鉢伏山☆牛伏寺を基点に周回〜前鉢伏山・宮入山経由

2020年09月14日(月) [日帰り]

• GPS: 07:37
• 距離: 21.2km
• 登り: 1,555m
• 下り: 1,563m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:21
• 休憩: 1:16
• 合計: 7:37

7:54 スタート地点
9:42 9:52 ブナノキ権現
9:56 9:56 車道出合
10:33 10:34 鉢伏山荘
10:35 10:36 前鉢伏分岐
10:49 10:50 鉢伏山
10:53 10:53 鉢伏山展望台
10:54 10:54 鉢伏山
11:06 11:35 鉢伏山展望台
11:39 11:46 鉢伏山
12:00 12:00 前鉢伏分岐
12:13 12:19 前鉢伏山
12:56 12:59 宮入山
13:07 13:08 宮入峠
14:42 14:42 牛伏寺駐車場
14:58 15:15 牛伏寺
15:31 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

▼水遊びの広場駐車場
　20台程度。未舗装。出入り自由。無料。トイレあり。
　トイレは小屋型。足踏みペダル式水洗。TPあり。電灯なし。
　トイレ前の水場で手を洗えるけど、飲用不適。

コース状況／危険箇所等

牛伏川階段工周辺は、遊歩道。
松本小屋事務所から先は、登山道。美ケ原高原ロングトレイルの一部。
車道と交錯しながら、鉢伏山荘へ。徒歩でも入山料￥100。料金箱あり。
鉢伏山荘から山頂まで800mの遊歩道。
前鉢伏山の先、少しだけ藪だけど、その先はよく整備された登山道。
宮入峠まで森の中。
特に注意を要する箇所は無いと思います。
車道に出たら、鉄のイノシシに注意するくらい。

その他周辺情報

▼温泉
　○スーパー塩尻温泉 センチュリーひまわり
　　￥600　7.00-22.00　無休　P20台
　　長野県塩尻市大字北小野1529　0263-56-2231

▼食事
　○中信会館 龍胆
　　11.00-14.00　17.00-20.30（Lo20.00）　P店舗脇広い
　　長野県塩尻市大門1-8-17　0263-52-2340
　　http://ryu-tan.mise.co.jp/

