【167】 (シロヤシオロードで) 天目山(三ツドッケ)

2016年05月15日(日) [日帰り]

• GPS: 06:49
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,426m
• 下り: 1,566m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:56
• 休憩: 0:40
• 合計: 6:36

9:04 東日原バス停
10:58 10:58 横篶山
11:42 11:42 一杯水避難小屋
12:19 12:37 天目山(三ツドッケ)
12:59 12:59 長沢背稜 グミの滝分岐
13:20 13:21 棒坑ノ頭(棒坑尾根分岐)
14:24 14:43 倉沢林道合流
14:59 15:01 魚留橋
15:40 倉沢バス停

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

■鳩ノ巣無料駐車場　利用
　朝　7:20頃には、ほぼ満車になっていました。
往:鳩ノ巣→奥多摩
復:奥多摩→鳩ノ巣

コース状況／危険箇所等

■ヨコスズ尾根　道標あり、一般登山道
・滝入ノ峰を回り込むと、一部道が細くなりますが、特に問題になるレベルではありません。但し、右側は、急傾斜や一部崩壊地です。
■棒杭尾根　道標なし、踏み跡は比較的明瞭
・途中分岐もありますが、地図で確認すれば問題ないレベルだと思います

写真

5/15 9:00

東日原のバス停から少し戻ってここからGO!　増発便が3台も出たのに、こちらに向かう人は、先行者の一人だけ?

5/15 9:01

道脇には、アカバナユウゲショウが綺麗に咲いていました。

5/15 9:03

次は、セリバヒエンソウが飛んでます

5/15 9:03

七星テントウムシも活動し始めましたね

5/15 9:09

クサノオウは、どこにでもありますね。登山道に入る場所を間違い、戻って登り始めるとモノレールのステーション? 民家のようです。

5/15 9:23

おばあちゃんがいたので少しお話。お年よりがこんなところに住むのは大変だろうな。石尾根には、ガスが掛かってますが、天気は如何に

5/15 9:30

杉林に入り、フタリシズカ。杉林が続きます

5/15 9:54

林の緑が綺麗!!

5/15 9:57

ギンランかな

5/15 10:14

こんな杉もあるのです。一回転ネジレのウルトラC

5/15 10:42

滝入ノ峰を巻いて進みます。マイナスイオン一杯の森林浴

5/15 10:45

途中、少し道が狭くなりますが、おおむね綺麗な道

5/15 10:52

ヨコスズ山近くなるとトウゴクミツバツツジがお目見え

5/15 10:56

緑に映えて綺麗です

5/15 10:57

稜線の守り人みたいなブナ。

5/15 11:00

フイリフモトスミレもちらほら。PK1388も巻いて進んでいきますが、稜線上に、ちらちら白い物が見えます。

5/15 11:18

道から外れ、稜線沿いに登るとシロヤシオが目に飛び込んで来ました。

5/15 11:19

檜洞丸周辺のシロヤシオもすごいですが、この稜線も負けていません。

5/15 11:20

清楚なシロヤシオ!!

5/15 11:20

上の方に咲いているので、なかなか近くで見れません

5/15 11:22

陽が出てきて、光の醸し出す陰影が何とも言えず綺麗。

5/15 11:22

あおぞらも見えて来たぞ

5/15 11:22

なかなか先に進めません

5/15 11:31

トウゴクミツバツツジも頑張っています

5/15 11:32

赤みを帯びた葉っぱの縁がアクセントで、これまた綺麗です。

5/15 11:37

満開も過ぎたかな?

5/15 11:39

こんな道になってます。

5/15 11:44

一杯水避難小屋に到着。誰もいませんが、ここでは休まず、裏手から尾根を天目山に進みます。

5/15 11:48

こちらの尾根もシロヤシオとミツバツツジロードです。汗だくの季節になりました。風が心地い〜!!

