豊川水系 宇連川支流 栃の木沢

2016年05月03日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 3.2km
• 登り: 417m
• 下り: 416m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:00

9:35 明神山栃の木沢コースP
10:20 10:20 ８ｍ直瀑
10:50 10:50 大滝
11:50 11:50 脱渓ポイント（登山道）
12:35 明神山栃の木沢コースP

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

最奥の駐車場は5台程度。
手前に数台分のスペースあり。
更に少し手前には、鳳来湖キャンプ場があります。
この辺りは、バス釣りとロッククライミングで有名なエリアなので、駐車場はそこそこ混みます。

アクセス
新東名から三遠南信道へ入り、鳳来峡ICを降りて右折。その後、すぐに三河川合駅方面へ左折し、三河川合の集落の中を鳳来湖方面へ左折。宇連ダムを越えて、鳳来湖沿いに走り、鳳来湖キャンプ場のあるT字路を右折。すぐにまた右折し橋を渡って暫く行けば右側に駐車スペースがあります。最奥まで行くと、明神山の栃ノ木沢コースの駐車場になります。更に奥に行く道がありますが、そっちは有名な岩があるみたいです。

コース状況／危険箇所等

遡行グレード：沢1級程度

全体的にナメの多い沢でフリクションはイマイチです。
くもの巣、変な虫が多い、鬱蒼として苔むした沢らしい沢です。（誉め言葉です。）

1回目の8m逆層スラブは、手前から行けそうな感じもありますが、全体的に立っていて、ちょっと難易度高く、フリクションも信用できないので行きたくないです。

2回目の8m直瀑は、近くで見ないと何とも言えませんが水線を登れそうな気もします。ただ、手前の釜が深いので、行く気になれない上に登攀自体も難易度高そうなので、まあ、行きたくないです。ガバも薄目に見えます。

大滝は、手前の8mよりは簡単そうです。
左右の滝の中央から登ってその後左右どちらでも行けそう（右の方が楽そう）な感じでした。ただし、今回と同じくらいの水量だった場合です。前回は行ける気がしませんでした。
中央上部に残置ハーケンが見えました。
ガバは意外と多そうですが、取り付きが少し悪そうです。


意外と簡単そうに見えるナメ滝も、気が付くと斜度がキツくなってる場合が多く、ガバも少なめなので、慎重にルートファインディングしてから進まないと身動きが取れなくなります。

全体的に巻けない場所は無いと思いますが、かなりボロボロな場所が多いです。

下山に使う明神山の栃の木沢コースは、乳岩分岐までは、綺麗に整備された非常に歩きやすい登山道ですが、その後鳳来湖方面に分かれてからは、ちょっと分かり難い部分があったり、岩場や、崩れかけた場所もあるので注意が必要です。
下の方は、シダ植物に囲まれた太古の森みたいな雰囲気の快適な下りになります。
脱渓してから山頂へ向かう場合は、結構な長い急登になります。

その他周辺情報

最寄IC：三遠南信道 鳳来峡IC

最寄コンビニ：鳳来峡IC降りて左折して１００ｍくらいの場所にサークルK

最寄り駅：飯田線 三河川合

最寄の風呂：うめの湯（国道151号線沿い　10：00〜20：00まで 700円）
　　　　　　愛知県民の森（11：00〜13：30まで 400円）

写真

5/3 9:41

入渓して、すぐに長いナメ

5/3 9:43

いい場所ですね〜。

5/3 9:44

フリクション悪し。

5/3 9:46

深い場所で腰くらいかな？まあ、深い場所にわざわざ入らないので濡れるのはヒザくらいまでですが。

5/3 9:46

ちょいちょい絵になるナメが出てくる。

5/3 9:47

今日は水量も少なめ。

5/3 9:50

ここは、巻きました。

5/3 9:52

CS、ここも巻きましたが、よく見ると下から通れそうですね。

5/3 9:58

ここは左から登りました。

5/3 10:04

ここも右から巻きました。

5/3 10:06

3段の滝。

5/3 10:07

一段目登ると、二段目はナメ。ガバが無いので、左岸から巻き気味に登る。

5/3 10:10

3段目はチョックストーン。右側を直登したが、ちょっとハング気味になっていて苦戦した。

5/3 10:14

ナメ3段。両方直登。

5/3 10:16

これが3段の上部。

5/3 10:18

その後もナメが出現。

5/3 10:20

フリクション悪い。

5/3 10:22

8mくらいの逆層スラブこれも左岸を巻きました。
手前側から行けそうな感じもしますが、フリクションもイマイチ悪いので、ちょっと嫌です。

5/3 10:35

中央直登。

5/3 10:38

また8mくらいの直瀑。これも左岸巻き。

5/3 10:44

滑滝直登。

5/3 10:50

15m大滝。
中央から登れそうだったけど、さすがに1人だと怖いので高巻きしました。

5/3 10:51

大滝の巻き。
はっきり言って悪いです。
落石危険地帯を直登します。その後も、細い立ち木を頼りに大高巻きになります。

5/3 11:05

再入渓。

5/3 11:07

その後もちょこちょこナメが出てくる。

5/3 11:08

トイ状。ここも直登。

5/3 11:12

大きなナメ。

5/3 11:15

ここから先は、倒木が多い。

5/3 11:24

10mくらいの斜滝。直登しました。

5/3 11:36

このナメ滝は右岸を歩きました。

5/3 11:37

しかし、ナメが多い沢です。

5/3 11:38

岩に付いた苔のところに綺麗な花が咲いていました。

5/3 11:53

変な小屋に到着。
ここで脱渓します。

5/3 11:54

山頂無視して登山道を下山します。

5/3 12:39

駐車場に戻ってきました。

撮影機器：

COOLPIX S32 ニコン

装備

個人装備

一般沢装備 ヘルメット ハーネス 管ビナ数枚 ストレートビナ数枚 ハーケン数枚 ハンマー ＡＴＣガイド エイト管 180cmスリング １２０ｃｍスリング×５本 ６０ｃｍスリング×３本 ６ｍｍ捨て縄×２本 ８ｍｍダブルロープ３０ｍ ツエルト 非常食２日分

感想

gluttony

朝の仕事が終わってからでも行ける手頃な沢。
今日も朝の仕事を終わらせてから向かいましたが、それでも昼過ぎまで満喫できました。
駐車場に付いた頃には、その近辺には結構な数の車が止まっていましたが、なぜか駐車場には空きがありました。ロッククライマーが多かった様で、みんな良く分からない場所へ入っていきました。
既に何度も来ていますが、沢らしい沢で好きな場所です。