高妻山 〜猛暑に負けず戸隠の尖塔へ〜

2015年08月01日(土) [日帰り]

• GPS: 08:50
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,465m
• 下り: 1,426m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:28
• 休憩: 1:21
• 合計: 8:49

5:30 戸隠キャンプ場バス停
5:33 5:33 戸隠キャンプ場
5:40 5:40 戸隠牧場入口
5:57 5:57 弥勒尾根コース分岐
6:08 6:08 ゲート
6:56 7:13 帯岩
7:31 7:38 一不動（避難小屋）
8:51 8:51 五地蔵山
9:23 9:23 八観音
10:27 11:23 高妻山
12:09 12:09 八観音
12:38 12:39 五地蔵山
13:20 13:20 1596ｍピーク
14:09 14:09 弥勒尾根コース分岐
14:19 ゴール地点

天候

ガスときどき晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆駐車場…戸隠キャンプ場の登山者用無料駐車場
100台ぐらい駐車可
トイレあり、自販機あり、売店あり
トイレはキャンプ場内にもあり

◆アクセス
上信越自動車道　信濃町ICから約30分
信濃町ICから戸隠キャンプ場の間にコンビニはない（野尻湖方面に寄ればある）

コース状況／危険箇所等

◆戸隠キャンプ場→一不動避難小屋
何度か沢を渡る。滑滝と不動滝にクサリ場あり。
氷清水は出ている（冷たくてうまい！）。

◆一不動避難小屋→五地蔵山
ほぼ樹林帯。
西側が開けるところは後立山連峰が見える。

◆五地蔵山→高妻山
八観音から山頂までは標高300m差の急坂を登る。
ロープ設置個所あり。ガレているところは落石に注意。

◆（下山）弥勒尾根
樹林帯をひらすら下る。なかなかの急斜面。
木の根や石が滑りやすい。

その他周辺情報

（入った店のみ）
◆戸隠キャンプ場内の《Cafe Fleurir》
高妻山と戸隠山のバッチあり
かき氷各種にそばソフトをトッピングできる

写真

8/1 5:21

戸隠キャンプ場の登山者用無料駐車場

昼間はブヨっぽい虫がいるので開放厳禁！

8/1 5:37

キャンプ場内に登山届を提出

8/1 5:38

素晴らしい環境の戸隠キャンプ場を通過

8/1 5:47

馬にビビるtanyaさん

8/1 5:53

牛もいるモー

8/1 5:54

ここが登山口
石灰の敷かれたところを通っていく。

8/1 6:03

平地のアザミ

8/1 6:07

渡渉中

8/1 6:13

紫陽花はたくさん咲いていた。

《豆知識》
花言葉は「元気な女性」「辛抱強い愛情」「浮気」など。
うーん…女性へのプレゼントには適さないかもね。
浮気するほど元気な女性を辛抱強く愛せる？

8/1 6:26

戸隠連峰の尾根を目指す

8/1 6:48

滑滝
右側のクサリ沿いを登る

8/1 6:49

傾斜はそれほどでもないが、濡れていて滑りやすい。

8/1 7:00

ちょっと遠くに滝あり

8/1 7:00

帯岩直下

8/1 7:02

帯岩
クサリをつかむ動作のほうが怖いかも…

8/1 7:04

帯岩トラバース中（動画あり）

8/1 7:05

ここで一句

帯岩を
抜けたところに
不動滝

そのまんまじゃねーか！！

8/1 7:06

不動滝付近から登るのも大変

8/1 7:11

偉大なる水場、氷清水。猛暑の夏にありがたい。

8/1 7:27

一不動避難小屋

8/1 7:28

一不動から十三虚無像まである

乙妻山まで行けばコンプリートだが、高妻山までだと十阿弥陀まで。

8/1 7:38

8/1 7:45

おっと、北アルプスさん、おはようございます。

8/1 7:46

二釈迦

8/1 7:48

戸隠連峰最高峰、高妻山。
深田久弥がピナクル（尖塔）と表現した立派な山容。

8/1 7:49

稜線から落ちたら怪我するな…

8/1 7:57

三文殊

8/1 8:07

8/1 8:13

四普賢

暑い…

8/1 8:40

五地蔵

五地蔵山の頂上だと思っていたが…

8/1 8:44

おや？

8/1 8:45

山頂はこっちでした(笑)

