妙高山 〜燕温泉から周回コース〜北アルプスの素晴らしい展望!!

2015年08月08日(土) [日帰り]

• GPS: 10:41
• 距離: 16.7km
• 登り: 2,253m
• 下り: 2,252m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:38
• 休憩: 1:40
• 合計: 10:18

5:47 燕温泉登山口
5:51 5:51 燕温泉黄金の湯
6:06 6:06 妙高山登山道入口標識
6:29 6:30 赤倉温泉源湯
7:02 7:02 湯道分岐
7:54 7:55 天狗堂
8:17 8:19 光善寺池
8:51 9:02 燕登山道九合目・鎖場
9:45 10:15 妙高山
10:32 10:35 妙高山(北峰)
12:50 12:52 大倉分岐
13:10 13:18 黄金清水
14:57 15:06 麻平分岐
15:19 15:22 惣滝分岐
15:27 15:57 河原の湯
16:05 燕温泉登山口

下山時のログが一部電池トラブルで途切れてます

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

燕温泉（登山口）に前泊

コース状況／危険箇所等

○登山ポスト
燕温泉登山口にある。宿泊のチェックイン時に、用紙をもらえたので宿で記入しておけた。 スカイケーブル利用の場合は、チケット売り場の外にポストがある。

○燕登山道
登山口で左手に上がり、薬師堂から鋪装路を進む。すぐ先で登山道は左手に分かれるが、 滝見の展望台へ寄っても、そのまま水平移動でコースに戻れる。
しばらく登ると、左カーブのところで前方に細い登山道があるので、そちらへ進む。（地面に登山口と書いた板あり）
緩やかな道だが、右側は崖なので注意して進む。
作業小屋がある源泉には水場有り。ここから登りの傾斜がきつくなる。
胸突き八丁の急坂はすべりやすいので注意して登る。
光善寺池を過ぎて高度を上げていくと、前方に北アルプスが見えて来て、クサリ場に着く。頭上に険しい岩場がを見上げる場所は進行左手に回り込んでいくのが正しいルートで、まもなく南峰山頂にたどり着く。

○燕新道
　北峰から黒沢池分岐まで、急で段差の大きい道を下っていく。
　長助池のあたりはゆるやかだが、だんだん笹が道幅を狭くして、傾斜がきつくなってくる。　黄金清水は冷たい湧水で、ベンチがあるのでゆっくり休むとよい。
　大倉沢への下りはすべりやすい急斜面があって、初心者にはかなり手ごわい感じがする。ストックを頼りに慎重に。
　大倉沢を渡っていったん巻道で右岸を上下しながら麻平分岐まで上がっていく。
河原の大石を抜けるところは道がわかりにくいが、岩の上の白っぽい踏み跡が目印になる。
　麻平から下ったところ、橋を渡らずに直進登ると河原の湯がある。
男女別の脱衣所があるが、混浴の露天風呂で、白濁の湯はぬるめだった。

その他周辺情報

○日帰り温泉
燕温泉の旅館で入浴可、無料の足湯もある。
露天は河原の湯（混浴）、黄金の湯（男女別）　料金はいずれも寸志

○直売所
燕温泉から国道18号に降りた交差点にある「とまと」がおすすめ
妙高産の新鮮な野菜やデザートが買える。トウモロコシ、トマト、きゅうり…みなおいしかった

○水場
燕登山道…源湯
燕新道…黄金清水
スカイケーブル…赤倉清水 山頂駅から登山道入口を通過して5分ほど行ったところ
周辺木陰でベンチも有り、汲んで持ち帰るにも良い

