果無峠ー八木尾から十津川温泉へー

2016年03月16日(水) [日帰り]

• GPS: 07:29
• 距離: 11.7km
• 登り: 1,128m
• 下り: 1,024m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:59
• 休憩: 1:13
• 合計: 7:12

7:29 八木尾バス停
8:58 8:58 七色分岐
9:40 9:52 三十丁石
10:10 10:12 二十丁石
11:25 11:43 果無峠
12:17 12:57 観音堂
13:31 13:31 天水田跡
14:11 14:11 果無集落
14:39 14:40 果無登山口
14:41 果無峠登山口

果無峠への小辺路は一本道、道標もシッカリしており、迷う箇所なかった。　道の勾配が急な箇所もあったが、全体を通してそれほどでもないにもかかわらず、思った以上に時間を費やした。　雰囲気、風景が素晴らしいので、足を止めて見入ったり、写真を撮ったりで、思わず時間を使ってしまったようである。　果無集落からの最後の下りの石畳は足の疲れもあり、慎重さを要し、時間がかかった。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：（十津川村営バス）十津川温泉−八木尾
復路：（奈良交通）十津川温泉−JR五条駅
近鉄八木駅より、十津川温泉にて1泊。　翌朝、十津川村営バスにて八木尾にて下車。熊野古道に入り、参詣道を上り果無峠を越えて、十津川村果無峠登山口にて下山。　奈良北部から1泊2日の予定で、車利用を避け、バス利用にて果無峠を計画したが、バスの時間の関係で、十津川温泉で1泊、早立ち、村営バスにて八木尾下車、果無峠を十津川温泉への熊野本宮とは逆越えのルートを採った。

コース状況／危険箇所等

ルート
　八木尾−七色分岐ー三十丁石ー二十丁石ー花折茶屋跡ー果無峠ー天水田跡ー果無集落ー果無峠登山口
コース状況
　八木尾から果無峠の上りは、石畳、杉林に開かれた落ち着いた山道、木製階段、それほど勾配はきつくない。　果無峠付近から少し積雪あるもののアイゼンは不要。気をつけて歩行すれば可。下りも杉の落ち葉に覆われ落ち着いた山道と歩きやすい石畳。ここまでは道にも古道の品格めいたものも感じられ、非常に快適な登山道である。　下り最後の、果無集落の世界遺産石碑前から登山口までの山道は、大小の石で覆われた石畳の登山道で、下りは、滑りやすいので注意必要。（それほど、急な下りの石道ではないものの、登山の最終行程で足の疲労で思わぬ怪我に注意すること。）

その他周辺情報

果無峠登山口付近は、有名な十津川温泉郷。公衆浴場、旅館、ホテル、民宿の入浴可能な温泉施設多数あり。登山後の疲れを癒やすことができる。

写真

3/16 7:13

八木尾バス停に到着、登山前に、バス停付近の小辺路集会所のトイレへ。

3/16 7:14

八木尾バス停横の熊野古道へ出発

3/16 7:32

参道石畳の上り開始

3/16 7:32

小辺路道標　果無峠まで5．3キロ。

3/16 7:35

落ち着いた古道

3/16 7:36

歩きやすい山道が続く

3/16 7:36

素晴らしい雰囲気

3/16 7:40

八木尾付近の民家

3/16 7:40

最初のベンチ、適宜設置されており登山者にはありがたいが。

3/16 8:00

小辺路山道に置かれている西国三十三観音の三番目の観音像。

3/16 8:04

木造の階段が続きます

3/16 8:09

適所にベンチが設置されているが、壊れているベンチがあるのが残念！

3/16 8:12

第四番観音

3/16 8:13

美しい杉林の山道

3/16 8:31

今日は晴天、山並みの稜線がクッキリと見える

3/16 8:35

第五番観音

3/16 8:36

山の斜面をトラバースする山道

3/16 8:43

第六番観音

3/16 8:56

第七番観音

3/16 8:56

首を横に傾げる観音様（西国三十三観音第八番観音）、どの観音様にもビシャカキが祀られています

3/16 9:05

長いハスの茎を手にした第九番観音

3/16 9:07

七色分岐

3/16 9:08

上りの山道

3/16 9:10

合掌する第九番観音

3/16 9:13

クッキリと現れた南大峰の稜線

3/16 9:14

山間を蛇行する熊野川

3/16 9:16

七色分岐付近から臨む熊野川と七色集落

3/16 9:19

石製の道標

3/16 9:21

第十番観音

3/16 9:31

第十一番観音

3/16 9:38

三十丁石

3/16 9:39

三十丁石付近から本宮町を臨む

3/16 9:42

木の間から見る本宮町

3/16 9:56

第十二番観音

3/16 9:59

少し急になってきました！

3/16 9:59

少し急になってきました！

3/16 10:05

第十三番観音

3/16 10:10

二十丁石

3/16 10:10

二十丁石（拡大）

3/16 10:15

シャクナゲ、まだ所々につぼみが・・・。

3/16 10:22

第十四番観音

3/16 10:51

第十五番観音

3/16 10:55

六字名号碑

3/16 11:08

第十六番観音

3/16 11:23

薄っすら消え残った雪

3/16 11:26

果無峠1060m、到着！

3/16 11:26

頂上の第十七番観音

3/16 11:34

頂上に残る宝篋印塔の跡

3/16 11:43

下りは残雪が残り、スリップに注意しながら行く

3/16 11:45

雪に覆われた下山道、しばらくは注意して歩かねば。

3/16 11:50

第十八番観音

3/16 12:01

第十九番観音

3/16 12:02

朝出立した十津川温泉郷

3/16 12:02

頂上に残雪を頂いた弥山、日ノ出岳

3/16 12:17

第二十番観音

3/16 12:17

観音堂に到着、付近にトイレあり（内部は汚れており、あまりおすすめはできません！）

3/16 12:19

観音堂の仏像

3/16 12:19

観音堂

3/16 13:00

第二十一番観音

3/16 13:07

第二十二番観音

3/16 13:12

第二十三番観音

3/16 13:19

第二十四番観音

3/16 13:20

山口茶屋跡

3/16 13:26

山口茶屋跡から下りに続く石畳

3/16 13:28

天水田跡

3/16 13:30

天水田跡の道標

3/16 13:37

第二十五番観音

3/16 13:43

第二十六番観音

3/16 13:46

第二十七番観音

3/16 13:50

第二十八番観音

3/16 13:54

第二十九番観音

3/16 13:54

果無集落

3/16 13:56

果無峠登山上口

3/16 14:02

果無集落からの下り

3/16 14:07

三十番観音

3/16 14:09

世界遺産石碑

3/16 14:09

世界遺産石碑の付近から見下ろした十津川村
（残念ながら、ここでスマホのバッテリー切れ！）

撮影機器：

Xperia Z3 SO-01G SONY

装備

備考

スマホのモバイルバッテリ。（前回も途中でバッテリ切れのため、撮影が最後まで出来ず、再度反省！）　

感想

yama002

八木尾から果無峠への上りの古道の雰囲気はとても品格があり、素晴らしいものだった。　石畳の急な上り道、八木尾の素朴な民家、途中で見え隠れする蛇行する熊野川と本宮、南大峰山脈の稜線・・・。　参詣道に作られた西国三十三観音の石仏もそれぞれ柔和な表情で旅人を迎えてくれた。道はそれほど、急勾配ではなく、石畳、木の根道、木製の階段、杉の落ち葉の道と比較的、歩きやすい足に優しい道であった。　ただ、果無集落から果無峠登山口に続く最後の石畳は固く、滑らぬよう用心して歩かねばならなかった。