東山
- GPS
- 06:50
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,159m
- 下り
- 1,151m
コースタイム
天候 | 晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
荒れ放題だが道としては健在。背丈の笹藪がところどころにあります。 |
装備
備考 | 朝露対策は全身用が必要です。 |
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感想
H26.3.28以降、土砂崩れの影響で通行止めになっている林道・大川線が春・秋限定で、開通するので、この時期を狙って奥裾花自然園からピストンしました。開通期間中は24時間通行可能と思われ、夜9:00でも工事現場の片側交互通行の信号は作動していました。駐車場は広く、水は豊富です。トイレもある様でしたが、使用していないので詳細は不明。車中泊してピストンしましたが、他に登る人もいない様で中西山から先は荒れています。山頂の展望は期待できない・・と言われていましたが、予想よりは開けていて、一応360度の視界はありました。夏だと低木の葉でかなり遮られるかもしれないので、落葉の進んだ時期で結果オーライです。道中、際立った難所はありませんが中西山から先の小ピークは固定ロープを使用するトラバースと急斜面があり、笹をかき分ける事も多いので、しっかりしたグローブを持っていくことがお薦めです。2年前、積雪期に堂津を日帰りして、帰りに東山のピストンを目論んだ事がありましたが、小ピークで時間切れになり、その時はトラロープだった物がクライミングザイルに交換されていたので、一応メンテされている様です。使った感じでは危なっかしさもありませんでした。堂津側は数年かけて藪を切り開いて登山道を復活させた模様ですが、その後、林道が崩壊して今年は水芭蕉と紅葉の時期しか解放されていないので、また藪化している気配が濃厚です。奥中西から登り切った稜線には案内標識もないので、通行可能かどうかの確証もとれませんでした。(帰りもウッカリすると下る道を見逃しそうな分岐です)積雪期の堂津も素晴らしかったですが、今回の東山への稜線歩きも大変展望が良く、気持ちの良いものでした。季節の割には羽虫が多く、防虫ネットがあった方が良かったかもしれません。ところどころに現れる笹薮は、池口岳よりもきつく、ペテガリ並みの感じです。覚悟はしていたので上下にカッパ・ソックスは防水の物を使用して助かりました。積雪期は藪の問題は無いのですが、小ピークまでの稜線が結構細くて、少し神経を使いますが、ここを超えてしまえば、雪を使って東山に登るスタイルの方が楽かもしれません。2年前から信州百名山のひとつとし意識していたので、この時期しかありませんでしたが、大川林道が完全修復した際は、堂津とペアで雪山ハイクも魅力的だと思います。無雪期の笹藪くぐりは一般の登山には向かない感じもします。帰りに奥裾花自然園を廻りましたが、こちらの紅葉もそろそろ終盤といったところです。奥裾花から東山に直登させて、山頂にちょっとした櫓でも置いて、堂津経由の周回コースが出来れば、良い展望ハイキングコースになると思いますが、白馬・戸隠・火打とメジャーな山域に周囲を囲まれているので、ちょっとかわいそうな山脈です。その分、展望には恵まれる事になるので、あくまで穴場のお楽しみ・・という位置付けでしょうか。
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