子檀嶺岳と別所温泉〜青木バスターミナルから別所温泉駅

2016年04月09日(土) [日帰り]

• GPS: 07:06
• 距離: 18.4km
• 登り: 1,057m
• 下り: 1,053m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:15
• 休憩: 1:40
• 合計: 6:55

8:25 青木バスターミナル
9:50 10:11 子檀嶺岳
11:04 11:06 子檀嶺岳登山者休憩所
11:50 11:55 大法寺
13:17 13:20 常楽寺
13:24 13:26 別所神社
13:43 13:47 安楽寺
13:58 14:02 北向観音
14:06 14:40 石湯
14:45 15:10 (食事)
15:20 別所温泉駅

○コース参考
・山と渓谷社　新・分県登山ガイド15　長野県の山　「23　子檀嶺岳」

天候

→

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

町田→新宿　小田急　370
新宿→東京　JR中央線　↓
東京→上田　新幹線はくたか　8,210
上田駅→青木バスターミナル　千曲バス　300　お城口1番のりば


起点：青木バスターミナル
終点：別所温泉駅

別所温泉→上田　上田電鉄　590
上田→東京　新幹線あさま　8,030
東京→新宿　JR中央線　194　
新宿→町田　小田急　370　特急ホームウェイ　410

コース状況／危険箇所等

・麓から見ると険しそうに見えるが、意外と難しいところはない。でも山頂近くはけっこう急坂。
・青木バスターミナルから登山口までも、まっすぐ道なりに行くだけなので簡単。登山口の道標さえ見逃さなければ大丈夫。
・子檀嶺岳と周辺の山はきのこ山らしく、道脇に入山禁止の貼り紙がたくさんある。登山道以外には踏み入らないように注意。

