九鬼山
- GPS
- 03:18
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 646m
- 下り
- 670m
コースタイム
- 山行
- 3:09
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 3:17
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り: 富士急行・田野倉駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは歩きやすく、道標が多くて迷うことはありません。富士見平から池ノ山コース(天狗岩方面)は急坂で滑りやすくなっています。 |
その他周辺情報 | 登山後の反省会: JR大月駅前〔うづき〕: 定食・丼・ラーメン。ツマミ類が充実。特に餃子とネギもつ塩焼きが絶品。日本酒は地酒「笹一」です。 |
写真
装備
個人装備 |
雨具(レインウェア)
着替え
トレッキングポール
|
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感想
清清しい青空が広がる毎日。週末登山が原則の我等は、平日はもどかしげに空を見上げるしかありません。今週末も天気良好という予報を受けて富士見登山を計画。久しぶりにJR中央本線に乗ります。大月駅から富士急行線に乗り換えて、禾生駅へ。
夜明けが遅い冬のやっと明るくなった空に、まだ朝もやが残っている中、九鬼山に向け歩き始めます。九鬼山は、大月市と都留市の境、桂川と秋山川に挟まれた秋山山稜にあり、秀麗富嶽十二景および山梨百名山の一座です。百蔵山(ももくらやま)の桃太郎が、扇山の麓の犬目集落で犬を、桂川沿いの鳥沢集落で鳥を、猿橋集落で猿を仲間にし、九鬼山へ鬼退治に出かけたという、山や近隣の地名にかこつけた桃太郎伝説が残っています。
前方にJR東海のリニア実験線の高架がかかる国道139号線沿いを歩きます。気温マイナス1度の電光掲示。寒いはずです。暖冬だと言われていたのにここ数日めっきり冬らしくなりました。登録文化財の東京電力落合水路橋が見え、ここから九鬼の集落に入ります。禾生駅からの登山ルートは、愛宕神社コースと杉山新道コースがありますが、今日は後者を歩きます。
杉林の林道をジグザグに登り、やがて広葉樹の森に出、落ち葉を踏みしめながら歩いていくと、樹間から富士山が見えてきました。纏わりつく雲もなく、冠雪部が輝いて見えます。山道は歩きやすく、道標が充実しているのでコースに迷うこともないでしょう。弥生峠で尾根に立つと、朝陽がぱあーっと差し込んできて、朝もやも消え、気温もだいぶ上がってきたようです。
弥生峠からは尾根道を行きますが、両側とも樹林に挟まれて景観は望めません。やがて鈴懸峠(鈴ヶ音峠)方面の分岐に出ます。ここを行くと、高畑山、倉岳山に繋がります。更に東進すると高柄山まで縦走でき、上野原駅に辿り着きます。「いつかはこんな無茶なコースを攻めてみたいものだな」などと思ったりしますが、今回も先週に続いてお手軽午前中ハイクの我等です...。
山頂の手前の富士見台に出ました。ここが今日のメインスポット。
「What a fine view!」
思い描いていた冬季の優美な姿が堪能できました。富士見台から山頂までの間に、池ノ山コースの分岐があり、すぐ近くの“天狗岩”の箇所から見る富士が絶景とのO島部長の事前下調べ情報により、急斜を下ってスポットを探しましたが、結局どこが天狗岩だかわかりませんでした。
九鬼山山頂からは富士は望めませんが、北西方面が一望でき、彼方には大菩薩嶺が確認できました。下山は札金沢コースで田野倉駅へ向かいます。尾根斜面を歩きますが、日が射す南側と日陰の北側との気温差がかなりあります。札金峠までの山道沿いに再び富士のビュースポットがありました。
札金沢沿いの車道を下っていくと田野倉の集落に着き、住宅の屋根の向こうにまた富士が見えましたが、もう雲がかかり始めていました。
〔感想〕
好天時を逃すまいと毎週登山に出かけています。午前中完結のお手軽半日ハイクなので、身体に負担もかかりません。
ところで、九鬼山は標高970mと、お隣の高川山と同じ程度のそこそこ高い山ですが、ものすごく登りやすい山でした。山行中、一人のハイカーも見かけませんでしたが、富士見台からの眺めは、人気の高川山にも引けをとらないものでした。
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