【浅間 石尊山】追分〜血の滝〜山頂〜座禅窟
- GPS
- 06:20
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 706m
- 下り
- 692m
コースタイム
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:21
天候 | 曇り〜霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口に4〜5台の駐車スペース有り 登山ポスト、案内図あり トイレはコース上に無し |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎全体的に特筆するべき危険箇所はありません。 ◎訪れるハイカーが少ない様子で登山道は下草などに覆われてる。 ◎浅間山の火山弾と思われる黒い小石がコース上に散在している。 ◎キノコの大量に生えてる、種類も豊富。 【登山口〜血の滝】 ・あまりハイカーの訪れない時期のため、下草・横枝のび放題のため、 踏み跡はしっかりあるものの、下草に覆われていて見分けにくい箇所 あり。 ・登山口からしばらくヤブコギが続く。 ・コース上全般に浅間山の火山弾と思われる黒い炭団のようなゴロ石が 多くあり、歩き辛い。 ・一度林道に出て、林道を進む。 ・再び、登山道に入るとすぐに血の滝への分岐。 ・血の滝手前に洞窟があり、中に石像がある。 【血の滝〜山頂】 ・血の滝のすぐ上の木橋を渡り、林間コースを進む。 ・林道を幾つかクロスして林間コースを進む。 ・4本目の林道を渡ると山頂と座禅窟の分岐点。 ・山頂分岐、源泉経由とおはぐろ池経由。 ・おはぐろ池経由を進むと30分ほどで山頂下の開けた場所出る。 左方向が「山頂」とあり、右方向は立入り禁止とある。 源泉経由のコースとどこで合流するのかが不明。 ・右の山頂方面は少し急な登りになるが距離は大したことない。 ただし、下草、横枝がのび放題のため、踏み跡はしっかりあるものの、 コースは非常に見にくい、雨露を含んだヤブコギ、全身ズブ濡れ。 【山頂】 ・それほど広くは無いが晴れていれば360度の展望が期待で切れる。 ・山頂はちょっとしたお花畑。 ・この時期、草花が伸び放題となっているっため、山頂からの座禅窟経由 の周回下山コースの降口が発見出来なかったので、登って来たコースで 下山。 ・三角点は中央の草むらの中。 【分岐:座禅窟へ】 ・ほとんど利用されていない草木が伸び放題の林道を1Kmほど進む。 ・標識も無く、突然、右手の土砂を被って目立たないが登り階段が 現れる。 ・これを登り切り、トラバースする登山道を進むと右手に座禅窟。 ・座禅窟は山の斜面に突き出た岩の下に出来た洞窟で、鉄格子で 中に入れない様になっている。 ・洞窟前の登りのトラバースコースは更に続いている、おそらく、これを 進むと山頂に出るかと思われる、山頂からの周回コースとなるはずだが 標識等は見当たらない。 |
写真
感想
夏休みの後半を利用して、久々の家族旅行。
軽井沢追分の学校寮に宿泊。
天気は生憎の雲リ空、今にも雨が降り出しそう。
家族は事前に予約をして、近隣のゴルフ場へ向かう。
本日は単独で、宿泊地の近くに登山口がある石尊山へお山歩。
浅間石尊山は、浅間山の南斜面に位置する浅間山の寄生火山。
山全体が鉄分が多いらしく、源泉から湧いている水も直ぐに酸化して
赤茶けるので、「血の滝」とか「血の池」という火山噴火の特徴的な
自然現生の地であるとのこと、また、山頂からの望む浅間山は相当の
迫力とのことで、以前より、興味のある山であった。
ヤマレコでも年に何人かの方のレコがアップされるだけで、
かなりマイナーな山である。
しかしながら、更にネットで調べてみると、
2010年の8月には、警護付きで皇族も登頂しているらしい、
何か大変興味深い山である。
実際に入山してみると、やはりあまり人が入っていない様子である。
登山口からいきなりのヤブコギを強いられる。
下草が腰の高さまで伸び、樹木の横枝が登山道を塞ぐ、
おまけに背丈ほどのススキの穂先が水分で頭を垂れ下げいて、
ストックで払いなが進むが、もうビシャビシャ、テンションが下がる。
登山道には、浅間山の火山弾と思われる炭団の様な石が沢山ゴロついて、
油断して歩いていると足下をすくわれる。
