ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 760245
全員に公開
ハイキング
丹沢

宝尾根〜三峰山〜唐沢峠〜鐘ヶ岳周回(谷太郎林道から)

2015年11月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:45
距離
10.8km
登り
1,251m
下り
1,262m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:58
休憩
0:45
合計
7:43
8:43
8:44
33
9:17
9:17
13
9:30
9:50
14
10:04
10:04
50
10:54
10:55
13
11:08
11:08
43
11:51
12:01
14
12:15
12:15
21
12:36
12:37
50
13:27
13:39
66
14:45
ゴール地点
天候 晴れ。午後から段々くもり。
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
谷太郎林道終点の駐車スペース。
谷太郎林道終点の駐車スペース。他に1台あり(奥でなくスペース入口に堂々と停めていた(^^;)。
谷太郎林道終点の駐車スペース。他に1台あり(奥でなくスペース入口に堂々と停めていた(^^;)。
不動尻方面に行く橋。橋で谷太郎川を渡って、さらに大小屋沢を渡り、写真右の尾根に取り付きます。
1
不動尻方面に行く橋。橋で谷太郎川を渡って、さらに大小屋沢を渡り、写真右の尾根に取り付きます。
自然林で動物の気配の強い明るい雰囲気。写真は振り返って。
自然林で動物の気配の強い明るい雰囲気。写真は振り返って。
すごい急です。登りやすいってわけではないけど、危険ってほどでもない。
1
すごい急です。登りやすいってわけではないけど、危険ってほどでもない。
急斜面上部で、立派なジグザグ経路発見。登りやすい。
1
急斜面上部で、立派なジグザグ経路発見。登りやすい。
やがて傾斜がゆるんできて、尾根がはっきりしてきた。すごくいい雰囲気です。
1
やがて傾斜がゆるんできて、尾根がはっきりしてきた。すごくいい雰囲気です。
境界尾根の等高線760峰を横に見て。
1
境界尾根の等高線760峰を横に見て。
岩の多い、ヤセ尾根になってきた。境界尾根の連なりがよく見えます。
2
岩の多い、ヤセ尾根になってきた。境界尾根の連なりがよく見えます。
大きく滑らかな一枚岩。
2
大きく滑らかな一枚岩。
尾根の様子。岩っぽいけど、歩きやすいです(傾斜がゆるいので)。
1
尾根の様子。岩っぽいけど、歩きやすいです(傾斜がゆるいので)。
尾根の様子その2。美しい尾根ですね!
3
尾根の様子その2。美しい尾根ですね!
鐘ヶ岳と相模湾。江ノ島がよく見える。
1
鐘ヶ岳と相模湾。江ノ島がよく見える。
よく登られる512峰経由の尾根を合流してしばらく登ると、広いところに出ます。
よく登られる512峰経由の尾根を合流してしばらく登ると、広いところに出ます。
777峰頂上。特にラッキーな感じはしない(^^;
2
777峰頂上。特にラッキーな感じはしない(^^;
777峰から、大山の頭をちら見。
1
777峰から、大山の頭をちら見。
777峰を越えると、いよいよヤセ尾根地帯ですよ?(^^*
1
777峰を越えると、いよいよヤセ尾根地帯ですよ?(^^*
こんなちょっとした裸地もあります。
3
こんなちょっとした裸地もあります。
目指す七沢山と、三峰山(右)。こんな近いのに高いってことは、相当急なわけですね、分かります。
2
目指す七沢山と、三峰山(右)。こんな近いのに高いってことは、相当急なわけですね、分かります。
一番緊張したナイフエッジ。楽しい(^^;
3
一番緊張したナイフエッジ。楽しい(^^;
仏果山方面。
やっぱりすごい急だった。よじ登る。楽しい(^^;
1
やっぱりすごい急だった。よじ登る。楽しい(^^;
紅葉は1週間前よりさらにきれいになっていました。
1
紅葉は1週間前よりさらにきれいになっていました。
もうすぐ稜線。
稜線に出て、丹沢山と、ちら見の蛭ヶ岳。
1
稜線に出て、丹沢山と、ちら見の蛭ヶ岳。
丹沢三峰。
紅葉きれいですね。
3
紅葉きれいですね。
三峰山を往復、唐沢峠に向かう途中から大山。
2015年11月07日 21:17撮影
11/7 21:17
三峰山を往復、唐沢峠に向かう途中から大山。
唐沢峠の東屋。
893峰付近の紅葉。
893峰付近の紅葉。
マメホコリかな?
マメホコリかな?
大沢分岐に到着。
大沢分岐に到着。
大沢分岐からの三峰は好きです。
1
大沢分岐からの三峰は好きです。
弁天御髪尾根に進み、すりばち広場を経由して、
弁天御髪尾根に進み、すりばち広場を経由して、
見晴らし広場ABの中間あたりから鐘ヶ岳。ずいぶん下に見えますが、
2015年11月07日 21:19撮影
1
11/7 21:19
見晴らし広場ABの中間あたりから鐘ヶ岳。ずいぶん下に見えますが、
山の神峠への下りから見た鐘ヶ岳はとても立派です。
1
山の神峠への下りから見た鐘ヶ岳はとても立派です。
山の神峠到着。
鐘ヶ岳頂上。
北尾根に入り、シカ柵沿いに。右側は木の枝がうるさい。途中の穴で、左側に出ました。
北尾根に入り、シカ柵沿いに。右側は木の枝がうるさい。途中の穴で、左側に出ました。
なだらかになって、山の神の祠がありました。
2
なだらかになって、山の神の祠がありました。
寛保3年(1743年)? ずいぶんはっきり文字が残っていますね。
1
寛保3年(1743年)? ずいぶんはっきり文字が残っていますね。
ここから地形図に出ている破線を辿ってみますが、大体破線に沿ってシカ柵が続きます。柵の左が歩きやすそうだけど、行けない。
ここから地形図に出ている破線を辿ってみますが、大体破線に沿ってシカ柵が続きます。柵の左が歩きやすそうだけど、行けない。
沢を横切るところは、すべて崩壊。写真は2つ目の沢で、一応経路になっていましたが、1つ目の沢はシカ柵ごと崩れ落ち、通過はかなり厳しい(写真を撮る余裕ないくらい)。
沢を横切るところは、すべて崩壊。写真は2つ目の沢で、一応経路になっていましたが、1つ目の沢はシカ柵ごと崩れ落ち、通過はかなり厳しい(写真を撮る余裕ないくらい)。
時には、柵をつぶした倒木の上をよじ登って、進みました。
1
時には、柵をつぶした倒木の上をよじ登って、進みました。
途中、石積みあり。大昔は立派な道だったみたいですが、今では単なる山の急斜面です。
1
途中、石積みあり。大昔は立派な道だったみたいですが、今では単なる山の急斜面です。
途中、破線が乗っ越す尾根に出て、ここから尾根で、作業道を下ることに。大体、縦横にめぐらされたシカ柵で、思う方向には行けないし。
途中、破線が乗っ越す尾根に出て、ここから尾根で、作業道を下ることに。大体、縦横にめぐらされたシカ柵で、思う方向には行けないし。
ジグザグの作業道。
ジグザグの作業道。
マス釣り場最上流部あたりで、谷太郎林道に下りました。
1
マス釣り場最上流部あたりで、谷太郎林道に下りました。

