シャクナゲ咲く大普賢岳

2014年05月31日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.3km
• 登り: 1,225m
• 下り: 1,214m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:27
• 休憩: 0:53
• 合計: 7:20

9:08 和佐又ヒュッテ
9:25 9:26 和佐又のコル
10:00 10:00 日本岳(文殊岳)
10:53 11:09 大普賢岳
12:05 12:05 国見岳
12:54 13:21 七曜岳
14:27 14:27 無双洞
14:30 14:31 水簾滝
15:29 15:29 七曜、大普賢分岐
15:50 15:51 和佐又のコル
16:05 16:12 和佐又山
16:28 和佐又ヒュッテ

◆コースは手書き入力

天候

晴れ

アクセス

和佐又ヒュッテ駐車場を利用

写真

5/31 9:14

和佐又ヒュッテを起点に、大普賢岳、七曜岳を周回します。

5/31 9:28

修行僧の歌碑が並ぶ見返り台地を経て、ブナ林の中を登り始めます。

5/31 9:33

和佐又のコルで尾根の上に出ると、ブナや、

5/31 9:45

ヒメシャラが目立つ道を進みます。

5/31 9:54

紅白に咲き競うヤマツツジとシロヤシオを横目に見ながら、笙ノ窟尾根の南側を巻くようになると、

5/31 9:57

岩壁の裾を進むようになり、指弾ノ窟に達します。この先も修験者の行場となった岩窟が連続し、

5/31 10:03

鎖が張られた岩の階段を登っていくと朝日ノ窟を経て、

5/31 10:06

大峰山七十五靡の第62番行場で、不動明王が祀られた笙ノ窟に行き着くと、行者たちが読経を上げています。

5/31 10:10

鷲ノ窟を過ぎ、岩本新道を見送ると露岩の急斜面を登り、

5/31 10:16

尾根上に出て、日本岳西側のコルに達します。

5/31 10:18

お目当てのシャクナゲも登場。

5/31 10:22

断崖に鮮やかな花を咲かせます。

5/31 10:28

梯子や桟道が連続する岩尾根を登って、

5/31 10:32

小普賢岳の頂上は巻きます。

5/31 10:36

さらに急斜面に架かる梯子を登って、痩せ尾根を伝っていくと、

5/31 10:52

やがて傾斜が落ち着き、奥駈道に合流し、

5/31 11:00

ほどなく、大普賢岳の頂上に到着します。

南北に細長い頂上からは西側が大きく開け、南西方向には弥山と八経ヶ岳を、

北西方向には稲村ヶ岳から山上ヶ岳にかけての稜線を見渡します。

5/31 11:21

ひと息ついてから大普賢岳の頂上を後にすると、奥駈道を先に進みます。水太覗に差し掛かると、

5/31 11:24

シャクナゲの群落に出迎えられます。

5/31 11:25

枝先にびっしりと付けたピンク色の花は、まさに見頃。青空に映えて見事です。

5/31 11:31

シャクナゲの株の間を進みます。

5/31 11:44

弥勒岳を過ぎても続くシャクナゲの道。奥駈道を彩る満開の花を堪能します。

5/31 11:52

シャクナゲ越しに望む国見岳。

5/31 12:11

国見岳の狭い頂上に立ちますが、展望はありません。

5/31 12:21

鎖が張られた薩摩転げの急斜面を下って、

5/31 12:29

大峰山七十五靡の第60番行場である稚児泊に達します。

5/31 12:35

大普賢岳を横目にしながら、小刻みに登下高を繰り返していくと、

5/31 12:44

尾根の幅が広がり鬱蒼とした雰囲気となり、ぽっかりと口を開けた七ツ池を見下ろします。

5/31 12:53

痩せ尾根に架かる木製階段を登り、桟道を進むと、

5/31 13:04

七曜岳の狭い頂上に達し、大普賢岳、小普賢岳、日本岳と並ぶ尖峰を振り返ります。

南西の八経ヶ岳、弥山から北西の稲村ヶ岳、山上ヶ岳をぐるりと見渡すと

5/31 13:30

七曜岳を後にします。シャクナゲ越しに稲村ヶ岳を眺めると、ほどなく行者還岳・無双洞分岐で、

5/31 13:44

奥駈道を離れて尾根を急降下します。巨岩の間を通り抜けて高度を下げると、

5/31 13:46

鈴なりのシロヤシオや、

5/31 13:55

サラサドウダンが頭上を彩ります。

5/31 14:16

尾根を離れて左手の沢に向かって下っていくと、やがて無双洞上流の渓流に下り立ち、

5/31 14:33

岩窟から水流が迸り出る無双洞へ。

5/31 14:36

奔流はその下流で水簾の滝となって大岩を滑り落ちます。

5/31 14:49

岩がごろごろとした枯れ沢を横切り、

5/31 15:07

急斜面を登り返します。鎖と足掛かりを頼りに一枚岩を登りきると、

5/31 15:13

底無し井戸が不気味に口を開けています。

5/31 15:46

その先は緩やかな斜面を登り、

5/31 15:56

尾根上に出たところが和佐又のコルで、往路に合流します。

5/31 16:08

そのまま尾根伝いに和佐又山に向かいます。

5/31 16:11

和佐又山の頂上に到着します。

5/31 16:13

大普賢岳に続く笙ノ窟尾根を振り返り、

5/31 16:16

頭上を仰げば、シロヤシオの清々しい白色と青空がコントラストも鮮やかです。あとは緩やかに下って和佐又山ヒュッテに戻ります。

撮影機器：

PowerShot S45 CANON