その合間にもニョキニョキといろいろキノコが生えている。
登山道の両側にも大きなヤツが沢山生えている。
鉄分、ミネラルを含んでいて勢いよく大きく生えている。
キノコの知識は全く無いが、何か、みな美味しそうである。
石尊山の第一印象はキノコの山であった。
登山道は、ほとんど山頂に向かって真っすぐである。
途中、4本ほどの林道をクロスして進む。
登山口から山頂までの高低差は600mほどあるのだが、
あまり急登な箇所は無く、全体的にダラダラと直進する感じである。
林道を横断する箇所の前後は、さほど斜度も無いのだが、
コンクリート丸太で階段も整備されている箇所もある。
皇室の山行に合わせての整備だったのだろうか。
途中の「血の滝」では、10数名の団体と突然遭遇、
滝横の洞窟の中でリーダー格の男性が真剣に何か説明している。
洞窟の中に石仏があるはずだったが人混みで確認出来なかった。
何か、居ずらかったので直ぐにこの場から退散した。
このあと、先に進んで解った気がした、
この先を上がったところで林道を横切るのだが、
この林道脇の駐車スペースに3台の大型のRVが停まっていた。
ドアには「東京大学地震研究所」と記されている。
彼らはここから降りてきた研修中のメンバーだった様子、
突然現れたのも合点がいった。
この林道を登りに向かって左へ進むと「座禅窟」とある。
往きは直進して、山頂を目指す。
次に、源泉を経由するコースとの分岐点、
どちらを進んでも山頂に行くらしいが、天候も怪しいので、
直接、山頂へ行く左方向へ進むと、30分ほどで石尊平に着く。
左方向が石尊山山頂という道標があるが、それ以外の道標が無い。
右方面には「立入禁止」の標識と柵がある。
先ほどの分岐の源泉経由からの合流はどこになるのだろう・・・
血の池も「立入禁止」方面のようだ、大きな?マークが頭中に広がる。
「立入禁止」方向も開けていて、踏み跡らしきものもあるで、
少し進んでみたが、不安になったので、引き返し、山頂を目指した。
山頂までは、草深い急な直登となるが大した距離でなかった。
山頂は、濃霧の中で、予想はしていたが眺望はまったく無かった。
それどころか、四方八方草花が伸びきっていて、
中央の地表の場所からは、登って来たコースの方向も判らなくなる。
座禅窟を経由して追分宿へ降りる周回コースを示す道標はあるが、
踏み出して歩く方向がまったく判らない、
草の根をストックでかき分けて、踏み跡を辿るが、
直ぐに踏み跡が無くなり、八方塞がりとなる。
中央の地表にシートを広げ、ザックを降ろし、
ズブ濡れになったシャツを脱ぎ、長袖Tシャツに着替え、
その上からゴアの雨具を羽織った。
30分ほどのランチタイムをとり、登って来たコースで下山した。
途中、座禅窟に立ち寄った。
分岐点から草深い林道を1Kmほど進んだところに、
標識もなにもまったく何もないところに、山の斜面より、
土砂を被った階段が見えて来た。
その階段を登ったところに座禅窟はあった。
注意深く見ていないと、通りすぎてしまうところであった。
座禅窟から上方へトラバース道が続いていた。
おそらく、これを進むと山頂方面に出るのではないかと思った。
iPhoneの地図アプリを見てもそんな感じがした。
往きに「血の滝」横の洞窟の石仏を確認することが出来なかったので、
帰りによって確認した、往きに来たときよりも水量が増え、
滝の水音も大きく迫力があった。
標識が少なく、「血の池」、源泉経由コースと立入禁止区域の
位置取り、コース取りが何か釈然としないまま、
気が付けば登山口まで降りて、本日の山行を終えたのだが、
いろんな意味の確認のためにもう一度訪れなければならいと感じた。
また、別な時期に訪れてみよう。
#追記(2015年8月24日)
帰宅後、いろいろと調べてみると、
・「地の池」は、往復とも全く気付かずに通り過ぎていたようで、
「おはぐろ池」よりも下方で、山頂(源泉経由)分岐点よりも
下方に位置するらしい。
・源泉経由の山頂方面は、やはり「立入禁止」エリア内を
通過することになるらしいので、自己責任。
・山頂から、座禅窟経由のコースはかなり急斜面で。道標も赤印も
あまり無い様子で、「お勧め出来ない」というコメントを発見。
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