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記録ID: 74465
全員に公開
沢登り
尾瀬・奥利根

片品川水系 小淵沢〜センノ沢(尾瀬の沢登り&ハイキング)

2010年08月17日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:30
距離
20.9km
登り
978m
下り
974m

コースタイム

大清水5:40 - 小淵沢入渓点7:00 - 小淵沢田代9:20 - 尾瀬沼9:50 - セン沢田代11:50 - 三平橋13:40 - 大清水14:10
天候 晴れのち雷雨
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
早朝に大清水を出発
2010年08月17日 05:51撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
8/17 5:51
早朝に大清水を出発
長い林道を歩き、やっと入渓点に到着
出合はあまりぱっとしない
2010年08月17日 07:02撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
8/17 7:02
長い林道を歩き、やっと入渓点に到着
出合はあまりぱっとしない
ちょっと歩くとすぐにナメが出てくる
2010年08月17日 07:26撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
1
8/17 7:26
ちょっと歩くとすぐにナメが出てくる
F1 4m
左右どちらからでも登れそう
2010年08月17日 07:32撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
8/17 7:32
F1 4m
左右どちらからでも登れそう
F2 7m
右から登った
2010年08月17日 07:49撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
8/17 7:49
F2 7m
右から登った
徐々に朝日が渓に差し込んできて明るくなってきた
2010年08月17日 08:03撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
8/17 8:03
徐々に朝日が渓に差し込んできて明るくなってきた
F3 5m
左から
2010年08月17日 08:10撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
1
8/17 8:10
F3 5m
左から
階段状ナメ
2010年08月17日 08:17撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
2
8/17 8:17
階段状ナメ
F4 8m
左に巻き道あり
2010年08月17日 08:19撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
8/17 8:19
F4 8m
左に巻き道あり
F5 10m
シャワークライムを覚悟すれば、容易だと思う
右に巻き道あり
2010年08月17日 08:28撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
8/17 8:28
F5 10m
シャワークライムを覚悟すれば、容易だと思う
右に巻き道あり
詰めあがるとそこは小淵沢田代
とても気持ちが良い♪
2010年08月17日 09:23撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
1
8/17 9:23
詰めあがるとそこは小淵沢田代
とても気持ちが良い♪
田代の向こうには特徴的な四郎岳と燕巣山、そして日光白根が見える
2010年08月17日 09:32撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
8/17 9:32
田代の向こうには特徴的な四郎岳と燕巣山、そして日光白根が見える
尾瀬沼に下りて来て、畔から燧ヶ岳を見る
人がほとんどいなくて、聞こえるのは鳥のさえずりのみ
2010年08月17日 10:26撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
2
8/17 10:26
尾瀬沼に下りて来て、畔から燧ヶ岳を見る
人がほとんどいなくて、聞こえるのは鳥のさえずりのみ
人も少なく、静寂の尾瀬沼
2010年08月17日 10:17撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
1
8/17 10:17
人も少なく、静寂の尾瀬沼
セン沢田代から入渓し、しばらくはヤブ沢の様相だが、水量が多くなり始めた頃に、100m以上も続く平滑が出てきた。非常に快適♪
2010年08月17日 12:57撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
8/17 12:57
セン沢田代から入渓し、しばらくはヤブ沢の様相だが、水量が多くなり始めた頃に、100m以上も続く平滑が出てきた。非常に快適♪
中流部以下には小滝もある
全て容易に下りられる
2010年08月17日 12:59撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
8/17 12:59
中流部以下には小滝もある
全て容易に下りられる
懸垂することもなく、クライムダウンで下りられる
2010年08月17日 12:59撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
8/17 12:59
懸垂することもなく、クライムダウンで下りられる
唯一、巻いて下りた滝
右岸から
2010年08月17日 13:14撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
8/17 13:14
唯一、巻いて下りた滝
右岸から
再び平滑登場。
こちらは200m程度も続く。赤茶けた岩の上を水が流れていく。とてもきれいだ。
2010年08月17日 13:25撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
8/17 13:25
再び平滑登場。
こちらは200m程度も続く。赤茶けた岩の上を水が流れていく。とてもきれいだ。
最後の滝
これを下りると、すぐに三平橋に到着
2010年08月17日 13:31撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
8/17 13:31
最後の滝
これを下りると、すぐに三平橋に到着
撮影機器:

感想

このところ登攀系の沢が続いており、のんびりと癒し渓を歩きたくなったので、
前々から計画していた尾瀬の沢に行くことにした。考えていたのは小淵沢で、帰り
は普通に一般道からと思っていたのだが、akoさんのセンノ沢の記録を見て、こちら
にも行ってみたくなったので、小淵沢を遡行し、センノ沢を下降するという欲張り
プランにしてみた。

早朝、車を飛ばし、大清水へ。準備をして、林道を歩き始める。
小淵沢までは奥鬼怒スーパー林道を行く。大清水のゲートを過ぎてすぐに分岐が出
てくる。この林道をひたすら歩く。結構、単調で飽きる。
延々と歩き、分岐点へ。ここで奥鬼怒スーパー林道を外れて、左手の小淵沢田代に
向かう道を進む。この分岐点の沢が小淵沢なのであるが、他の記録を見るとしばら
く一般道を進んで、再び小淵沢にかかる橋から入渓しているようなので、私もそう
することとする。一般道は小淵沢にそってつけられているが、道路から堰堤が数多
く見られた。やっぱり上の橋から入渓した方が良さそうである。

