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Yamareco

記録ID: 733660
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ハイキング
奥多摩・高尾

日の出山・御岳山-鳩ノ巣駅

2015年10月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:32
距離
17.0km
登り
1,302m
下り
1,229m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:51
休憩
0:45
合計
5:36
9:12
59
スタート地点
10:11
10:11
23
10:34
10:35
3
10:38
10:38
10
10:48
10:49
15
11:04
11:04
21
11:25
12:02
40
12:42
12:44
67
13:51
13:55
42
14:37
14:37
11
14:48
鳩ノ巣駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
コース状況/
危険箇所等
愛宕神社の登山口へは吉川英治記念館への道標に従い、橋を渡ってセブンイレブンの所を右折する。
登り始めてしばらく八十八霊場の石碑への分岐が所々登山道と紛らわしい以外は問題なし。高峰付近の分岐はどちらを通っても再び合流する。
御岳の集落の道は分かりにくいので道端の地図を参照。鳩ノ巣方面分岐は分かりにくい。
その他周辺情報 ◆大楢峠のコナラの巨木が根元付近から折れて倒れていました。8月ごろ倒れたらしいとのこと。雄姿が見られず残念です。
◆山頂の武蔵御嶽神社本殿は全面カバーをかけて修築中です(10/4現在)。
二俣尾駅を出発
2015年10月04日 09:12撮影 by  N-04E, NEC
10/4 9:12
二俣尾駅を出発
愛宕神社。階段上の本殿裏から登山道
2015年10月04日 09:26撮影 by  N-04E, NEC
10/4 9:26
愛宕神社。階段上の本殿裏から登山道
山城跡のように見える日の出山
2015年10月04日 11:22撮影 by  N-04E, NEC
10/4 11:22
山城跡のように見える日の出山
日の出山頂から丹沢、大山(左)を望む
2015年10月04日 11:25撮影 by  N-04E, NEC
10/4 11:25
日の出山頂から丹沢、大山(左)を望む
武蔵御嶽神社本殿は工事中でした
2015年10月04日 12:44撮影 by  N-04E, NEC
10/4 12:44
武蔵御嶽神社本殿は工事中でした
本殿裏付近から集落を見下ろす
2015年10月04日 12:46撮影 by  N-04E, NEC
10/4 12:46
本殿裏付近から集落を見下ろす
上には埼玉県境の尾根。左は三ツドッケ?
2015年10月04日 12:47撮影 by  N-04E, NEC
10/4 12:47
上には埼玉県境の尾根。左は三ツドッケ?
鳩ノ巣方面はここで左の路地へ
2015年10月04日 12:54撮影 by  N-04E, NEC
10/4 12:54
鳩ノ巣方面はここで左の路地へ
倒れた大楢峠のコナラの巨木
2015年10月04日 13:53撮影 by  N-04E, NEC
10/4 13:53
倒れた大楢峠のコナラの巨木
雲仙橋より鳩ノ巣渓谷。駅はもうすぐ
2015年10月04日 14:44撮影 by  N-04E, NEC
10/4 14:44
雲仙橋より鳩ノ巣渓谷。駅はもうすぐ