5/15 11:48

光に透ける葉っぱと花びら

5/15 11:50

競演です

5/15 11:52

とにかく綺麗

5/15 11:53

ブナもね。山ツツジもスタンバイしています

5/15 11:54

まだまだ続いています

5/15 11:54

なんて美しい

5/15 11:56

この葉っぱもキ・レ・イ

5/15 11:57

競演その2

5/15 11:57

上を見上げれば・・・

5/15 11:59

これでもか、と言う位咲いています。蕎麦粒山への分岐を過ぎると、シロヤシオロードも終わりました。

5/15 12:36

天目山到着。いろいろ議論のあった展望ですが・・・

5/15 12:17

今日は、北東方面は、大持山〜有間山(有間山稜)がやっと

5/15 12:16

南東方向は、蕎麦粒山、川乗山、大仁田山迄、後ろの御岳は、靄っています。

5/15 12:17

大岳山、御前山は、靄って見えません。手前の△山は、歩いて来た三ツドッケ手前のピーク

5/15 12:16

南方面は、六ッ石〜鷹ノ巣山の石尾根の迄、日本一は靄のかなたで見えません。オジサンが、汗だくで登って来ってきました。川乗橋から来られたとの事。

5/15 12:17

さらに南西方向は、雲取、三峰山がやっと見えてました。おむすび食べて、下山です。

5/15 12:57

避難小屋方面に戻り、途中分岐で稜線に沿って蕎麦粒山方面に下ります。シロバナツクバキンモンソウ

5/15 13:04

ここにも森の守人。貫禄があります

5/15 13:08

可愛いワチガイソウ

5/15 13:10

こちらでも稜線上には、シロヤシオが咲いてますが、道は、稜線から少し巻いているので、先ほどと比べると何となく地味な道に。

5/15 13:11

稜線に上がって最後のシロヤシロを楽しみます。

5/15 13:11

そろそろ棒杭尾根の入口になるはずです。

5/15 13:21

この道標の支柱にマジックで棒杭尾根と書いてありました。ここから下降開始

5/15 13:24

棒杭尾根も降り初めは、綺麗な尾根です。

5/15 13:43

杉林が続きますが、途中崩落地から石尾根が臨めました。

5/15 14:22

杉林も飽きて来ました。沢音が聞こえるので、そろそろ林道に出合うはず。朝あったクワガタソウは、蕾でしたが、ここのは、皆開いていました。

5/15 14:23

ガクウツキもいっぱいです。

5/15 14:27

林道に到着。即　長尾谷に下りて休憩タイム

5/15 14:47

ヒメレンゲも

5/15 14:47

クワガタソウも沢山咲いています。ここから林道歩き、でもこの先崩壊個所があるはずです

5/15 14:50

歩き始めると渓谷を見下ろすようになります。地蔵橋から長尾谷を

5/15 14:51

綺麗な滝が沢山あります

5/15 14:53

谷が深くなって行きます。地蔵橋も端は壊れていますが、なんとか通行可です。

5/15 14:54

滝

5/15 14:56

かなり下になります。

5/15 14:57

林道は、こんな感じで続いています

5/15 14:58

八丁沢の五段滝が見えるところに来ました。ここが崩落現場。手前を下に降りる道が出来ているのでそこを通過。

5/15 15:00

ここで林道に復帰。後ろを見ると八丁沢の林道崩壊部。沢には、木が多数落ちたままになってます

5/15 15:02

魚留橋から上流部

5/15 15:22

こんなところにハンショウズルがありました

5/15 15:23

八幡橋の所の滝。名無しですか?

5/15 15:27

ミヤマキケマン

5/15 15:38

林道脇にはマルバウツギ・ガクウツギが沢山ありました。倉沢バス停で40分待ち。ホリデー快速は、鷹ノ巣駅には止まらないで電車も30分待ちで時間が掛かった〜。

5/15 17:25

無事　鳩ノ巣駅に戻ってきました。

撮影機器：

MEDIAS TAB N-06D NECカシオモバイルコミュニケーションズ

感想

aruaru

　天目山のシロヤシオを見に行きました。コースは、ヨコスズ尾根から登り棒杭尾根で下る予定。初めは、蕎麦粒山から百尋の滝へ回ろうかと考えていましたが、距離があるのとバス時間も考えなければいけないので軟弱にも却下。

　東日原へは、駅からバス利用ですが、奥多摩駅に降り立つやバス待ちの行列。続いてホリデー快速も到着、臨時バスも出ますが、行列はずっと続いていました。普段は、空いている時狙いなので、ビックリです。すごい人ですね〜。

　2台目の臨時便に乗り、東日原へ。多くの乗客は、川乗橋で下車。百尋の滝から川乗山でしょうか。

　登山道の入口を見過ごし、少し時間ロスしましたが、地元のおばあちゃんとも話も出来たし、ゆっくりスタート。初めは、杉・檜林の道をもくもくと登りますが、自然林になると傾斜も緩くなり稜線を巻くように進みます。清々しい緑の中の森林浴です。

　滝入ノ峰を巻いて稜線に乗り、ヨコスズ山近くになるとトウゴクミツバツツジが目に入ってきます。さらに進み、道は1388m圏を巻いていますが、尾根に白い物がちらちらと見えて来ました。道を外れて、尾根に登るとシロヤシオが満開の花を開いています。見たかったのは、これだよね〜。

　ここからシロヤシオとミツバツツジのツツジロードが始まりました。延々と続くシロヤシオ、そのたびに足を止めてしまいます。

　清楚な白い花に恥じらうかのように縁が赤くなった葉っぱ。キ・レ・イ!シロヤシオの花言葉を調べたら、上品。まさに、そのままです。

　避難小屋の裏から続く尾根も、まだヤシオロード、蕎麦粒山への稜線分岐迄続いていました。
　
　天目山への最後の急登をゼイゼイしながら登りきると、一気に展望が開けます。かつて話題となった事件ですが、その恩恵?でこの景色を楽しめる訳です。生憎と、靄っていて遠くは見えずでしたがね・・・

　蕎麦粒山方向に進みますが、あれだけあったシロヤシオが見えなくなります。棒杭ノ頭付近の稜線に乗るとまた見られますが・・。植林される前は、きっと一面シロヤシオなんて事もあったのかもしれませんね。

　棒杭尾根は、始めは自然林の綺麗な尾根ですが、半分位は、杉・檜林の中で急登でした。

　長尾谷に下りたち、林道に入ります。一部崩壊はあるものの、特に問題なく歩けます。この林道の脇を長尾谷が流れていますが、滝ありの景色がいいので飽きません。後半は、倉沢谷になり林道から遥か下に見下ろすようになってきます。釣り人が、谷に下りているのが見えましたが、よくもあんな処にと思いますが・・。

　今日は、静かにシロヤシオと新緑に囲まれた渓谷美を堪能できました。お疲れ様でした。でも、バスと電車利用は、自由度が少なくなるので、最小限にしたいものですね。