急登また急登の有明山

2015年09月15日(火) [日帰り]

• GPS: 07:16
• 距離: 7.6km
• 登り: 1,078m
• 下り: 1,076m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:45
• 休憩: 0:28
• 合計: 7:13

5:49 有明荘
8:37 8:38 有明山分岐
9:03 9:16 有明神社
9:21 9:21 有明山
9:46 9:47 奥社
10:12 10:13 有明山
10:17 10:29 有明神社
10:50 10:50 有明山分岐
13:01 13:01 有明荘
13:02 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中房第3駐車場に駐車。ハイシーズンを過ぎたウィークディーだったので、まだ4割ほどの空スペースがあった。

コース状況／危険箇所等

北岳まではピンクのテープが多数あり、道迷いの心配はない。ロープやクサリもあり危険な個所はない。
北岳から南岳はテープも少なく、痩せ尾根や藪こぎもあるので、慎重に行動することが必要。

その他周辺情報

下山後、第3駐車場の隣の有明荘で入浴ができる。620円（宿泊者は無料）。

写真

9/14 14:38

前日、安曇野から眺めた有明山は雲がかかっていた。

9/14 14:54

登山の無事を祈って、有明山神社に参拝。

9/14 15:42

前泊した有明荘。広々とした浴槽の温泉が魅力だ。

9/15 5:34

早朝の中房第3駐車場はまだかなり空きがあった。

9/15 5:46

登山口は駐車場の奥にある。登山ポストもある。

9/15 6:06

20分ほど登ると三段の滝の分岐点に出る。

9/15 6:10

三段の滝の分岐を過ぎると丸太のハシゴが現れ、急登が始まる。

9/15 6:39

木の根が張り出した急坂にはロープが張られている。

9/15 6:51

四合目付近でシャクナゲの林が現れる。シャクナゲは頂上まで続き、花の時期には見事な光景と思われる。

9/15 6:58

樹林の間から、はるか高くに燕山荘が見えた。

9/15 7:16

クサリを頼りに露岩をトラバースする。足場用のピンにはピンクのリボンがついていた。

9/15 7:19

岩場で僅かに展望が開け、常念岳が見えた。

9/15 7:22

大天井岳（右）と東大天井岳も木々の間から見えた。

9/15 7:41

足場の悪い急登にはロープが張り巡らされている。

9/15 8:11

倒木に刻まれたステップを利用し乗り越える。

9/15 8:17

2050m付近で南西の展望が少し開け、常念岳、横通岳、東大天井岳（左から）の山なみが見えた。

9/15 8:18

常念岳が大きく聳えている。その右に横通岳が見える。

9/15 8:23

クサリやロープの助けを借り、急登を登る。

9/15 8:39

八合目の石標。ここからはしばらく緩やかな登りになる。

9/15 8:49

平坦な松林の尾根道を一息つきながら歩く。

9/15 8:49

尾根の木々は秋色を帯びて美しい。

9/15 8:58

花崗岩の岩を越えると、山頂は近い。

9/15 9:05

ステンレスの鳥居がまぶしい有明山（北岳）に到着。

9/15 9:05

北岳山頂の北岳本社。中岳への道は、この祠の右手裏にある。

9/15 9:13

シラタマノキは白い実をつけ、紅葉が始まっていた。

9/15 9:21

北岳から藪の中を70mほど行くと展望の開けた三角点に出る。

9/15 9:22

三角点から見た、横通岳、東大天井岳、大天井岳（左から）。

9/15 9:26

横通岳の左に常念岳が微かに見える。

9/15 9:22

ガスが一瞬晴れ、燕岳（右）と燕山荘が見えた。

9/15 9:15

雲の切れ間から餓鬼岳（右）と東餓鬼岳（左）が現れた。

9/15 9:30

中岳の中岳本社には三角点から数分で到着。

9/15 9:53

藪を漕ぎ、南岳を目指す。

9/15 9:45

中岳から15分ほど進むと南岳の南岳本社に出る。

9/15 9:45

南岳にもシラタマノキの実が沢山あった。

9/15 9:46

南岳から見た中岳に霧がかかり始めた。

9/15 10:06

中岳付近から見た北岳。

9/15 10:09

大きな花崗岩を越えて北岳へ戻る。

9/15 10:31

北岳から下山を開始すると、霧の中から2228mピークが現れた。このピーク左側の斜面を下降し下山する。

9/15 10:50

ゴザンタチバナの赤い実が鮮明だ。

9/15 11:30

ガレ場や倒木地帯を慎重に下山する。

9/15 12:57

急峻な下山路に辟易しながら、やっと駐車場に到着。

撮影機器：

EOS Kiss X5 CANON

感想

ayanao

常念山脈の前衛として聳える有明山の山容に憧れ、いつかは登りたいと思っていたが、やっと登ることができた。
覚悟はしていたが聞きしに勝る急登の連続で、しかもガレ場や岸壁もあり、標高差以上に厳しい山だった。
期待していた展望はわずかに常念山脈の一部が見えただけで、北、東、南の方向は雲でおおわれていたのが、残念であった。
出合った登山者は5人（すべて単独）で、静かな登山を味わうことができた。