感想

丹沢の中心部は紅葉の時期で多分混んでいるだろうと思って、絶対すいてるだろう、谷太郎林道から、まだ登ったことのない宝尾根で三峰山へ、唐沢峠、弁天御髪尾根から鐘ヶ岳へ登って、谷太郎林道側へ下りてみました。
紅葉はますますきれいになってきてました。

宝尾根というと、普通は512峰経由だと思いますが、そこまで戻りたくなかったので、駐車スペースから直登です。
かなりの急斜面ですが、最初からずっと自然林で明るい雰囲気、途中で立派な作業道にぶち当たり、かなり楽できました。
512峰経由の尾根の合流までの間、岩の目立つ明るいヤセ尾根(だが傾斜がゆるいので歩きやすい)もあり、実にいい尾根でした。こっちに来る人はあまりいないのかな?(当日三峰頂上で会った方も、512経由で登ってきたそうです。そっちはまだ行ったことないので、どんなところか分かりませんが)
その後の宝尾根は、ちょっとスリリングな道を堪能できました。面白かった!

大沢分岐近くで、間伐作業中の方がひとり、休んでいました。こんなところでたったひとりで大変だなあ。きれいに切った丸太がまとめられていました。

鐘ヶ岳から北尾根は初めてです。結構分かりにくいところで、目的の尾根に乗るまで、歩きやすい作業道?に惑わされ、ちょっと右往左往しました。
しかもシカ柵が多く、かなり行動を制限されます。
なだらかな広場で山の神の祠を見てから、駐車スペースに直接下りられる破線に進みました。こちらは完全な廃道で、どうもシカ柵で分断されているようです。
しばらくはシカ柵に沿って進みますが、そのうち消えたり、また出てきたりします。踏み跡はかなり怪しげで、うまく経路にのっていたかどうか分かりませんが、いずれにせよ柵のために行動の自由はかなり制限されます。
沢を横切るところは、例によって大きく崩壊しており、かなり緊張します。
一か所石積みも見つけたので、昔はかなり立派な道だったんだろうと思いますが、今は自然のままの単なる斜面です(^^; でも、大体経路はあっていたということかな?
尾根を乗っ越すところで、さすがにもう破線は辿れないと思い、尾根を下りました。林業の道がジグザグに切ってあり、歩きやすかったですが、林道に出る直前は地面もぐずぐずだし、非常に急だしで、かなり疲れました。
他の人には、普通に尾根筋を下るのをおすすめします(^^;