再び、林道を歩き、やっと入渓点の橋へ到着。ここから見る小淵沢は既に水量も少
なく、やや貧相な感じ。どうなのかなあとやや心配しながら入渓。
ちょっと進むとすぐにナメが出てくる。お!なかなか良さそうな雰囲気である。
最初の滝は左右どちらからも登れそう。これを越えるとナメが続くようになる。
快適に歩いていくが、F2の後は平凡な渓相になってしまうが、この辺りから朝日が
渓の中にも差し込むようになり、明るく快適になる。F3階段状を過ぎると、再びナ
メが出てくる。F1〜F2の間とF3〜F4の間がきれいだった。
小淵沢最大の滝F5 10mは、全身ずぶ濡れを覚悟すれば右から容易に登れそう。あま
り濡れないように登るには真ん中だが、ワンムーブが厳しそう。登ってみたい気も
したが、単独なので大人しく右から巻く。明瞭な踏み跡がある。

F5のあとは滝も無く、源頭の様相となる。
慎重に進んでいたつもりだが、いつの間にか1820mPの方に進んでいたらしく、背丈
以上の笹薮に突入してしまった。その時は現在地が全く分からなかったので、取り
あえずコンパスで北に向かった。すると再び水の音がして、沢に戻ってしまった。
ここで間違いの理由に気付き、進路を修正。今度は本流を詰め、適当なところから
右岸に上がり、獣道を辿り、小淵沢田代に出た。
youtaroさん、お勧めの小淵沢田代は人が少ない、というか今日は誰もおらず、静
寂。とても雰囲気が良い。田代の向こう側には四郎岳・燕巣山・日光白根が見える。

しばらくのんびりした後に、尾瀬沼に向かう。
数年ぶりの尾瀬沼である。やっぱり良いところだ。荷物を置き、畔で燧ヶ岳を眺め
ながら食事を取る。周りには人がいなくて、聞こえてくるのは鳥のさえずりのみ。
静寂。素敵な一時を過ごす。

天気予報どおりに空に雲が増えてきたので、名残惜しいが荷物を背負い、尾瀬沼をあとにする。
三平下を通り過ぎて、皿伏山に向かう。この山は名前の通り、平らな山らしく、緩
やかな登りと平らな部分が延々続き、なかなか山頂に着かない。うーん、疲れたと
思い始めた頃に今度は急降下。するとセン沢田代に到着。セン沢田代はルート上に
は無く、そのそばを通るだけなので、見過ごさないように注意。
セン沢田代から下降を開始。最初は薮が沢を覆っており、歩きにくいことこの上な
い。1700m辺りからは沢筋もはっきりしてきて歩きやすくなる。1660mの二俣を過ぎ
てしばらくすると、100mほども続く平滑となる。さらに1560m二俣の下の方では赤茶
けた岩の平滑が200mほども続く。ここはホントにきれいだ。源頭の方はかなり薮っ
ぽいので、この2つの平滑を堪能したら、下降した方が楽かも。

センノ沢は滝も10mを越えるようなものは無く、ほとんどクライムダウンで下りられ
る(慣れた人なら)。1箇所だけ右岸を巻いた滝があったが、特に問題は無かった。
源頭の薮以外は快適に下降を続けていくと、やがて本流と合流したらしく、一気に
水量が増えた。頭上には三平橋があり、ここで終了。
あとは大清水に駆け下った。(でも雷雲にはつかまった・・)

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コメント

気持ちよさを堪能
yoshi629さん、こんにちは。

滝、滑とこの酷暑に気持ちよさを堪能できる
レコでした。
沢を詰めていくと、ほんとに小渕沢田代にポンッと
出るのですね (当たり前ですが。。。)

こういうルートをたどると沢と尾瀬周辺の景色が
両方楽しめて充実感も2倍ですね。
静寂の尾瀬沼も楽しめて、素敵な一日でしたね
2010/8/18 12:16
のんびりしてきました♪
youtaroさん、こんばんは。

小淵沢もセンノ沢も源流部に田代があるのは面白いです
ね。やっぱり水が豊富にあるってことでしょうか

今回は、平日ということもあって、ほとんど人と会わず、
静かな尾瀬となりました。やっぱり尾瀬って良いと
ころですね
2010/8/18 22:26

こんにちはyoshi629さん。そちらの沢は増水するんですか。中央も南も沢山雨が降ると、すごく濁って水量が増えます。徒渉するのも大変になりますが・・・
私たち、はじめて白出沢から登ったんですが、沢の横にトラバース道がついていたんですが途中で大岩が落ちていて、沢から鉄の梯子を登って、鎖が付いている細い道に出て登っていきます。雪渓が残っていましたね。其の横の尾根を登りますが、とても涼しい。木々も岩が落ちてきていて倒されています。緩んでいると、どこからでも岩が落ちてきそうです。
あまりこちらは登ってくる人が少ないようですね。仕事が休みなら、あす夜からまた出かけます。
2010/8/19 8:41
プロフィール画像
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