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記録ID: 843406
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積雪期ピークハント/縦走
飯豊山

大境山

2016年04月10日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.0km
登り
950m
下り
934m

コースタイム

日帰り
山行
4:00
休憩
0:35
合計
4:35
5:45
120
スタート地点
7:45
7:45
50
県境稜線(860m)
8:35
9:10
70
10:20
ゴール地点
天候 薄曇り
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
殆ど残雪歩き(夏道1割程度)、一般登山者には時期が早く不適。5月の連休以降(新緑の頃)であればトレースも増えていると思われる。
登山口に向かう途中、大境山が前方に姿を現す。
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登山口に向かう途中、大境山が前方に姿を現す。
登山口は酒屋の右脇の水路沿いを進む。
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登山口は酒屋の右脇の水路沿いを進む。
登山口の標柱。
登山口にバス停がある。1日数本が停まるようだ。(元サイズ→拡大)
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登山口にバス停がある。1日数本が停まるようだ。(元サイズ→拡大)
水路の堰の上を水に浸かりながら対岸(右岸)へ渡る。
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水路の堰の上を水に浸かりながら対岸(右岸)へ渡る。
水深は3センチ程度、長靴がベター。
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水深は3センチ程度、長靴がベター。
対岸をコンクリートの蓋のある水路に沿って進む。標柱を右へ折れると小沢沿いの登りとなる。
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対岸をコンクリートの蓋のある水路に沿って進む。標柱を右へ折れると小沢沿いの登りとなる。
小沢を右岸へ渡り中間尾根に取り付く。残雪に覆われ道が分かりにくい。
小沢を右岸へ渡り中間尾根に取り付く。残雪に覆われ道が分かりにくい。
中間尾根は尾根の左右が小沢に挟まれている。
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中間尾根は尾根の左右が小沢に挟まれている。
中間尾根が終わると樹林帯のやや急な斜面になる。
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中間尾根が終わると樹林帯のやや急な斜面になる。
樹林帯を抜けると急な雪原となる。
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樹林帯を抜けると急な雪原となる。
南側を振り向くと飯豊山が見えている。
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南側を振り向くと飯豊山が見えている。
沢筋は雪崩の跡があり急勾配で危険。なるべく尾根筋を辿った方が安全。
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沢筋は雪崩の跡があり急勾配で危険。なるべく尾根筋を辿った方が安全。
飯豊山アップ。
梶川峰方面アップ。
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梶川峰方面アップ。
標高700mの岩峰を越え県境稜線方面を望む。薮の中にうっすら踏み跡あり。
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標高700mの岩峰を越え県境稜線方面を望む。薮の中にうっすら踏み跡あり。
登ってきた尾根筋を振り返る。
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登ってきた尾根筋を振り返る。
後方を振り返る。尖った峰は黒石山、その右は大花山。
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後方を振り返る。尖った峰は黒石山、その右は大花山。
稜線手前で僅かな区間夏道が露出している。
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稜線手前で僅かな区間夏道が露出している。
広い県境稜線に出ると大境山が姿を現す。
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広い県境稜線に出ると大境山が姿を現す。
大境山アップ。
大セド峰(874m)からも急な尾根筋を登る。夏道はすぐ終わる。
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大セド峰(874m)からも急な尾根筋を登る。夏道はすぐ終わる。
山頂直下の急登り。亀裂あり。
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山頂直下の急登り。亀裂あり。
大セド峰〜県境稜線を振り返る。
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大セド峰〜県境稜線を振り返る。
山頂とエブリ差岳(左)。
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山頂とエブリ差岳(左)。
山頂はすぐ。
山頂広場だけ残雪が融けていた。
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山頂広場だけ残雪が融けていた。
以下山頂展望。葡萄鼻山、高坪山方面。
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以下山頂展望。葡萄鼻山、高坪山方面。
西方向の展望。大境山の西尾根方面。
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西方向の展望。大境山の西尾根方面。
南西方向の展望
南方向展望。飯豊山〜エブリ差岳パノラマ。手前の黒い峰は枯松山の北峰(元サイズ→拡大)
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南方向展望。飯豊山〜エブリ差岳パノラマ。手前の黒い峰は枯松山の北峰(元サイズ→拡大)
エブリ差岳アップ。こちらから見るとラクダの背中のようだ。
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エブリ差岳アップ。こちらから見るとラクダの背中のようだ。
枯松山アップ。黒い峰は北峰、本峰はその右奥。
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枯松山アップ。黒い峰は北峰、本峰はその右奥。
下山開始。県境稜線から尾根筋→中間尾根と下る。
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下山開始。県境稜線から尾根筋→中間尾根と下る。
残雪の下りは早く、一気に標高を下げる。
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残雪の下りは早く、一気に標高を下げる。
最後は水路沿いの歩き。
最後は水路沿いの歩き。
再び、酒屋の前に到着、下山完了。
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再び、酒屋の前に到着、下山完了。
道路から望む県境稜線、大境山は隠れて見えない。
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道路から望む県境稜線、大境山は隠れて見えない。
帰途、加治川堤防の桜並木が満開だったので立ち寄る。
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帰途、加治川堤防の桜並木が満開だったので立ち寄る。
柳の若葉とのコントラストがきれい。
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柳の若葉とのコントラストがきれい。
二王子岳をバックに。
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二王子岳をバックに。
鳥目線で。
満足でした

感想

大境山は「新潟100名山」、「越後百山」である。山形と新潟の県境稜線上にあり、笠のような山頂は特徴的だ。残雪期は地形が分かりにくく道迷いのリスクがあり、また急勾配区間があり難易度が増す。以下、特記事項を記す。

・全行程において夏道が露出している割合は1割程度、また先行者のトレースは確認できず。
・水路から右折して沢沿いに進み尾根に取り付く地点が残雪で分かりにくい。赤テープもない。
・標高500mを越えるとほぼ残雪の登りとなる。標高650mから県境稜線にかけて残雪の下部が硬くなり、また勾配が急になるのでアイゼンがあった方が安心。当方はスパイク長靴にてキックステップ。
・特に650m〜700mにかけては無理に夏道を探さず、尾根地形を辿った方が安全かもしれない(現地の状況により判断必要)。多少の薮こぎは必要。
・県境稜線(860m)からはブナの原生林の点在するなだらかな雪原が広がり、前方に大きな大境山が聳える。新緑の頃は雰囲気の良い場所となる。
・山頂手前(大セド峰〜950m)にかけても急登区間があり要注意。
・二等三角点のある山頂周辺だけ地面が露出している。期待通り遮るもののない大展望が広がる。今回は春霞で遠望は効かないが雄大な飯豊連峰(飯豊山〜エブリ差岳)のパノラマが眼前に広がる。
・下山は適度にグリセードもどきで下っていくと1時間少々で下界に到着する。残雪期の下りはあっという間だ。

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