その他周辺情報

○温泉　別所温泉　大師湯　150
4〜5人も入ればいっぱいになる小さな共同浴場。
でも洗い場のお湯からも硫黄臭がするホンモノの温泉。
石鹸類は別売り50円。

写真

4/9 6:13

東京駅。
新幹線はくたかに乗って出発。

4/9 6:19

隣のホームには、函館行きのはやぶさ。
いつか乗りたいな〜

4/9 7:35

新幹線の車窓から。
雪がほとんど消えてしまっている浅間山。

4/9 7:53

大河ドラマで色めき立つ、上田駅。

4/9 7:54

お城口の1番のりばで、青木行きのバスに乗る。

4/9 8:22

バスの車窓から。
特徴的な形の子檀嶺岳。

4/9 8:25

終点の青木バスターミナル。
背後に見えるのは夫神岳。

4/9 8:29

子檀嶺岳を見ながら西洞の集落を登って行く。

4/9 8:30

麓からみると険しそうに見える。

4/9 8:33

振り返ると、どっしりとした夫神岳。

4/9 8:42

動物除けの柵を通り抜ける。

4/9 8:52

そのうち道は未舗装に変わり、ここから登山道へ。
この道標に書かれているコースタイムはかなり余裕がある。
登りが遅い自分でも60分くらいだった。

4/9 9:08

樹林の切れ間から山頂が見えた。

4/9 9:08

岩の層が縦になってる・・・

4/9 9:08

浅間山が見えた。
麓の佐久平は、まだ朝靄。

4/9 9:18

時折目立つのはダンコウバイ。

4/9 9:22

剥き出しの地層。
下の方が脆そう。

4/9 9:24

崖っぷちから少し展望。
脆そうなので縁からは少し離れて。

4/9 9:27

後半はキツい急登。

4/9 9:33

山頂までもうひといき。

4/9 9:34

え、山頂までまだ40分？
・・・実際には20分もかからなかった。

4/9 9:48

急登が終って頂稜に飛び出す。
後は平坦な道を進むと・・・

4/9 9:50

突然に開けて山頂に到着。
祠が3つ並んでいる。

4/9 9:51

子檀嶺岳の山頂。

4/9 9:52

山頂からは、大展望！

4/9 9:52

北アルプスも見える。

4/9 9:53

北アルプスの山並みをパノラマにしてみる。

4/9 9:54

霞んでいるけど、浅間山。

4/9 9:55

東側に、根子岳と四阿山。

4/9 9:55

南側には、美ヶ原。
たくさんの鉄塔が立つ王ヶ頭と、右端に王ヶ鼻。

4/9 9:55

同じく南側。
どっしりとした夫神岳。

4/9 9:56

蓼科山と・・・右端に覗いているのは赤岳かな？

4/9 9:56

奥の真っ白な山は・・・乗鞍かな？

4/9 10:02

上田市街。

4/9 10:07

東から南にかけてをパノラマで。

4/9 10:09

子檀嶺の空。
絶景を堪能したら、下りにかかる。

4/9 10:14

コイワカガミの芽吹き。
山頂近くの北面側にはコイワカガミがたくさん咲くようだ。

4/9 10:15

頂稜の端の小ピークから。
北東側の眺め。
右端に四阿山。

4/9 10:30

しばらく急斜面をジグザグに下って鳥居を潜ると、すぐに幅の広い未舗装の林道に出る。

4/9 10:35

ここで広い林道を離れて左の当郷の方へ。

4/9 10:45

岩の層が露になっている。
これが山頂で縦になっているのだろうか・・・

4/9 10:49

青々とした森。
アカマツとスギの幼木。
この山はアカマツがとても多い。

4/9 10:54

突然竹林が現れる。
でも電気柵で囲ってある。

4/9 10:56

幅広の木橋を渡ると、登山口。
ここで舗装路に出る。

4/9 10:57

動物除けの柵を通り抜ける。

4/9 10:58

道端は、春。

4/9 10:59

高いところの桜はまだこれから。

4/9 11:01

麓から見る子檀嶺岳。

4/9 11:03

眺めのいい集落を下って行く。

4/9 11:06

子檀嶺岳登山者休憩所。
近くに駐車場もある。

4/9 11:07

畑にびっしりとカキドオシ。

4/9 11:08

赤い鳥居の小さな神社。

4/9 11:09

道々に石仏が立っている。
双体道祖神が多いようだ。

4/9 11:12

青木村営バスの管社バス停。
桜と子檀嶺岳。

4/9 11:14

梅もまだ残っている。

4/9 11:15

何度も振り返ってしまう景色。

4/9 11:22

子檀嶺岳。

4/9 11:25

ちょっと変わった色の鳥居。
阿鳥川神社。
ちょっと寄ってみる。

4/9 11:26

古そうな舞殿がある。

4/9 11:27

そして、見事なしだれ桜の巨木。

4/9 11:28

社の石垣に、クサボケ。

4/9 11:29

クサボケ。

4/9 11:32

当郷からの子檀嶺岳。

4/9 11:42

阿鳥川神社の近くに「大法寺遊歩道」の道標があったので、行ってみる。
道ははっきりしていて歩きやすいが、倒木が放置状態。

4/9 11:46

道端に菫がたくさん。

4/9 11:48

大法寺の三重塔の裏手に出てきた。

4/9 11:48

三重塔には恐ろしげな巣が・・・

4/9 11:50

大法寺の三重塔。
これは国宝。

4/9 11:53

見事なタンポポ。

4/9 11:53

大法寺の三重塔は思わず振り返って見てしまうことから、「見返りの塔」という別名がある。

4/9 11:53

大法寺の本堂。

4/9 11:55

本堂脇にも、見事な桜の巨木。
花が小振りな桜。

4/9 11:56

大法寺。

4/9 11:57

呵々大笑。

4/9 11:58

大法寺の参道には面白い羅漢像が並んでいる。

4/9 11:59

ささ、一杯どうぞ。

4/9 11:59

てへっ。

4/9 12:00

耳打ち。

4/9 12:00

ぐいっと。

4/9 12:00

膝を抱えて大泣き。

4/9 12:03

桜の枝にキセキレイ。

4/9 12:07

夫神岳。
景色を眺めつつ、別所温泉を目指す。
別所温泉はあの山の向こう側。

4/9 12:16

たんぽぽ畑に、浅間連峰。

4/9 12:21

