小屋に引き返すと、続いて八経ヶ岳に向かいます。立ち枯れ林越しに対面しながら、
鞍部まで下ります。登り返すと、
2015年07月12日 10:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7/12 10:34
鞍部まで下ります。登り返すと、
鹿避けのネットフェンスをくぐって、いよいよオオヤマレンゲ自生地に入ります。まずはカラマツソウや、
2015年07月12日 10:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7/12 10:38
鹿避けのネットフェンスをくぐって、いよいよオオヤマレンゲ自生地に入ります。まずはカラマツソウや、
サンカヨウの実が現れますが、これは前座に過ぎません。先に進むと、
2015年07月12日 10:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7/12 10:38
サンカヨウの実が現れますが、これは前座に過ぎません。先に進むと、
ついに大峰の名花にして、天女の花と称されるオオヤマレンゲとのご対面です。
2015年07月12日 10:46撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/12 10:46
ついに大峰の名花にして、天女の花と称されるオオヤマレンゲとのご対面です。
淡紅色の花芯をわずかにのぞかせながら、俯き加減に咲く純白の花。その姿は、羽衣をひらひらとたなびかせながら舞う天女を思わせ、天女の花というのも頷けます。
2015年07月12日 10:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/12 10:51
淡紅色の花芯をわずかにのぞかせながら、俯き加減に咲く純白の花。その姿は、羽衣をひらひらとたなびかせながら舞う天女を思わせ、天女の花というのも頷けます。
こちらはまだ蕾のもの。あと何日ぐらいで咲くのでしょうか。
2015年07月12日 10:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/12 10:51
こちらはまだ蕾のもの。あと何日ぐらいで咲くのでしょうか。
枯れてもなお気品を感じさせます。
2015年07月12日 10:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7/12 10:41
枯れてもなお気品を感じさせます。
オオヤマレンゲ自生地を通り抜けて、大峰山脈最高峰、すなわち近畿地方最高地点である八経ヶ岳の頂上に到着します。
2015年07月12日 11:03撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/12 11:03
オオヤマレンゲ自生地を通り抜けて、大峰山脈最高峰、すなわち近畿地方最高地点である八経ヶ岳の頂上に到着します。
東側には相変わらずガスがかかったままで、台高の山々は姿を見せてくれませんが、来し方を振り返ると弥山が存在感大きく、
2015年07月12日 11:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7/12 11:22
東側には相変わらずガスがかかったままで、台高の山々は姿を見せてくれませんが、来し方を振り返ると弥山が存在感大きく、
南側には立ち枯れ林越しに明星ヶ岳を望みます。その先にはガスを振り払って釈迦ヶ岳が姿を現し、北西方向に目を移すと金剛山と大和葛城山まで見通せます。
2015年07月12日 11:26撮影 by  iPhone 5s, Apple
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7/12 11:26
南側には立ち枯れ林越しに明星ヶ岳を望みます。その先にはガスを振り払って釈迦ヶ岳が姿を現し、北西方向に目を移すと金剛山と大和葛城山まで見通せます。
帰路は来た道を引き返します。オオヤマレンゲに名残を惜しみつつ、
2015年07月12日 11:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/12 11:33
帰路は来た道を引き返します。オオヤマレンゲに名残を惜しみつつ、
弥山小屋でひと息つくと、稲村ヶ岳から山上ヶ岳にかけての稜線を眺めながら階段道を下り始めます。
2015年07月12日 12:12撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7/12 12:12
弥山小屋でひと息つくと、稲村ヶ岳から山上ヶ岳にかけての稜線を眺めながら階段道を下り始めます。
奥駈道を離れて急降下して、
2015年07月12日 13:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
7/12 13:26
奥駈道を離れて急降下して、
最後はヤマアジサイに迎えられて行者還トンネル西口の登山口に戻り着きました。
2015年07月12日 13:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7/12 13:43
最後はヤマアジサイに迎えられて行者還トンネル西口の登山口に戻り着きました。

感想

 梅雨の晴れ間を利用して臨んだ甲斐あって、念願のオオヤマレンゲと対面を果たすことができました。今年は花数が少なめというお話もありましたが、天女の花と称されるだけあって、気品あるたたずまいは数を補って余りあるものでした。
 ところで、GNRの”sweet child o' mine”って、”o' mine”は大峰に通じるわけで、実はオオヤマレンゲの美しい花姿をして"大峰のsweet child"と讃える意味が込められていたのではないでしょうか。そうであれば、まったくアクセル・ローズ先生の慧眼には感服せざるを得ません。

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