▼鉢伏山バッジ
　○販売してる店舗は見つからず。鉢伏山荘でも売ってない。

写真

9/14 6:50

牛伏川いこいの広場って駐車場です。連岳橋の脇。未舗装で、20台くらい駐車可能だそうで。無料。出入り自由。トイレもあります

9/14 6:50

これ。一応、水洗式だけど、足踏みペダル式。無料。TPあり。電灯なし。夜、真っ暗。24時間利用可能。小屋前で手を洗えるけど、飲用不適水

9/14 7:57

牛伏川流域概要図。なんとも、名称が堅苦しいのお

9/14 8:01

牛伏川階段工見学コース案内マップ。この看板の下にパンフレットあります

9/14 8:01

ナラとサクラの合体樹。名称は、「ナラサクラ」。世界で一本だけの珍種らしい。これぞ、世界遺産て、下の看板に書いてありました

9/14 8:01

近くに在った合体樹。ナラとナラで、オナラかな

9/14 8:02

これが、牛伏川階段工。重要文化財

9/14 8:06

フランス式階段流路のメインとなる場所。内務省の技官がフランスに留学して学んできたものを大正時代に、ここに建造したんだそうで

9/14 8:08

ほお、なかなかのもんだのう。石を固定するのに、コンクリートを使っていないらしい

9/14 8:12

建造は日本古来の石組伝統技法にならって造られたんだったかな。そんなことが書いてあった

9/14 8:12

幻の第一号堰堤は見ることはできません。年数の経過で崩壊の恐れがあったので、より長持ちする構造に造り変えたらしいので

9/14 8:15

石垣みたいだ

9/14 8:30

第二号石堰堤。この先も、こういうのがお腹いっぱいになるくらいに出てきます

9/14 8:31

建造当時の第二号石堰堤。当時の写真も掲示してあるので、見比べるのも面白かったりする。恥的好奇心よのお、、、少し字が違ったかな

9/14 8:39

長野県松本建設事務所の小屋。ここから先、登山道

9/14 8:48

ここは、美ケ原高原ロングトレイルの一部らしい。ここで、二手に分かれているけど、日影沢・地獄谷は、激藪なので、中ノ沢へ行きます

9/14 8:57

ああー何かが橋の欄干の上を走ってると思ったら、

9/14 8:57

すーりーじゃあ、ありませんか。お前は、どこのりすじゃ？

9/14 8:59

か、わ、

9/14 8:59

ええのー

9/14 9:05

で。さらに進んだ別の場所で、もう一匹出てきた。すげーボケまくり。オリンパスTG-4のオートフォーカスがボケてきた。まるで、ピントが合わない

9/14 9:05

と思ったら、あそこにも。この後、もう一匹、計4匹見たけど、まともに写真に撮れたのは最初の1匹だけだった。TG-4も寿命かな。決定的瞬間を逃すことが多くなってきた

9/14 9:13

普通の登山道です

9/14 9:24

展望台があるというので行ってみたけど、これのことかな。この先へも踏み跡が続いていたけど、ずっと森の中だった

9/14 9:41

やっと、松本平が見えるところへ出てきた

9/14 9:45

大山祇神社。ここから、史跡蓬堂へ向かう踏み跡があったけど、約300m進んでも見つからなかったので、引き返した。その先は藪が濃くなってきたし

9/14 10:10

よりによって車道に出た。鉢伏せ山は山頂近くまで車道が続く残念な山

9/14 10:15

高ボッチ山かな

9/14 10:25

無常にも車が私の横を通り過ぎていく

9/14 10:25

鉢伏山山頂部。いい山じゃあないか

9/14 10:30

車道と登山道を交錯しながら。登山道は車道とほぼ平行。草ボーボー箇所多いので、あえて登山道を歩く必要はないかも

9/14 10:34

鉢伏山荘です。有人小屋ですが、バッジはありません。コーシーが飲めるみたいです

9/14 10:37

徒歩、自転車でも入山料が必要。￥100で、料金箱があります。車は￥500。オートバイは￥200。ここから、山頂まで800m。観光客向けですかね

9/14 10:45

山頂までは、ウルトラ整備登山道

9/14 10:47

しこなで

9/14 10:47

美ケ原

9/14 10:49

前鉢伏山のほう

9/14 10:49

歌碑。若山牧水と若山喜志子

9/14 10:51

松本平と北アルプス

9/14 10:53

鉢伏神社

9/14 10:55

鉢伏山は信仰の山で、近在の方々が造った石塔などがあちこちに

9/14 10:57

お。ドローンだ。随分とまたでかいドローンだこと

9/14 10:58

少し下がったところに展望台

9/14 11:08

展望台の内部。雑然としていた。上部は階段が破損しているからか、立ち入り禁止になっていた

9/14 11:09

すわっこランド

9/14 11:09

がたけやつ

9/14 11:09

ふじこちゃん

9/14 11:09

霧訪山かな

9/14 11:10

えー常念岳が見えるらしいです

9/14 11:10

展望所から北アルプス。一望ですなあ