浦野川沿いの道を行く。
よく目立つ子檀嶺岳。

4/9 12:23

浦野川と子檀嶺岳。

4/9 12:26

道端の春。

4/9 12:28

小川の桜。
川を渡ってあとは道なりに進む。

4/9 12:32

スギの巨木の越戸神社。

4/9 12:32

道端にカタクリ！
植えられたものだろうか。

4/9 12:43

子檀嶺岳の空。
もうすぐ峠なので、子檀嶺岳はこれで見納め。

4/9 12:46

登り坂がキツいけど、道沿いには桜が満開。

4/9 12:48

桜越しの子檀嶺岳。

4/9 12:48

峠を越える。

4/9 12:50

峠を越えても桜がたくさん。

4/9 12:56

別所温泉が見えてきた。
正面の山は女神岳。
左奥にギザギザの独鈷山。

4/9 12:57

こっちは塩田平。

4/9 13:07

常楽寺の参道。

4/9 13:13

そして、常楽寺。

4/9 13:13

常楽寺の、御船の松。
枝振りが船に見える。

4/9 13:17

常楽寺の奥にある石造多宝塔は、重要文化財。

4/9 13:19

常楽寺の裏手の池で、ミズバショウを発見。

4/9 13:19

4/9 13:22

花いっぱいの常楽寺。

4/9 13:23

次は、別所神社へ。

4/9 13:26

別所神社の本殿の裏手に、小さな祠。

4/9 13:29

別所神社。
ここも大きな舞殿がある。

4/9 13:34

常楽寺から安楽寺への道の途中で、いい眺め。
透明の眺望図。

4/9 13:34

別所温泉と塩田平、そして浅間山。

4/9 13:37

安楽寺の参道。
そろそろ階段がキツい・・・

4/9 13:40

安楽寺。

4/9 13:43

安楽寺脇で拝観料を払って階段を登っていく・・・

4/9 13:43

国宝の八角三重塔。
四段あるけど・・・と思ったら、最下段は裳階（もこし）という庇みたいなものらしい。

4/9 13:55

安楽寺の黒門。

4/9 13:56

次は北向観音へ。

4/9 13:58

北向観音。

4/9 14:00

北向観音の境内から。

4/9 14:01

鐘楼の隣にある、樹齢1200年といわれる桂の巨木。

4/9 14:02

櫓の上に温泉薬師瑠璃殿。

4/9 14:40

探し回る元気はないので、最初に見つけた温泉へ。
大師湯。
源泉掛け流しの共同浴場。
硫黄臭のするいいお湯だった。
これで150円という安さ。

4/9 14:43

北向観音の参道。
もう15時近いからか、食事処はどこも閉まってる・・・

4/9 14:57

ようやく開いてる店を見つけて食事。
肉うどん。なんと馬肉。

4/9 15:20

上田電鉄の別所温泉駅。

4/9 15:24

電車の時間まで駅をうろうろ。
片隅に飾られている上田電鉄の初代の車両。
丸窓が特徴。

4/9 15:28

桜と提灯。

4/9 15:28

4/9 15:32

電車が到着。
大河ドラマラッピング。

4/9 15:34

4/9 16:19

電車に揺られて30分ほど。
爆睡して気が付けば上田駅。

4/9 16:21

駅前の真田幸村像。
9年前に来たときには、片隅でひっそりとしていたのに、今では人だかりが出来るほど。

4/9 16:32

帰りの新幹線はあさま。

4/9 16:35

電車のおやつは・・・
くるみ餅、くるみさぶれ、くるみ最中、まめたび。

4/9 16:49

帰りの新幹線の車窓から。
浅間山。

撮影機器：

PENTAX K-3 ペンタックス

感想

WashiTabi

今週は信州。
上田市に隣接する青木村の子檀嶺（こまゆみ）岳。
麓から見ると山頂部分が台形に突き出ていて険しそうに見える。
登ってみれば、急坂ではあるものの意外と手軽。
それでいて、山頂からの眺めは抜群にいい。

上田駅から千曲バスで約30分。
青木バスターミナルから登って1時間半強くらい。
当郷側の登山口に下りてきてもまだ3時間ほど。
これだけだと少し短いので、別所温泉まで歩いた。

途中の見どころ。
・大法寺　国宝の三重塔と、参道の羅漢像が面白い。

田園風景が広がる麓の町からも子檀嶺岳とか夫神岳、そして浅間連峰の眺めがいい。
夫神岳の裾にかかる峠を超えると、景色は一変。
別所温泉の町並みの向こう女神岳と独鈷山。
そして浅間山に向かって広がる塩田平。

別所温泉は温泉だけでなく見どころも多い。
・常楽寺　御船の松と重要文化財の石造多宝塔。水芭蕉の咲く池もあった。
・別所神社
・安楽寺　国宝の八角三重塔。
・北向観音　別所温泉の中心地といえるところ。
ちょっと鄙びた温泉街を想像していたけど、全然違っていた。
大河ドラマによる一時的なブームかどうかはわからないけど、けっこう多くの観光客で賑やか。
温泉も硫黄臭のするお湯で、とても良かった。
日帰りではもったいない。
次に来るときは、温泉旅館に一泊して、夫神岳とか女神岳とか独鈷山あたりを組み合わせると良さそう。

今回は別所温泉まで足を延ばしたが、青木村の子檀嶺岳周辺にも田沢温泉とか沓掛温泉があり、この辺りにも行ってみたいところ。
塩田平周辺は、なかなか楽しめそうなエリア。


○すべての写真（Googleフォト）
https://goo.gl/photos/PycM7ipo5jJhBcRF9

コメント

sugegasa

こんにちは。
写真53は、左が石祠（せきし）、右が双体道祖神（そうたいどうそじん）だと思われます。
つまり、神社と神様ですね。
双体道祖神は、デザインがユニークなものが多いので、マニアの方もいらっしゃいます。

WashiTabi

Re: こんにちは。
子檀嶺岳は、あの特異な形からか信仰の対象になっているようで、
麓の西洞と当郷の両集落で、多くの石仏・石柱・道祖神を見かけました。
中でも双体道祖神が多かったような気がします。

写真53のものは、菊花紋が付いていたり槍（杖？）を持っていたりと、ちょっと変わっていたので撮ったのでした。
調べてみると、菊花紋は不老長寿の意味があるそうですね。

こういう道祖神とか石仏とか、興味はあるのですが・・・
あまりに深淵な世界なので深入りしないようにしています。
知識があると、歩きがさらに楽しくなるのですけどね〜