写真

8/7 17:25

燕温泉に投宿
登山口左手を上がると薬師堂

8/7 17:29

そのまま上がると露天風呂の黄金の湯（寸志）

8/7 17:43

温泉街には無料の足湯もあります！

8/7 17:45

温泉街のマップです

8/8 4:44

朝焼けの空、きょうもいい天気だ！

8/8 5:35

温泉街の奥に山頂が見える

8/8 5:50

登山口

8/8 5:52

北地獄谷のコース

8/8 6:02

うっすら遠くの山が見えて来た、どこだろう？

8/8 6:04

たぶん手前は斑尾山、左手は苗場の方向だろう

8/8 6:05

正面の森を抜けるように、登山道は進む

8/8 6:16

斜面に付けられた道をゆるやかに登る

8/8 6:25

8/8 6:31

ミゾホオズキ

8/8 6:33

赤湯温泉の源湯だそうだ

8/8 6:33

水場もある

8/8 6:37

滝だ！
手前に光明滝、奥に称名滝

8/8 6:41

光明滝の上部、真横を歩くのも珍しいなぁ

8/8 6:53

ミヨウコウトリカブト

8/8 6:59

8/8 7:02

北地獄谷麻平分岐で四合目だ

8/8 7:15

8/8 7:18

えぐれた河原を上っていく

8/8 7:19

雲がきれいだ

8/8 7:25

少し雪渓が残ってた、固く締まっている

8/8 7:28

ここから胸突き八丁の登り

8/8 7:42

8/8 7:57

天狗堂の広場でみなさん休んでた

8/8 7:59

夏空だなぁ！

8/8 8:03

ニガナ

8/8 8:06

アキノキリンソウ

8/8 8:08

ひっそりとした光善寺池

8/8 8:16

雲海の向こうに志賀の山並みか？

8/8 8:19

8/8 8:22

山頂が見える

8/8 8:24

風穴から冷気が出てくる
ぐっと顔を近づけないとわからないけどネ

8/8 8:26

ここも振り向くと展望が良いところ

8/8 8:51

8/8 8:54

8/8 8:59

クサリ場の下についた
ここまでも結構急な登りだった

8/8 9:01

南側からわき上がる夏雲

8/8 9:03

8/8 9:05

いま登ってます

8/8 9:05

8/8 9:16

やった！　北アルプスの大展望

8/8 9:16

三角の鹿島槍ヶ岳と五竜岳

8/8 9:16

五竜岳右手奥に立山別山、唐松岳の右奥に立山剣岳

8/8 9:16

剣、白馬鑓と杓子

8/8 9:16

白馬三山と大雪渓

8/8 9:16

小蓮華から雪倉岳

8/8 9:29

8/8 9:34

お花畑と後立山連峰

8/8 9:36

おぉ！、あれが火打山

8/8 9:36

8/8 9:38

8/8 9:42

妙高大明神が祀られた南峰山頂

8/8 9:46

鹿島槍から白馬三山までと、立山連峰

8/8 9:46

妙高山頂上から、なんとも雄大なアルプスの眺め

8/8 9:46

高妻山の向こうに、常念、穂高連峰、槍ケ岳

8/8 9:46

雨飾山と火打山

8/8 9:47

南峰から北峰に向かう

8/8 9:47

妙高市方面、日本海も見えてるのかな？

8/8 9:47

8/8 9:52

岩の隙間そのものが妙高山の形に見えませんか？

8/8 10:37

お花畑を行く

8/8 10:39

8/8 10:39

8/8 10:43

北峰山頂

8/8 10:46

8/8 10:57

北峰からの下りで、北アルプスの見納め

8/8 10:58

剣岳と不帰のキレット

8/8 10:58

白馬三山にも雲が出てきた

8/8 11:48

黒沢池分岐、左手日陰にベンチあり

8/8 12:07

クルマユリ

8/8 12:09

長助池に到着

8/8 12:09

40年前に登ったときも、ワタスゲが咲いていたのをかすかに覚えてる。

8/8 12:09

8/8 12:09

夏空に山頂が見えている

8/8 12:09

大倉山方面

8/8 12:10

8/8 12:28

早い、もう黒い実がなっている

8/8 12:30

8/8 12:30

こちらはまだ花

8/8 12:45

登山道をふさぐ幹に注意！！
2、3回頭をぶつけてしまった？！

8/8 12:54

大倉分岐

8/8 13:08

黄金清水は命の水だった

8/8 13:23

長いベンチが2つあり、休憩にはもってこい