8/1 8:48

六弥勒

ここが弥勒新道との分岐

8/1 8:49

ガスってきた高妻山

8/1 8:53

七薬師

8/1 9:08

高妻山と後立山連峰（不帰キレットから白馬鑓あたり）

8/1 9:17

八観音
ここから急坂

8/1 9:28

九勢至

8/1 10:00

猛暑の急登はこたえるね…

8/1 10:17

ビクトリーロード

8/1 10:20

十阿弥陀

8/1 10:35

高妻山、登頂（日本百名山68座目）

青空が出ていて良かった♪

8/1 11:00

沸き立つ雲の中でコーヒーを楽しむ

8/1 11:19

雲がなければ絶景なんだろうね。

8/1 11:19

高妻山を背景にバンザイ

8/1 11:45

ガスは東側から発生中

8/1 12:33

弥勒尾根へ

8/1 12:49

クサリあり

8/1 13:21

滑りやすいので慎重に

8/1 13:55

戸隠牧場に到着

8/1 13:59

稜線見えず

8/1 14:18

かき氷うめえな！

8/1 19:59

高妻山バッチ

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

感想

deportivo21

戸隠連峰の最高峰である高妻山への山行計画はずっと前から立ててあった。今年も3回見送った結果、8月になってしまった。やっと登れる。5月に登った雨飾山から見た高妻山を、妙高山と間違えた無礼を謝罪せねばならない。

快適な環境の戸隠キャンプ場を通過し、放牧中の馬と戯れてから登山口へ。すでに気温は高い。この日の天気予報では夕方に雷雨の可能性があるので早めに下山したいと思っていたが、睡眠時間3時間弱の身体は脳からの命令を聞かない。滑滝までで何組にも抜かれた。ヤレヤレだ。

滑滝のクサリ場を滑らないように登り、不動滝手前の帯岩をトラバース。




単純な登りより、滝やクサリ場が刺激となって早く登れる。このコース唯一の水場である氷清水でバンダナを濡らして頭に巻きなおした。頭が冷えて元気になり、一不動避難小屋まで登れた。

【ここからの簡単な特徴】
一不動…避難小屋あり
二釈迦…樹林帯
三文殊…たまに北アルプスが見える
四普賢…樹林帯
五地蔵…五地蔵山の頂上は少し先
六弥勒…弥勒新道分岐
七薬師…樹林帯
八観音…急坂の始まり
九勢至…高妻山が正面にそびえる
十阿弥陀…高妻山の頂上手前の岩場

一不動からは稜線を歩く。しばらくは樹林帯。ときどき顔を出す太陽からの熱線が厳しい。こんなときの樹林帯はありがたい。展望はほとんどないぐらいのガスの濃さだが、太陽周辺だけ晴れているので日差しは強い。

五地蔵では山頂と勘違いして記念撮影したが、本当の五地蔵山の頂上では記念撮影をしなかった。このあたりは疲労のピークだったのかも。

六弥勒から七薬師まで少し下る。八不動からはひたすら登る。頭上を覆っていた樹木はなくなり、見上げると一本の登山道が続いている。九不動からは崩れそうな岩場の急登が続く。ロープの設置された急坂を登りきると、ゆるやかな道が十阿弥陀まで続く。十阿弥陀から高妻山あたりは巨岩に覆われている。山頂付近だけ巨岩が重なるのはなぜだろうか。

10時27分、高妻山の頂上に立つ。
「妙高山と間違えてすみませんでした。」謝罪を済ませた。

周辺は雲に覆われていたが、ときどき雲の切れ目から後立山連峰や、その先の立山まで見える。山頂付近の岩の上に立つと、妙高山と火打山が見える。この日の気象状況で、少しでも展望があれば御の字だろう。

ここまでの水の消費量、雲の湧き方、疲労から考えて、乙妻山はパス。もちろん戸隠山もパスして弥勒新道を下山。ひたすら続く下山道。看板には2時間半とあったが、実際には1時間40分で戸隠牧場に着いた。途中で休憩していた方から「若いから早いね」と声を掛けられたので「そんなに若くないです」と答えた（来年40歳）。

下山後は念願のかき氷にそばソフトを載せるという贅沢。思ったより早く下ってこられたので「岳」のそばは食べなかった。次回にここを訪れる際は、前日にテント泊し、乙妻山も戸隠山も登って、下山後にそばを食べたいものだ。

コメント

ayamoekano

お二人さま、こんばんは！
わっ〜、グットタイミング...
今度の土曜日、高妻山を登ろうと考えていました（笑）
嫁と三女から「長野市で関ジャニ（？）のコンサートがあるので乗せて行って！」と頼まれていて、最近になり「グッズを買うから、朝一で会場に入りたい。」と言い出し、もし８時会場なら（コンサートは夕方）、何とか高妻山なら行けそうな感じを持っていました。

様子が良く分かり良かりました！
鎖トラバースや水場などなど...。
下山ルートは山と高原地図(2013年版)では破線となっていますが、道迷いの方は大丈夫そうですか？
そんな事を聞いておいて、あまり時間が取れないようでしたら、200名山の飯縄山に替えてしまうので、その際はご了承ください。

かき氷、超美味しそうですなぁ...♪
お疲れ様でした！

deportivo21

Re: お二人さま、こんばんは！
ayamoekanoさん、こんばんは。
高妻山を検討中とのことで、最新情報をお届けできますね。

確かに弥勒新道は破線ですが、笹藪が綺麗に刈られていて迷うことはないでしょう。

雑誌などで長いコースと紹介される高妻山ですが、単体で登るならそこまで長くはないです。楽しんで登ってください。