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Yamareco

記録ID: 77385
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ハイキング
甲斐駒・北岳

3000m越え、快晴の仙丈ケ岳

2010年07月23日(金) [日帰り]
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sss その他1人
GPS
07:45
距離
8.1km
登り
1,145m
下り
1,059m

コースタイム

6:00戸台口
バスで移動です。1時間弱です。バスの運転手が、ポイントポイントでバスを停車させて、観光案内をしてくれます。方言丸出しなのでホノボノとします。
6:50大平小屋
この小屋はあまり大きくはありませんが、小奇麗な感じの小屋ですね。
8:40薮沢分岐
北沢峠から林道を5分ほど戻ったところに大平小屋があります。戸台からのバスに乗ってきた場合は、ここで降ろしてもらうことも可能ですので、乗車した時に運転手さんに申告しましょう。大平小屋で降りやすいように、一番最後に乗車するようにしてくれます。(その代り、当然補助席になってしまうかもしれません。)この小屋の横から薮沢コースが始まりますが、まず深い樹林帯に入り、1時間ほどの急登をこなすと沢沿いの道に出ます。振り返ると鋸山と甲斐駒が見えます。何度か沢を左右に渡りながら、美しい花や雪渓を見ながら登ると大滝の頭が合流し、ここから沢を離れて右側の斜面に取り付きながら斜面を登り、馬の背ヒュッテを目指します。途中、沢沿いには、美しい高山植物が咲いて心を和ませてくれます。
9:10馬の背ヒュッテ9:30
馬の背ヒュッテにはきれいなベンチがあります。水もタップリあります。黒い色に塗られた、とても渋いつくりの洒落た小屋です。中に入り山バッジを購入しました。しばしの休憩のあとに頂上を目指して出発します。
 ここからはダケカンバの中の登山道を行き、ハイマツが徐々に多くなってきます。しばらく歩いて、馬の背という台地に出ると、仙丈ケ岳と小屋が見えてきます。ここからは中央アルプスの展望も可能となります。(木曽駒ケ岳が見えてきました。)
10:10仙丈小屋
小屋から頂上までは、ザレ場の急登ですが、あまり距離はありません。(かなり、滑りやすいかも)甲斐駒の背後の蓼科山も見えてきます。
10:30仙丈ケ岳頂上10:45
山頂は、あまり広くはなく標識がたっているだけですが、360度の大パノラマ状態です。(現時点での、自分の足で立った最高地点を更新しました。)ここから気持ちが良い稜線を甲斐駒を正面に下ります。多少のアップダウンはありますが爽快に歩くことができます。左下に仙丈小屋や、馬ノ瀬ヒュッテが見ながらハイマツ帯に入り軽いアップダウンをすると小仙丈ケ岳に到着です。(右側には、富士山と北岳が見えているハズですが、残念ながら雲がかかっており、見ることができません。)
11:15小仙丈ケ岳12:20
小仙丈ケ岳山頂も広くはありません。しかし、山頂と違い、あまり人もいないので、昼食タイムにしました。ここから五合目の大滝ノ頭までは、ハイマツ地帯を通過したのちに、ガレた急坂を下ります。その後は展望が全くない樹林帯をひたすら下ります。(この下りが、これでもか、これでもかというほどに、長い下りが続きます。)北沢峠の長衛荘の屋根が見えて来たときは、ほっとしました。
14:35北沢峠
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
戸台口からバス
コース状況/
危険箇所等
道は整備されており、迷うようなところもなく、とても歩きやすかったです。
予約できる山小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
戸台口のバスターミナルです。時間前ですが続々と登山客が集まってきました。天気も良さそうでワクワクして来ました。平日なのですが、メジャーな山ともなると、さすがに登山客も多いですね。
2010年07月23日 05:49撮影 by  u1020,S1020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 5:49
戸台口のバスターミナルです。時間前ですが続々と登山客が集まってきました。天気も良さそうでワクワクして来ました。平日なのですが、メジャーな山ともなると、さすがに登山客も多いですね。
目指す北沢峠方向です。朝日がまぶしく、本日の山行も快晴が期待できます。
2010年07月23日 05:49撮影 by  u1020,S1020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 5:49
目指す北沢峠方向です。朝日がまぶしく、本日の山行も快晴が期待できます。
甲斐駒へ行く人達よりも、早く大平小屋の前でバスを降ろしてもらって。薮沢コースから入山を開始しました。木の階段も登場して樹林帯を登って行きます。強い陽射しを遮ってくれているので涼しいですね。
2010年07月23日 07:03撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 7:03
甲斐駒へ行く人達よりも、早く大平小屋の前でバスを降ろしてもらって。薮沢コースから入山を開始しました。木の階段も登場して樹林帯を登って行きます。強い陽射しを遮ってくれているので涼しいですね。
うっそうとした樹林帯ですが、空気は澄んでいてすがすがしい朝です。
2010年07月23日 07:05撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 7:05
うっそうとした樹林帯ですが、空気は澄んでいてすがすがしい朝です。
沢に出て登りに。振り返ると鋸と甲斐駒が背中を押してくれていますね。これだけ近距離でみる甲斐駒も初めてです。
2010年07月23日 07:31撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 7:31
沢に出て登りに。振り返ると鋸と甲斐駒が背中を押してくれていますね。これだけ近距離でみる甲斐駒も初めてです。
記念撮影です。天気が良いのでハイテンション気味かも・・・・
2010年07月23日 08:03撮影 by  u1020,S1020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/23 8:03
記念撮影です。天気が良いのでハイテンション気味かも・・・・
花の名山と言われるだけあり、美しい花もいたる所に咲いています。花の名前も勉強して覚えたいと思います。
2010年07月23日 08:04撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 8:04
花の名山と言われるだけあり、美しい花もいたる所に咲いています。花の名前も勉強して覚えたいと思います。
雪渓が残っています。初めて見る雪渓です。最終的には一旦融けるものなのでしょうか?
2010年07月23日 08:06撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 8:06
雪渓が残っています。初めて見る雪渓です。最終的には一旦融けるものなのでしょうか?
滝が現れました。周囲にマイナスイオンをふりまいていますね。
2010年07月23日 08:15撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 8:15
滝が現れました。周囲にマイナスイオンをふりまいていますね。
高度が上がってきました。甲斐駒も大きくなりました。是非とも甲斐駒にも登りたいです。(いつになりますか)
2010年07月23日 08:26撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 8:26
高度が上がってきました。甲斐駒も大きくなりました。是非とも甲斐駒にも登りたいです。(いつになりますか)
まだまだ、雪渓があります。しかし空が青いです。
