鶏冠山(西沢渓谷〜木賊山)

2010年09月25日(土) [日帰り]

• GPS: 08:28
• 距離: 16.3km
• 登り: 2,060m
• 下り: 2,066m

コースタイム

8:14西沢渓谷駐車場-8:44東沢入口-9:50鶏冠山取付-12:09鶏冠山-14:28木賊山-14:38戸渡尾根分岐-15:25徳ちゃん新道分岐-16:34西沢渓谷駐車場

天候

雨のち晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場(無料):西沢渓谷入口

コース状況／危険箇所等

東沢から入ると鶏冠山(とさかやま)取付の直前が渡渉地点です。
渡渉し終えたら鶏冠谷の方へ少し入ると鶏冠山への看板があり
そこから頂までは目印が至る所にあります。
山頂手前の岩場にはロープや丸太が置いてありますが
あまり過信しない方が良いと思われます。僕は岩を直接伝って登りました。
今回ザイルは使わなかったのですが、ピストンで下山する際は念のため必要かと。
ここから木賊山(とくさやま)までは、石楠花の藪道や岩場を巻いたりして行きますが
特に危険を感じる様なところは無かったです。

写真

9/25 8:19

西沢渓谷入口ゲート。

9/25 8:29

遊歩道トイレ前にある絵地図。力作である。

9/25 8:34

ヌク沢。近くに採石場の軌道跡があるそうな。

9/25 8:37

徳ちゃん新道分岐。帰りはここから下ってくる予定。

9/25 8:42

吊橋から鶏冠山を見上げる。上の方はガスが懸かっていて見えない。

9/25 8:43

東沢への入口。

9/25 9:50

ここから鶏冠尾根へ向かう。

9/25 10:17

かわいい看板。

9/25 10:45

右奥は黒金山、連なって左奥は大山祇神(おおやまづみのかみ)だと思われる。

9/25 11:23

岩場は巻いていく。

9/25 11:24

岩場の上に辿り着くと眺めが一気に開ける。左奥は飛龍山。中央奥は三頭山。右奥は大菩薩嶺。

9/25 11:32

岩々が左に湾曲して見える鶏冠山の連なり。

9/25 11:36

岩場の連続。次はここを登る。

9/25 11:44

越えてきた岩場を振り返る。右奥に見えるのは黒金山。

9/25 11:58

ここは素直に右へ巻く。この真上が頂上かな。

9/25 12:07

木賊山への分岐に到着。ここから左へ少し行くと山頂。

9/25 12:09

鶏冠山山頂。晴れていれば後ろに大きな国師ヶ岳が見えるはず。本当の山頂はここではないという説もあるが細かい事は気にしない。

9/25 13:27

鶏冠尾根途中のピークより眺める。右半分が木賊山。左のガレが目立つ山が甲武信ヶ岳。晴れて気分爽快。

9/25 14:10

左の一番高い山は北奥千丈岳と国師ヶ岳。中央奥は金峰山。青く僅かに南アルプスが見えるその右横は小川山で、一番右端は八ヶ岳。上下中央を右から左へ長く連なっている尾根は甲武信ヶ岳から国師ヶ岳への縦走路となる。

9/25 14:28

木賊山山頂。なんとも地味な場所だが、代わりに立派な三角点が鎮座している。

9/25 14:37

戸渡尾根への分岐を右へ。直進すると破風山。

9/25 14:45

分岐から少し下ると絶好のビューポイント。眼下に広瀬湖。そして正面に富士山。右奥は黒金山。

9/25 15:25

徳ちゃん新道分岐を右へ行く。左は近丸新道。どちらも、コースタイム及び目的地とも大差無い模様。正直どっちでもいい。

撮影機器：

CX1 リコー

感想

hansode

当日はあいにくと朝から雨。
西沢渓谷の駐車場で準備しながら待つこと小一時間。
雨は上がったものの霧の中を出立。
東沢への分岐まではフラットな遊歩道。
そこから踏み跡を少し辿れば渡渉点となる。
登山靴をふにゃふにゃのマリンシューズに履き替え
膝下まで沢水に浸かると涼やかで気持ち良く気分は最高。
ついでといっては何だが暫く東沢を遡行してしまうほどだ。
(ウソです。単に道を間違えました)
気を取り直して渡渉点まで戻り、見るとちゃんと看板があった。
そこから急登をもくもくと登り岩場へと達っすると眺望も広がり
すっとした開放感に包まれる。
廻りの地味な山容とは裏腹に
ごつごつとした岩肌が露出する尾根が誇らしげに見える。
急な岩場を幾度か乗り越え、鶏冠山へ到着。
その後、鶏冠尾根終点である木賊山へも無事到達。
誰にも逢わず、静かで適度に藪っぽい良い尾根だった。
帰りは一般コースを下山。途中3名ほどとすれ違い帰路に着く。