8/8 13:30

雲が出てきた山頂

8/8 13:32

8/8 13:33

ホタルブクロ

8/8 13:34

鮮やかなブルーに魅かれた

8/8 13:35

下から雲が湧いてきた

8/8 14:06

8/8 14:19

予想外にけわしいコースだった

8/8 14:23

大倉沢の渡渉ポイント。
登山道は正面中央を登るが....渡るポイントがない

8/8 14:24

少し上流に簡単な橋があったのでそこを渡った

8/8 14:27

右岸の登山道入り口から振り返って
右手奥から降りてきた

8/8 14:31

河原にはこんな大石を乗り越えていく所があった。
この先左に直角に曲がる

8/8 14:36

ロープの下がった急坂を上る

8/8 14:42

オオバギボウシ

8/8 14:51

麻平が近くなり、傾斜が緩む

8/8 14:59

まだアジサイが綺麗だ

8/8 15:00

麻平分岐でようやく二合目

8/8 15:28

登山口に続く水平道
橋は工事中で、う回路が造られていた

8/8 15:28

8/8 15:32

汗だくで降りてきたので、河原の湯へ直行
先客2名の”男風呂”だった

8/8 15:57

湯船全景

8/8 15:57

左手は川が流れる

8/8 15:58

右手に湧き口

8/8 16:04

湯上りのころにはガスが濃くなってきた

8/8 16:09

無事下山しました

8/8 19:31

日が暮れるとガスが晴れて星空に！

8/8 19:58

北斗七星を横切る飛行機のライト

8/8 20:01

夏の大三角形と天の川もはっきり！

8/8 20:03

北斗七星の柄杓を右に伸ばしていくと、北極星あった！

8/9 6:40

最後のコース案内図
これを良く見ておけば...と下山してから反省

撮影機器：

D7000 ニコン

装備

個人装備

ヘッドランプ ガイド地図 笛 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ バンドエイド タオル 携帯電話(2) 計画書 雨具 防寒着 ストック 水筒(2) 時計 非常食 ＧＰS アマチュア無線機 医薬品 カメラ

感想

まーさん

40年ぶり！に妙高山、家族と一緒に登ってきました。
朝から天気は快晴、絶好の登山日和。
前日は燕温泉に投宿して温泉三昧、朝食を弁当にしてもらい5時半過ぎに宿を出発。
薬師堂から左手、旧スキー場の斜面を上がり燕登山道に入った。源湯を通るこのコースはわりと日陰が多くて歩き易い道だったが、胸突き八丁とクサリ場が結構きつい。
それでもところどころで展望も楽しみながらボチボチ上がると快晴の山頂にたどり着けた。　初回登ったときはガスで何も見えなかったことを思うと、360度の大展望の中に、登頂した峰々が見えてうれしかった。
南峰からすぐ下った岩の陰が日陰になっていたので、早めのランチタイムとした。
いつもの定番おにぎりとカップ麺だったが、この景色をおかずに気分上々。
やはり山頂には10時までに着くのが最高だ。

北峰の方が広々としていて休憩する人が多かったので、ほぼ素通りして下山にかかった。急傾斜の荒れた道を長助池まで一気にくだり、黄金清水で大休止。
冷たい湧水は体の芯まで浸み込み、美味しかった。（ここでの給水はこのあとの下りでかなり汗をかいたので役立った。）

燕新道への周回は長い下りと覚悟していたが、結構細かいアップダウン、笹薮が両側から迫っていて道が細い、ちょうど頭の高さくらいに横たわる幹がある（足元ばかり気を付けてると頭にガツンとくる！）、河原の巻道で急斜面を上り下りする...など、
一般登山道よりレベルが高いと思う。　特に黄金清水から先の後半で疲れが出てくると、とてもコースタイム通りには進めないので、自信がない方は燕登山道を使った方が楽だと思う。　ただ、長助池のワタスゲは一見の価値ありですね。

長い下りで体中大汗状態だったので、河原の湯は気持ち良かった。
登山道からは見えないものの、混浴なので入れるかどうかはそのときの運次第です。
NGの場合は、登山口まで降りたら右手薬師堂を上がって、黄金の湯がお奨めです。
男女分かれていて、こちらの方が湯温が高く（42度くらいかな？）温まります。

湯から降りてくるとガスが出てきて、真っ白の中を登山口にたどり着きました。
夕方日が落ちるとガスは晴れて、満点の星空に。　久々の夏の大三角形や天の川をカメラに納めました。