2010年07月23日 08:31撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 8:31
まだまだ、雪渓があります。しかし空が青いです。
ここで沢とお別れのようです。(マイナスイオンをありがとうございました。)
2010年07月23日 08:43撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 8:43
ここで沢とお別れのようです。(マイナスイオンをありがとうございました。)
馬の背ヒュッテに到着しました。ここで水を補給して休憩します。きれいな山小屋ですね。山バッチも購入しました。本当に洒落た建物ですね。
2010年07月23日 09:13撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 9:13
馬の背ヒュッテに到着しました。ここで水を補給して休憩します。きれいな山小屋ですね。山バッチも購入しました。本当に洒落た建物ですね。
快晴です。稜線がハッキリと見えますね。
2010年07月23日 09:32撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 9:32
快晴です。稜線がハッキリと見えますね。
中央アルプスが見えます。木曽駒も見えています。春はこちらに、桜を見に遠征して来ました。来年の春は、下からこの仙丈ケ岳の方を見上げることになるのでしょうか。
2010年07月23日 09:41撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 9:41
中央アルプスが見えます。木曽駒も見えています。春はこちらに、桜を見に遠征して来ました。来年の春は、下からこの仙丈ケ岳の方を見上げることになるのでしょうか。
仙丈小屋に到着しました。バックには目指す仙丈ケ岳も見えています。ここで、再度休憩しました。豊富に水もあります。よく見れば3階建ての小屋ですか・・・・?
2010年07月23日 10:02撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 10:02
仙丈小屋に到着しました。バックには目指す仙丈ケ岳も見えています。ここで、再度休憩しました。豊富に水もあります。よく見れば3階建ての小屋ですか・・・・?
また甲斐駒です。気がつけば甲斐駒の写真ばかり撮影しています。甲斐駒も最高ですね。
2010年07月23日 10:17撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 10:17
また甲斐駒です。気がつけば甲斐駒の写真ばかり撮影しています。甲斐駒も最高ですね。
やっとのことで、仙丈ケ岳のピ-クに到着しました。先客が多数休憩していました。現時点の最高高度地点を更新しました。祝3033m
2010年07月23日 10:36撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 10:36
やっとのことで、仙丈ケ岳のピ-クに到着しました。先客が多数休憩していました。現時点の最高高度地点を更新しました。祝3033m
北岳でしょうか。残念ながら富士山は見ることができません。南アルプスは初めてなので山の名前がわかりません。これから勉強したいです。
2010年07月23日 10:36撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 10:36
北岳でしょうか。残念ながら富士山は見ることができません。南アルプスは初めてなので山の名前がわかりません。これから勉強したいです。
南アルプス北岳方向。雲が若干ありますね。
2010年07月23日 10:36撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 10:36
南アルプス北岳方向。雲が若干ありますね。
またまた甲斐駒です。
2010年07月23日 10:39撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 10:39
またまた甲斐駒です。
大仙丈ケ岳方面です。背後に見える山の名は?勉強したいと思います。
2010年07月23日 10:39撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 10:39
大仙丈ケ岳方面です。背後に見える山の名は?勉強したいと思います。
本当に美しいです。降りるのがもったいないです。
2010年07月23日 10:52撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 10:52
本当に美しいです。降りるのがもったいないです。
美しい稜線ですね。山は晴れていないと楽しくありませんね。最高ですよ。
2010年07月23日 10:54撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 10:54
美しい稜線ですね。山は晴れていないと楽しくありませんね。最高ですよ。
小仙丈方面の尾根です。よく見れば青い空に白い雲もきれいなものですね。
2010年07月23日 10:55撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/23 10:55
小仙丈方面の尾根です。よく見れば青い空に白い雲もきれいなものですね。
気持ちが良い。
2010年07月23日 11:00撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 11:00
気持ちが良い。
またまた花です。(この花の名前はコマクサですか?)
2010年07月23日 11:02撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 11:02
またまた花です。(この花の名前はコマクサですか?)
美しい花です。名前はわかりません。勉強します。
2010年07月23日 11:12撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 11:12
美しい花です。名前はわかりません。勉強します。
小仙丈に到着。ここで昼食にしました。お湯を沸かしてカップラーメンとおにぎりを食べました。最高においしい昼食です。次第に雲がこちら側に近寄ってきました。
2010年07月23日 12:19撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 12:19
小仙丈に到着。ここで昼食にしました。お湯を沸かしてカップラーメンとおにぎりを食べました。最高においしい昼食です。次第に雲がこちら側に近寄ってきました。
仙丈からの尾根を臨む。雲が多くなってきました。
2010年07月23日 12:19撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 12:19
仙丈からの尾根を臨む。雲が多くなってきました。
下山した方向を臨みます。このハイマツ帯で、雷鳥らしき鳥をチラット目撃しました。(間違いかも・・・・?)
2010年07月23日 12:34撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 12:34
下山した方向を臨みます。このハイマツ帯で、雷鳥らしき鳥をチラット目撃しました。(間違いかも・・・・?)
最後の甲斐駒です。午前中よりも、少し霞みがかかってきましたね。
2010年07月23日 12:36撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 12:36
最後の甲斐駒です。午前中よりも、少し霞みがかかってきましたね。
辛い下りを終了して、何とか北沢峠に到着しました。
2010年07月23日 14:36撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/23 14:36
辛い下りを終了して、何とか北沢峠に到着しました。