感想

 ここ何か月も気管支の調子が悪く、ちょっときつい運動をすると痰がからんで十分呼吸できない。そんな状態で8月末に北アをやったものだから、1か月間ほど咳と鼻詰まりまで加わって往生した。
 それが小康を得たことから、性懲りもなく「肺機能テスト」と称して山に戻ってきた。いきなり丹沢も厳しいと思い、去年の膝骨折リハビリ山行と同じく日の出山〜御岳山という1000m未満のハイキングコースを歩いてみた。薬を飲んでの山行だったが、呼吸困難に陥ることもなくまずまずだった。ただ、カメラを修理に出したため、写真をスマホで撮るしかないのが残念だった。
 いつもより若干遅めの9時過ぎに二俣尾駅到着。老人ハイカーのグループに先んじて跨線橋を渡り、おりしも運動会の開会式でにぎやかな青梅市立第六小の脇を通って多摩川を渡る。セブンイレブンで右折して愛宕神社へ。右脇の登山道ではなく本殿への急階段を直登した方が近い。本殿を左に回り込んで、いきなり山腹の直登コースに入った。
 肺から若干喘鳴が聞こえたが、だましだまし登っていくとなんとかなった。八十八霊場の石碑・石仏を見ながら植林のつづら折れを登る。八十八番目の石仏前では地元の男性10人ほどが周囲を手入れ中だった。止まらず脇を通り過ぎ、送電鉄塔で中国人カップルを抜いて再び急登すると、奥ノ院が見えた。ここが愛宕山なのだろう。
 息を整えて出発。若干の下りは小走りで駆け下りる。三室山には寄らずに巻道を進み、しばらく行くと左の視界が開けた。林道が見える。梅野木峠だ。トレイルランナー2人と擦れ違い、峠からしばらくアスファルトを登る。再び山道に戻るところで4人ほどのハイカーを追い抜き、(高峰経由との)分岐では左の車が通れる程度の巻道を行く。
 60代見当の高年齢トレイルランナー数人と擦れ違い、また分岐に至った。左の巻道が明らかに本道だったが、上から右の踏み跡を辿って降りてくる男性2人組がいる。尋ねると、こちらが高峰(※と言っていましたが、後でルートを見ると竜のヒゲ)経由の登山道で、「踏み跡はしっかりしている」というので急坂に挑んだ。さすがに苦しいが、喘息状態にはならなかったのでホッとした。
 高峰(※竜のヒゲ)経由の道はやがて巻道と合流し、あと100m余の標高差を詰める。ほどなく城の石垣のような日の出山山頂が見えた。秋の好天の頂上は大賑わいで、木陰を選んで手早く昼飯を済ませた。
 一段と整備の良くなった道を飛ばして御岳。せっかくなので山頂を踏んでおこうと、えっちらおっちら石段を登っていくと、なんと本殿はすっぽりカバーをかぶって修築中だった。裏にも柵があって回れない。つまらないので早々に立ち去った。
 商店の並ぶ道から神代ケヤキの所を左折し、急坂を下る。平らになったあたりに薄れかけた標識で鳩ノ巣駅方面の道が示してあった。裏路地のようなその道へ入る。すぐに集落を抜けて森の中に入るが、道自体はしばらく舗装されている。
 やがて舗装が途切れると、ひたすら御岳を巻いていくトラバース道のような傾斜のほとんどない登山道に変わった。人影は全くない。小沢をいくつか越え、所々桟道が現れたころから下り勾配が付き、道案内の看板の脇を抜けて大楢峠に到着した。が、なんだか様子が変だ。数人が折れた巨木の回りを囲んでいる。名物の大コナラが8月、ついに朽ちて倒れてしまったらしい。
 ベンチで一休みして下りを急ぐ。そろそろ飽きてきたころ、右手に垂直の崖が見えた。越沢バットレスだ。木製の展望台があるので上がってみると、4、5人がロープ登攀で壁に取り組んでいた。
 このあたりから、結果として黄緑のリュックの男性と抜きつぬかれつを繰り返した。道はバットレスからほどなく舗装された林道となり、歩きやすい。こちらの方が足が速いのだが、どこかで道草を食っているうちに抜き返されてしまう。最後は右にショートカットがあったと見えて、そちらを通った男性に集落到着は後れを取ってしまった。
 なかなか美しい渓谷美を見せる鳩ノ巣渓谷を橋の上から眺め、青梅街道に出ると、ちょうど鳩ノ巣駅から上り電車が出たところだった。まあ、予定より早着なので、次の電車を待つも良しとしよう。肺はなんとかうまく機能したようだし、まずは一安心。これで日帰り山行は前のように楽しめるだろう。
 

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