会津駒ヶ岳(滝沢登山口)と長岡花火と八色スイカ



- GPS
- 07:26
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,061m
- 下り
- 1,058m
コースタイム
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 7:14
天候 | 曇り時々雨/ところにより風あり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
東北自動車道 西那須野塩原IC→滝沢登山口 <帰り> 滝沢登山口→国道352号線→奥只見シルバーライン→魚沼市小出→国道17号線→長岡市(花火)→関越自動車道 ※核心部は狭くカーブの多い国道352号線と奥只見シルバーラインといえる。徐行・車酔い対策推奨。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
滝沢登山口からしばらくは急登だが、少しずつ傾斜が緩くなっていく。 樹林帯を抜けると木道中心で、高山植物や池塘を見ることができる。 ※樹林帯はハナアブが執拗で落ち着かなかった。 ※水場は「水場」看板から急な傾斜を下るらしい。 |
その他周辺情報 | ・セブンイレブン塩原インター西店:西那須野塩原IC近くにある。早朝に登山口へ辿り着くことを考えると、登山前最後の食料調達場所となる。 ・道の駅 尾瀬檜枝岐:滝沢登山口に近く、施設が綺麗。尾瀬観光の拠点にできそう。 ・駒の湯:アルカリ泉らしい。露天風呂・サウナ・休憩室無し。現金のみ700円 ・国道352号線(樹海ライン):県境を越えて新潟県魚沼市に入れば平ヶ岳や越後駒ヶ岳、荒沢岳などへの登山口へ行けるが、狭く曲がり続ける。 ・銀山平温泉キャンプ場:荒沢岳や越後駒ヶ岳へ向かう場合はテント泊に利用しようと考えたが、結局使わなかった。 ・新潟県長岡市:魚沼市からは国道17号線や関越自動車道で行ける。長岡花火の開催地だが、有料席は抽選に当たらないと入れない。国道352号線の悪さを考えると、会津駒ヶ岳からの移動はお勧めできない。 ・清津峡:トンネルの景色が観光地として有名。この日は予約者のみ入場可との看板が出ており、訪問を断念した。 ・魚沼スカイライン:十日町市と南魚沼市の市境である魚沼丘陵の尾根沿いに展望台が数か所あり、魚沼盆地(南魚沼市側)の景色がいい。 ・うおぬま倉友農園おにぎり屋:行列のできるおにぎり屋。塩沢産コシヒカリ使用。丼物のお店も併設している。 ・魚沼の里(猿倉山ビール醸造所・八海醸造など):物販は勿論、その場でビールやジェラート、軽食、日本酒の試飲を楽しめる。ひまわり畑も綺麗だった。 ・JAみなみ魚沼 あぐりパーク八色:この時期に八色スイカまつりとして、直売を行っている。その場で宅配受付可。コロナ禍以降、食べ放題は廃止。 ・道の駅 ゆのたに:魚沼に限らず新潟県内の食品を広く扱う。越後三山Tシャツなどもある。その場で食べられるカットスイカを目当てに立ち寄った。 ・道の駅 南魚沼:農産物を中心に魚沼産の食品が充実している。 ・そば処富永 塩沢店:閉店した中野屋 塩沢店を引き継いで営業しているらしい。布海苔蕎麦/うどんを楽しむことができる。うどんを注文した仲間が味に感動していた。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ハッカ油
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備考 | 虫除け装備推奨 |
感想
今年も八色スイカの時期になりました。
二十四節気では大暑、魚沼周辺の2000m峰も晴れれば熱中症の心配を感じるくらいです。
短い短い夏山シーズンでもあるので日本アルプスにでも行きたい気持ちもありますが、八色スイカを外したまま夏を終えたくはありません。
さらに今年は長岡花火の開催日である8月2日3日が土日に重なるということで、こちらも狙いたいところです。
魚沼や長岡の周辺で登りたい山も複数ありますが、自分が登ったことのない山なら会津駒ヶ岳や浅草岳です。
会津駒ヶ岳は名前の通り福島県にはなるのですが、地図を見てみると新潟県境は近いし、国道352号線で檜枝岐村と小出は繋がっているので行けなくはなさそうです。
体験したいもの全て詰め込んで欲張った結果、計画は次の通りになりました。
【当初の計画(グループ行動)】
<0日目>金曜夜に都内集合→移動・車中泊
<1日目>会津駒ヶ岳(滝沢往復)・長岡花火大会*1・苗場の宿泊施設に宿泊*2
<2日目>登山(魚沼地方*3)・八色スイカ購入・帰宅
*1…抽選に当たらなかった為、有料席の外での観賞(下記3通り)を検討した。
①混雑・渋滞覚悟で現地に近づき大きく観る。
②渋滞を避けて小出や小千谷あたりから電車で長岡へ行くが、本数少ない。
③少し離れた場所(長岡市南部あたり)まで車で行き、遠くから眺める。
*2…民泊含め宿泊地を探したところ、手頃な価格ではスキー客向けの宿泊施設が空いていた。
*3…参加者の希望や登山経験を考慮した結果、浅草岳・越後駒ヶ岳・巻機山を候補とした。雨天時は越後妻有大地の芸術祭、清津峡、魚沼の里(八海醸造・猿倉山ビール)、食べ歩き(コシヒカリ・へぎそば)を選択肢とした。
【実際の行程】
<0日目>
ほぼ計画通りに移動した。
<1日目>
霧の中だったので中門岳は諦めて会津駒ヶ岳山頂までとした。国道352号線の悪路で移動に時間がかかり、電車移動の選択肢は消滅。長岡市南部まで車移動し、離れた場所から眺めることととした。夕食は途中のスーパーで調達した。
<2日目>
天気は良さそうだったが体力面の不安から登山はせずに観光に切り替えた。
宿泊地→魚沼スカイライン魚沼展望台→倉友農園おにぎり屋→魚沼の里(猿倉山ビール・八海醸造)→道の駅ゆのたに→あぐりパーク八色(八色スイカ直売)→そば処富永→道の駅南魚沼→帰路となった。
【感想】
<登山について>
累積標高差、水平距離、道としての難易度いずれも易しめの行程だったので、幅広く登れる山だと思いました。
ただし、樹林帯区間のほとんどで虻による執拗な付きまといには悩まされたこと、あいにく晴れなかったことは心残りでもあります。
(それでも霧の湿原は幻想的ではありました。)
<花火について>
やや離れた場所からも花火観賞としては十分楽しむことができました。
ただし、会場入りした仲間の写真を見てみると差は歴然で、真剣に花火を楽しみたい場合はやはり現地入りが必須だと思いました。
<飲食について>
魚沼産コシヒカリで有名な南魚沼ですが、キノコやスイカも申し分ありません。
猿倉山ビールや八海醸造も十分に楽しむことができ、今年も来られてよかったと思います。
(自分は運転係だったため、その場では飲んでませんが。)
<計画について>
魚沼・長岡へ行くことを前提にした場合、会津駒ヶ岳とのセットは行けなくはありませんが大変です。
この国道352号沿いに平ヶ岳の鷹ノ巣登山口の入口があるのですが、ここからも狭隘区間は長く、同様にお勧めはできません。
この道を使うなら荒沢岳・越後駒ヶ岳くらいが限界だと思いました。
<全体として>
移動時間が長く、かなり詰め込んだ計画にしたこと、人数に対して車両や宿泊地が狭くなってしまったこともあって体力的にはハードでした。
それでも特に飲食での満足度は高く、いい夏の思い出になりました。
来年はもう少しコンパクトにまとめた計画にして楽しみたいと思います。
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