感想

 今年の初めから、山登りを初めて、ついにここまできました。最初のメジャーな山で、3000m越えの山行だったので、多少の不安もあり、会社の後輩を誘っての山登りとなりました。当初は甲斐駒へ登るつもりでいたのですが、ガイドブックによると、この季節は花が美しいとのことで、仙丈が岳を選びました。(というのは、言い訳で実際は、甲斐駒の直登ルートに恐れをなしたというのが真実かもしれません。) 前日の20時に駅に集合して、八王子西インターチェンジから、中央高速道路にのり、伊那インターチェンジでおりて、途中のコンビニで食糧を購入後に、23時頃に仙流荘に到着しての車中泊。(さすがに、東京に比べると涼しいのですが、暑くて熟睡できませんでした。) 翌日の4時頃に起床して朝食を食べたあとに、バスでの北沢峠までの移動とタイムスケジュールとおりに運び、何より天気が良く最高の山行となりました。登山ルートの選択についても、全くの偶然なのですが、登りに薮沢を選択したことも自分的には正解だったような気がします。沢沿いの道はとても気持ちよく歩くことができ、山頂までの登りはスンナリと行けたような気がします。 仮に下りに使ったコースを登ったら、心がくじけていたかもしれません。    仙丈ケ岳の山頂からの眺望は素晴らしいの一言で、やはり山登りは晴れていなければ価値がありませんね。写真撮影も趣味にしているので、美しい景色も欠かすことはできません。今回、富士山が見えなかったのは残念でしたが、この山行を機会に徐々にステップアップして行きたいと思います。八ヶ岳、鳳凰3山、北岳、そして、甲斐駒へもチャレンジしたいです。この登山で、少し自信がついたような気がします。

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