9/14 11:13

ドローンが急接近。私に何か用か。実は、さっきから、ベラベラベラベラ、うるさいんですけど

9/14 11:34

すわっこ

9/14 11:42

歌碑を先に行ってしまうと通り過ぎてしまう鉢伏山山頂。これが？　ただの登山道の途中にある感じ。二等三角点設置

9/14 12:01

下山は前鉢伏山経由

9/14 12:03

ふむーそういうところがあるのか

9/14 12:08

連結トリカブト

9/14 12:12

前鉢伏山です。かなり地味です。三角点設置されてるけど、何等かは読み取れず。二等かな

9/14 12:17

宮入山経由して下山

9/14 12:18

げえーー藪かよ。と思ったら、最初だけだった

9/14 12:19

最後の眺望

9/14 12:20

謎の構造物。皆神山よろしくUFOの発着所だろうか

9/14 12:29

すっげ、歩きやすいけど、ここ、そんなにヒトが来るのか

9/14 12:39

たまに王蟲の森

9/14 12:56

気にしていないと通り過ぎてしまいそうな場所にある宮入山。登山道上にはなく、薄い踏み跡を辿った先にある。山頂のすぐ近くを通るけど、山頂を経由しないんです

9/14 12:56

特に何が見えるというわけでもないけど、二等三角点設置。ここから車道のある宮入峠まで近い

9/14 13:02

おお。なぜ、あそこだけ黒ずんでいるのか。大人か？

9/14 13:07

宮入峠に出てきた。広くなってて駐車スペースみたいなのがある。こっから、車道なんですよね

9/14 13:10

ツリフネソウ

9/14 13:37

林道みたいなのがあった。オートバイで走った痕跡があったので、どこかに通じているだろうし、車道を歩くよりマシだと思って入ってみた

9/14 14:04

がしゃーん。うそ。まさか、ここまで来て、先へ進めないのかと思ったけど、呪文を唱えたら簡単に開いた。啞婆渦無を習得していてよかったぜ

9/14 14:07

集落に出てきた

9/14 14:08

そばの花でしょ

9/14 14:24

すっげ眺めの集落ね。毎日、こんな眺めで生活しているのか。町までは遠いかもしれないけど

9/14 14:31

牛伏寺まで来た。こーんな立派なのがあったので、車道でなくこちらから行こうかと行ってみれば、

9/14 14:33

KUAA。まさかの激藪。なんじゃあ、こりゃあーー

9/14 14:37

藪を抜けきった先に。おいおい。下にもその看板を出しておいてくれよ

9/14 14:41

牛伏寺の駐車場。ここに鉢伏山の登山口があります。尾根コースの

9/14 14:42

これ

9/14 14:43

牛伏寺の説明

9/14 14:55

せっかくだから、牛伏寺によってみます。散策自由みたいだし

9/14 14:57

HUAAA

9/14 14:58

惣門。天保三年。約300年前に建造された門とか

9/14 15:01

牛とか

9/14 15:01

山門

9/14 15:02

これも年代ものだろうね

9/14 15:03

大悲閣だったかな

9/14 15:07

おびんずるさまがおったので、毎度のことながら、頭を撫でて、自分の頭を撫でおきました。少しでもマシになるように

9/14 15:08

牛伏寺の裏手には、松本市特別天然記念物の、牛伏寺のカラマツ林が広がっています。まあ、ただの森にしか見えないけど

9/14 15:10

絵馬は、いつも見てしまいます。「じゃんけんで勝てますように」てのが、今までのスマッシュヒットかな

9/14 15:20

牛伏寺砂防ダムなんですけど、写真ではたいしたことなく写ってます。現地ではきれーだったんだけど

9/14 15:29

フランス式階段工まで戻ってきた。紅葉してたらキレイかもね。自然と調和して違和感なく仕上げる工事というのは、見事なもんだのう。美だね

9/14 17:10

下山後の食事。塩尻駅近くにある中華料理の店、龍胆です。今回の登山目的の8割は、この店に来ること。長野県ではじめて担々麺を提供した店らしい。でも、

9/14 17:18

しおじり名物キムタクチャーハンを食べるため。大盛り。並￥680。キムチとつぼ漬が入ってるチャーハンです。かなりうまいです。気に入った

9/14 19:15

そして。温泉なんですが。スーパーひまわり会？　ひまわり水？　温泉あるのか。この先に。何か、イケナイ施設な気がしないでもない

9/14 18:13

そして。やってきた。せ、せ、せ、センチュリーひまわり。ついに来てしまった。というか、予定していた他の温泉が営業していなかったから、ここになった

9/14 18:15

す、す、す、スーパー塩尻温泉？　営業中という看板を見ても入るのを躊躇ってしまうのは、何故だろうか

9/14 18:16

灯りは付いているが閑散としている。営業はしていると思う。そんな気がする。下駄箱の上に忽然と置かれた黒い招き猫が何気にセクシー。マッサージチェアーもマストアイテムだ

