本宮山 変形往復ビンタ
- GPS
- 06:25
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,390m
- 下り
- 1,386m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 6:20
天候 | ☀️ 乾いた北西風が終始吹いていて、稜線等では、とても涼しい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
国見岩ルート 前半は林道歩き、くらがり渓谷ルートを3倍くらい野趣豊かにした感じ。 橋を渡ってからの後半は、手足を使っての急登がちょいちょいあり、中々、手厳しい。マーキングが無いわけではないが、所々薄いので確認しながら進む必要有り。また、マーキングが無ければルートか判らない状況多数。 国見岩に至る15分位前から鎖の設置が増えてきて、有り難味を痛感する。 祠の右側に5メートル位の岩場を直登する鎖場がある。足の置場が高く腕力も必要とする。自信がない場合は、さらに右手に水平移動して巻いてくるトラバースルートがあるので、そちらを推奨。 この鎖場と手前にある滑滝登りは、特に慎重に行動する必要があります。 踏跡もマーキングも薄く、鎖が設置されているのも終盤のみです。1人の登山者とも会いませんでした。一般ハイカーが入っては駄目なルートです。 |
その他周辺情報 | くらがり渓谷観光案内所のアーチを過ぎた所で売店営業 みたらし団子、唐揚げ、フランクフルト等販売 |
写真
感想
火曜日にお会いしたIさんから、「山を越え反対側に行き、とって返すのを往復ビンタという」と教えてもらった。それぞれ南北から往復ビンタは経験しているので、かねてから興味のあった国見岩ルートを使って 国見岩→くらがり→表参道の「変形往復ビンタに挑戦じゃー❗️」となった。
しかし、2、3日前から右腰に違和感があり、この日の朝の散歩では、右膝内側に軽い疼痛を感じた。多少の不安はあったが体調万全な日を選んでいたら永遠に無い。
ヤマレコの案内に従い、前半の林道歩きから後半の登山道に取りついた。滑滝までは余裕こいていたが、さすがに慎重にいかねばならぬ。ストックを収納して、最初の難関に挑む。
所々両手両脚を使い、また、所々不明瞭なルートを進んでいると、随分山奥に来て、どっぷり浸かっているような錯覚を覚え、キングコングかデビルマンのように「ウオーッ」って絶叫したくなった。さすがに理性が働いて、居ないけど人に聞かれたら恥ずかしいと思って絶叫しなかったが....眠っていた野生が目覚めたか?私にもまだあったのね?
この後も、ついつい口から出る「ヨッ」とか「うんなろー」等、気合いを発して進んだ。目の前の一手一足に集中しながらの登山はいつ以来だろう。かねて忘れていた感覚だった。
くらがり山荘を過ぎたあたりで、おば様、おじ様グループに会った。おば様から、「どちらから?」と聞かれた。「よくぞ聞いてくれました!」と気を良くした私は、「向こうのウォーキングセンターから来て、ここを下りたら、登り返します。」と意気揚々と答えた。質問したおば様のみならず、皆の感嘆の声を聞き、気分は最高。
調子に乗ったその先の歩みは、気がついたら1.5倍速位になっていた。「これが綺麗な若い女性だったら、2倍速いやいや4倍速位になったかなあ」と下らない事を考えながら歩いた。
表参道の下りで脚が残っているか心配だったが、ゆっくりではあるが、踏ん張りも効いていたので自信になった。右腰の違和感は結局最後までついてまわったが、悪化もしなかった。
2月から始めた体力強化の効果が確実に実感出来るようになり、今後の展望も広がった。3歩進んで2歩下がるの連続だが、1歩は確実に進んだようだ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する