磐梯山・東西吾妻+一切経山(駱駝山)-後編
- GPS
- 12:07
- 距離
- 35.2km
- 登り
- 2,175m
- 下り
- 2,036m
コースタイム
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 2:44
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 9:18
天候 | 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
高湯→福島駅 \890(今回は登山者の方に送っていただけました) 10:15 14:30 17:10のみ 福島駅→東京駅 \8,500くらい |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆グランデコ→ゴンドラ山頂駅 すべて車道。ベタベタな坂を延々と歩きます。 ◆ゴンドラ山頂駅→西大巓 後半になるにつれて荒れてます。前半は笹が出てくる程度。後半は加えて川になった登山道が出てきます。雪は1800m↑から ◆西大巓→西吾妻小屋 ブリッチが中途半端に壊れてたりで、地味に時間がかかる。登山道は川 ◆西吾妻小屋→西吾妻山 前半は藪漕ぎ+ルーファイです。トレースついて行っても藪で通れないところ多数。後半は雪なし ◆西吾妻山→天狗岩 ここもピンクテープだけ追ってても厳しいです。藪漕ぎ+ルーファイ。一部木道露出のため、チェンスパの着脱多し ◆天狗岩→人形岩 結構歩きやすかった気がする。夏道ができてる。 ◆人形岩→東大巓 大きく迷うことはないが、変に夏道探して川の中を歩くよりは雪がつながってるところ歩いたほうがロスは少ない。軽めのヤブ ◆東大巓→谷地平湿原 下り始めの半分は今までのどのルートより難易度高いです。前述のすべての要素+踏み跡の薄さは凶悪なレベルです。それに加え残雪です。 CTが1:15になっていますが、相当な健脚レベルで考えておいたほうがいいです。2時間以上掛かってもおかしくないです。(普段下り0.6程度で歩けていて、1:30弱かかりました。) GPSは"必須"。 ◆谷地平湿原→姥ヶ原分岐 川が増水してて、登山靴濡れるかもくらい チェンスパも不要 ◆姥ヶ原分岐↔東吾妻山 可愛いヤブもどきもありますが、トレース多いので苦労しないかと。チェンスパはなくても登れるくらい(個人見解) ◆姥ヶ原分岐→一切経山 整備されすぎてて涙が、涙が出ますよ…… ◆一切経山→駱駝山 おもろいアングルのルートです。ザレザレなので下り弱い人は要注意。駱駝山からのバリルート整備ありがとうございます。 |
その他周辺情報 | 高湯バス停付近は温泉街 |
写真
感想
磐梯山下山後、タクシーが丁度待っていたので、グランデコまでお願いすることに。
運ちゃん曰く、今年は冷え込みも雪もあまりにも少なかったとのこと。他愛のない話をしてスキー場に降ろしてもらい、本日2度目のゲレンデ登りへ
磐梯山の時とは異なり、全然標高が上がらないベタベタな登り......日没までには宿に着かねばの気持ちに焦りが出てくる。なんとか1時間程度でゴンドラ山頂駅に着いた。ようやく登山口かと思っていると、ヤブっぽい樹林に入っていく。煩わしさを感じつつもいいペースで標高を上げていると、下山してくる人が。こんな時間に?と思いつつ、"上 気を付けて"と言われ、雪が残ってんのかなとか考えてました。
1700m超えても雪が出てこないので、どういう意味だったのかを再考していると完全に川となった登山道が現れた。脇まで潤沢な水が溜まっており、意を決して心頭滅きゃ......南無南無。
1800mからは断続的に雪がありますが、そこまでかな。若干の踏み抜きはありましたが。それよりも西吾妻小屋までのルートが中々大変だった。下りでスノーブリッジが壊れている箇所がそこら中にあり、踏み抜き前提での行動を強いられる。16:00過ぎには着ける予定だった小屋には結局17:00着。一日安定しているとはいえちょっと遅いよね。ロープウェー(天元台高原含む)も止まっているし、人いないと予想していて、結果、小屋に誰もいなかったからまぁいいんだけど。
お昼に食べたラーメンが効いており、料理はせずに就寝zzZ
翌日4:00起床!あ、足が筋肉痛だ......昨日は暑くなる予想でタイツを履かなかったのが災いし、足がガショーンガショーン。こんなんで歩けんのかーい。
ということで天狗岩までヤブ、踏み抜き地獄でした。トレースなど意味はない。慈悲もない。
東大巓に10:00までに着けなければ天元台高原高原に下山をすると心に決めましたが、そういう時に限って足だけは動きやがる......
東大巓の手前で浄土平から来て明月荘に宿泊した人と会話。進行方向違いますよーって話と、烏帽子山経由は相当悪路と聞いていたので、進むとしても谷地平に決めた。
人形岩〜東大巓もそこそこあったので、戻るよりも進むことに。これが最悪の判断だった......
絶対に避けては通れない泥濘でアッパーまでぐしょぐしょになったら、ヤブ漕ぎ、残雪、踏み抜き滑る登山道......1700mを切るまではとことん連続してました。今まで歩いてきた登山道の中で最も悪路でした。後半はピンクテープ多めなので割と歩きやすいです。登山道のど真ん中に水芭蕉が群生してましたが。
必死こいて谷地平まで辿り着き、靴下を雑巾絞り。喉が潤いそうなほどの水が垂れ、それに足を通す。濡れた靴下ほんと嫌。(-"
そこからは快適な道が続き、東吾妻山、一切経山を超えて駱駝山のルートで下山。
高湯までの長ーいロードを心を無にして歩いていると、停まる車が。
???と思ったら、東大巓前で出会った人でした。送って行っていただけるとのことで大変助かりました。あの周辺で出会ったのはこの方だけ。本当は磐梯吾妻スカイラインを南下する予定だったとのことで、そこも含めて奇跡的でした。
同じ道を歩いてきた者同士、会話が弾む弾む。あっという間に福島駅について、10分後に出る新幹線のチケットを購入し、乗車。17:00前には東京に着き、自宅でゆっくりできました。
というわけで、土日でやりたかったこと3つを完全制覇しましたとさ。
1.磐梯山・西吾妻山への登頂
2.西吾妻山・東吾妻山を繋いで歩く
3.駱駝山からの吾妻小富士・一切経山を望む
コメント
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この週末一切経山から西吾妻山を周回しに行こうかと考えてましたが、コース状況よくなさそうなので辞めておきます。
ありがとうございます。
稜線ルートも検討したのですが、東大巓前で出会った方に相当酷いヤブだと聞き、谷地平ルートに変更したのですが、結果変わりませんでした。(浄土平から周回した方によるとどっちも悪路ですが、稜線ルートのほうが更に悪いみたいです。)
残雪がルート上を覆っている時期か、仮払いされた時期に歩かれることをオススメします!
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