9/14 19:03

入ってみると意外と普通だった。ただし、左手前のガラスケースには、得体の知れない謎の漬け物が瓶詰にされて並んでいる

9/14 19:07

入浴後は、松田乳業の瓶牛乳。富より健康。長野県のご当地牛乳。衝撃のセンチュリーひまわりは日記で書きます

9/14 22:24

もう何度も寄ってるデリシア塩尻東店にて買った物。ポテトチップスご当地味の野沢菜漬味。やばいかと思ったら、あまりに普通の味だった。味噌ラーメンはなにか長野県のキャラクターらしい。ぴこか？

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

藪犬☆mogless

元々この山は、扉温泉を基点に登り、山頂を経由して、二ツ山、三峰山、扉峠へと行き、県道67号（松本和田線）を通って、周回する計画を立てていました。何年も前に。ところが。平成25年に県道67号線で土砂災害だか道路崩落があり、通行止めになってしまいまして。まあ、復旧するだろうと思って、気長に待っていたのですが、その後、まるで復旧の様子がなく。数年が経過してました。いつまで待っても、復旧見込みは未定のままなので、別のルートから鉢伏山に登ることにしました。

鉢伏山は、鉢伏山荘のある山頂近くまで車道が続いている残念な山。山頂からの眺望が特に素晴らしいだけに、登山ルートの一部となっている車道を歩いている時に車に抜かされると、得も言われぬ気持ちになる。それはさておき。鉢伏山荘から登ったのでは、満足できそうにないので、牛伏寺からフランス式階段工を眺めながら登ることにしましたとさ。山頂からは、前鉢伏山と宮入山を経由して、周回しましたけども、宮入峠からは、車道と林道歩きが主となるので、別に無理に周回コースを設定しなくても、よかったかな的でした。牛伏寺基点の往復でよかったかも。

フランス式階段工。
大正時代に牛伏川に築かれた砂防施設。重要文化財らしい。事前にパンフレットは得ていて、まあ、その写真を見るに、あまり興味がそそられるモノでもなかったのだけれども、実際に現地で見てみると、なかなかのミモノ。よくまあ、こんな、川底に石を敷き詰めて造ったもんだなと。そして、今まで崩れることなく、よく持ちこたえているなと。見た目が石垣みたいだし。そういった辺りが面白かったりした。でも、こんなところにヒトは来ないだろうなと思っていたら、下山した時に観光客がいた。それに驚愕した。

以前。長野県のどこかのコンビニで「キムタクチャーハンおにぎり」を買って食べた。そのネーミングセンスからして、どんなものかと思えば、キムチとタクアンの入ったチャーハンというわけでした。安直なネーミングセンスとは裏腹に、なかなかの旨さだったのですけども、おにぎりサイズでは食べ足りなかった。もっと食べたいなと思いつつ、調査の結果、キムタクチャーハンは塩尻市の名物という。元々は「キムタクごはん」というものが、塩尻市の学校給食で出されたのを皮切りに、現在ではその味わいと手軽さから全国区の知名度らしい。ほんとかね。で。キムタクご飯をチャーハンにアレンジしたのが、キムタクチャーハン。編み出した元祖の店で食べたいと、さらなる調査の結果。塩尻駅の近くにある龍胆という店が、キムタクチャーハンの元祖とのこと。そこへ行くのが、今回の目的の8割を占めており、すでに鉢伏山がおまけになってしまっている。

で。食べましたよ。キムタクチャーハン。頼んでから、5分も待たずにやってきた。そもそも、チャーハンにキムチとタクアンを入れるだけなら、ご家庭でもできるじゃんですけど、その分量がポイントてことですかな。あと、タクアンはつぼ漬け。絶妙な配合バランスと、食感を楽しませるタクアン、キムチのカットサイズ。いやーこれ、うまいわ。考案したヒトは、人間国宝になっていただきましょう。

温泉のセンチュリーひまわりは、素晴らしい施設だったので、日記で書きます。

あ。あと、ここ鉢伏山で、日本300名山が90座目の大台にのりました。特段、感慨深いモノがあるわけでもないですけど、一つの区切りとして、忘れないようにここに書いておきます。