牛奥ノ雁ヶ腹摺山・大蔵高丸(大菩薩湖入口BS〜やまと天目山温泉BS)
- GPS
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- 距離
- 16.5km
- 登り
- 993m
- 下り
- 1,450m
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
9月に歩いた際にはガスで眺望がほとんど得られなかった小金沢連嶺にはリベンジの機会を窺っていた。12月、栄和交通のバス運行も終了間近のタイミングで好天に恵まれたため、再訪することとした。
9月は小屋平から歩いたが、今回は少しショートカット。大菩薩湖手前の林道から牛奥ノ雁ヶ腹摺山の登山道に合流できることを他の方のレポで知ったので、そこでバスを下ろしてもらう。舗装路が尽きると登山道に入り、高く突き出した霜柱を倒しながら登っていく。
パノラマ岩と名付けられた大岩からは大展望が得られる。この辺りから地面には雪がちらほら見られるようになる。牛奥ノ雁ヶ腹摺山からも展望が広がる。南を見ると明るく光る一帯がある。ここから相模湾や伊豆大島が眺められるのは望外であった。関東平野が開ける登山道からは、スカイツリーの尖塔も見ることができた。
賽ノ河原から黒岳への北向きの斜面は雪が目立つようになるが、歩行には支障はない。白谷ノ丸からの眺望は本日随一。三角点もなく、秀麗富嶽にも選定されていないピークだが、休憩するには最高のポイントである。
湯ノ沢峠への下りは、9月に比べると笹藪がうるさくなく、苦労は少ない。峠から大蔵高丸への草原の道は、霜が溶けて泥濘が激しい。大蔵高丸からも青空と富士。遮るものはない。ハマイバ丸からは眺望は期待できないが、その少し先からは富士山や大月方面の眺めが開ける。この辺りまで来ると、三つ峠のパラボラアンテナもはっきり見えるようになる。
米背負沢は水量は9月よりも少なく、水しぶきは凍りついている。相変わらず気持ちのよい道である。林道も水が流れてくることがなく、滑らないので歩きやすい。やまと天目山温泉のアルカリ性の湯で疲れを癒してから、甲斐大和へのバスに乗り込んだ。
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