鳥海山
- GPS
- 24:50
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,474m
- 下り
- 1,470m
コースタイム
天候 | 14日晴れ 15日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今回は高校時代の恩師を鳥海山にお連れしました。恩師は67歳でスキー歴は5
0年近く、現在でも年間100日近くゲレンデ通いをしています。
山スキーは未経験なので、事前に練習しておいてと板を貸してありましたが、結
局練習は出来ずにぶっつけ本番となってしまいました。
始めのうちはゲレンデ板との違いにかなり戸惑っていましたが、さすが年間ゲレ
ンデ滑走100日クラスの猛者だけあって呑み込みが早いです。
なんとか鳥海山に登ってもらうために余裕のある滝の小屋前泊としましたが、体
力面で不安があったので15日は2人分の荷物を私が担ぐことにしました。これ
は晴天が約束された最高の条件で、春スキー限定での特例です。
急斜面でのシール登高、2度のヤブこぎ、照りつける太陽で、さすがの恩師も少々
ばて気味ではありましたが、なんとか外輪山に登り切ることが出来ました。
しかも、コース取りが狙い通りに上手くいき、稜線の数メートル下までスキーで
登れました。人生2度目の鳥海山にスキーで登ることが出来た恩師は感激の様子
でした。
外輪山を行者岳から左回りに歩くと、大勢のスキーヤーや登山者で賑わう七高山
です。恩師には新山への分岐手前で休憩してしてもらい、自分だけで新山へと向
かいました。
新山に着いてから北斜面を確認しましたが岩がかなり露出しており、もはや滑る
には適さない状況でした。戻って恩師と合流しいよいよ滑降です。
登った雪渓より300mほど西から下降して雪渓に乗り、素晴らしい景色と斜面
を存分に楽しみながら滑り降りました。
今回は初心者をいきなり山スキーに連れ出したわけですが、恩師とはきのこや山
菜採りにゲレンデスキーなどで何度も一緒に行動しているので、大丈夫と見込ん
での今回の山行でした。
恩師にとって体力的にはハードだったようですが、見事に期待に応えていただきました。さすが私の恩師ですが筋肉痛は避けられないでしょう。ちょっと心配です。
鳥海山も雪は少ないのですが、今しばらくは滑ることが出来そうです。とはいえ
雪渓はあちこち途切れ始めており、日々どんどん融けています。
今週末21日22日辺りが山スキーとしては終わりかなと思います。それ以降は
雪渓を部分的に滑る程度になるでしょう。
なお、滝の小屋は6月下旬〜10月下旬は管理人が入り、夏期料金として素泊り
2,500円(食事も頼める)ですが、それ以外の管理人不在期間は400円に
なります。今回は管理人さんがいなかったので400円で済みました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する