鐘ヶ岳あなどれませんね……

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:933人

コメント

ゲスト
痩せ尾根天国いいですね
pebさん、kamotoさん、こんばんは。
宝尾根への強引(←すいません)ともいえるアプローチ、pebさんらしいですね。
それにしてもナイフリッジはみごとというか、脆さも加わりかなり緊張を強いられそう
紅葉も見ごろを迎えていたようで、見どころ盛りだくさんのコースだった様子がよく伝わります。
これからのシーズンはヒルの心配もなさそうなので余計なことに気を使わず山行を楽しめますね。
東丹沢はほとんど歩いていないのでこのシーズンはチャレンジしてみたいと思っています。
痩せ尾根天国&紅葉見ごろ山行、お疲れ様でした。
2015/11/7 22:38
Re: 痩せ尾根天国いいですね
secretmagic様
やはりこれは強引なコースでしたか・・・^^;
いつも行くまでどんな道か分からないので・・・
痩せ尾根の中でも自分の中では一番細い尾根でした。
でも木がしっかりしているので手がかりがあって慎重に行けばOKでした。
・・が、鐘ヶ嶽のこの下りはおすすめできません、苦行かと思いました・・・
2015/11/8 9:54
Re: 痩せ尾根天国いいですね
情報がないルートのほうが、いろいろ発見もあって面白いですし(^^;
宝尾根のこの支尾根は美尾根ですよ。大きな1枚岩も、この周辺はいくつかあるみたいですが、ここは初めて知りました。512経由のほうがどんななのか、興味がわいてきました(取り付きの写真を見ると植林なので、どうかなーと思ってたんですが)。
東丹沢はこれから早春までしか行きたくないですからね(^^;
なにより近いのがいいです。富士山のほうから道志経由で帰ってくると、宮ヶ瀬でやっとここまで来たかーって感じなのに、それよりさらに近いんですからねぇ。
2015/11/8 11:16
Re;宝尾根〜三峰山〜唐沢峠〜鐘ヶ岳周回(谷太郎林道から)
こんにちはー
777Pについて
> 777峰頂上。特にラッキーな感じはしない(^^;
同感で御座います(笑) しかも仰せのようにここから難所が続きますしw

写真34の後ろに見える採石場、、開発が進みすぎた

相方さんも頑張っているようで感謝ですね
楽しく読ませていただきました
2015/11/7 22:41
Re: Re;宝尾根〜三峰山〜唐沢峠〜鐘ヶ岳周回(谷太郎林道から...
Honoca様
あの白い部分は採石場でしたか(゜゜

最近は少々覚悟もできてきましたが^^;
今回の鐘ヶ嶽のこの下りは足場がぐずぐずで、
取り付くものと言ったら、倒れたシカ柵の有刺鉄線くらいで、
滑り落ちたら先は岩という場面で、泣きが入りました。
2015/11/8 9:54
Re: Re;宝尾根〜三峰山〜唐沢峠〜鐘ヶ岳周回(谷太郎林道から...
宝尾根、とても気に入りました。三峰へ登るルートとしては、一番面白いかも。
あとは、三峰から唐沢側をまったく知らないので、そっちも行ってみたいですね(動物が多そうなのがちょっと気になりますが(^^;)。
同行者には苦労をかけていますw
個人的には、経路感がまったくないルートのほうが好きなんですが(^^;
2015/11/8 11:23
peb02110さん&kamotoさん、
唐沢峠でお会いしたものです。

実はその時の会話では、何処から取付かれて歩いて来られたのかよく分からなかったのですが、レコを見てよく分かりました。
吉備人出版の詳細図にも載っていないマイナー・ルートを歩いて来られたのですね。
マイマップを拝見すると、丹沢を精力的にお歩きになっているのが分かります。
きっと一般的なハイカーが知らない世界をご存じなのでしょうね。

  隊長
2015/11/8 18:16
Re: peb02110さん&kamotoさん、
昨日はありがとうございました!
丁度食べ物を撮影しておられたのですね。
いつも、どこからと聞かれると、変なところに行かない人だと話しても分かってもらえないし、うまく説明もできないし、とりあえず何となくぼやかしたように返事してしまうのです。失礼しました(^^;
大山北尾根は静かでよかったみたいですね。賑わう頂上と、はしごで柵を越えたその先の差には、いつも愕然とします。人間界と動物界(ファンタジー界)の境界なんじゃないかと思います。

ところで、先月はどうも同じ日に北八を巡っていたみたいですね!
あの日は、すごくきれいな青空でしたが、すごい風で死にそうなほど寒かったですねぇ。
2015/11/8 22:04
Re: peb02110さん&kamotoさん、
yamabeeryuさんの明るくて楽しいレコは、昨日お話ししたまんまの雰囲気ですぐに分かりました でも確かに時間がズレてるんですよね〜
近場の丹沢はやはり多く(深く)なってしまっているかも
2015/11/8 22:35
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら