初めての檜洞丸。ツツジも人もいっぱいでした。
- GPS
- 07:02
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,119m
- 下り
- 1,107m
コースタイム
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 7:03
天候 | 晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません。 |
写真
感想
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まず最初にビデオです。
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冬場の2か月強のブランクのあと、山歩き再開して2か月。
再開時はさすがに体力が落ちていたことを痛感していましたが、ここ2-3回は去年の体力にもどったかなというところです。
体力的な不安もなくなったので、新しいコースも行ってみたい。
前から気になっていた檜洞丸。
ヤマレコの投稿を見るとツツジ、今が一番の時期のようです。
天気もいいし混むかな。でもいいや、行きましょう。
新宿から小田急線。新松田からはバスで1時間強ということなので、ここは是非座りたい。バスの時刻を調べると新松田8:10発に丁度良いロマンスカーもある。
でも待てよ。新松田で待ち時間が短いということはそれまでにバス乗客が並んでいるよね。もう少し早い電車にしなけりゃ。
表尾根に行く時に使うロマンスカーだと新松田には止まらないけど、松田には停まる。新松田?松田?・・・どういうことだ???
地図を見ると確かに駅は異なるが松田駅でも新松田のバス停までは遠くない。
15分ぐらい早く到着するいつものロマンスカーで行こう。家出発から新宿駅までもいつもと同じで行けるからね。
ということで松田駅まで来ました。
降りたホームのところの改札出口の係りの人に新松田までの行き方を聞いて向かいます。階段あがって隣のホーム(ホームは長かったです)を新宿方向にいくと南口に出られるとのこと。
気候もいいのですね。御殿場方面のホームに登山客もちらほら。
松田駅の南口、SUICA, PASMOの自動改札はなく、駅員にカードを渡して手動で精算してもらうことになります。後ろにも精算まちの人が並びました。今時自動改札がないなんてね。
新松田バス停は道路をはさんですぐ目の前でした。
西丹沢行き表示のバスが停まっていたのですが、向かうのは西丹沢自然教室。
バスが違うと思い込んでいたのですが結局西丹沢行きでよかったのですね。
でも次のバスを待つ人の列もあったので列の後ろに並びました。今思えば停まっていたバスに乗っても座れたと思います(「後ろの席なら座れる」とか係員が後から来た人に言っていたし)。
定刻の8:10もじきだったし、あんまりたいしたことではない。
富士急湘南バスはおもてなしの心が生きています。
係員も3人ほどいて対応しているし、時々バスに乗り込んでカウンターで乗客数を数えて全員が座れるように調整しているようです。
バスの座席は前から後ろまで2列シートが通路をはさんで2つ並ぶというレイアウト(最後列は3人掛?4人掛?です。このバスがたまたまそうだったのかもしれませんが)。
定刻になり発車。窓の外には次のバス待ちの列ができ始めています。
立っている人は3人。その3人はそれほどしないうちに下車していきました。
途中、バスの中から富士山がくっきり見えます。いい日になりそうです。
さきほどの3人以外は玄倉まで。
玄倉、昨年ユーシンロッジまでファミリーハイキングしたところ。
玄倉で乗客の半数以上が降りて行きました。軽装の人もわりといたのでユーシンロッジまでのハイキングなのかな。
その後は1箇所、バス停の名前は覚えていないのですが、おばちゃん3人グループが降りて行きました。30-40才ぐらいの男性が3人を迎えています。登山ガイド付の登山なのですね。
西丹沢までの道はところどころとても細い道。バスの両側こすりそう。
車がすれ違うことのできる箇所にきて何故かバスがとまるとしばらくして対向車がすれ違います。見通し効かないのになんでわかるのかな?
西丹沢バス停到着。西丹沢自然教室のトイレに寄って、登山届を書きます。
西丹沢自然教室の中にはいろいろ展示物もあって、帰りのバス待ち時間をつぶせそうです。これでビールも売っていたら最高なんですけどね。
係員の方も親切です。「檜洞丸は初めてですか?」と一人一人声をかけています。
もちろんボクは初めてだったので、ツツジ新道の入口を丁寧に教えてくれました。
外で出発の準備をしていたら、隣のおじさんが話しかけてきてくれて、今年はシロヤシオは当たり年だとか、今日は山開きだとか、いろいろと教えてくれました。
さっきの自然教室の係員といい、このおじさんといい、親切で良い人が多そうです(単純?)。
自然教室前の車道をしばらく進んで、山道入口到着。
山道にはいると少し急な枯れた沢沿いの木陰、どんな道が待っているのか楽しみ。
初めてのコースなのでとにかく途中でバテないようにゆっくりゆっくり。
それと、初めてのコースなので写真も動画も撮っておきます。
時間がかかることになるけど終バスは18:58、いくらなんでもこれは遅すぎるけどその前のバスでも17:05。これならかなりゆっくりしても間に合うと思います。
今日はじっくり時間をかけて楽しむつもりです。
山と高原地図だとコース最初は危険マークだったのですが普通に気をつけていけば大丈夫な道です。整備もよく行き届いています。
途中の右手、木々の間が少し開けて見通しがきいていい感じ。
立ち止まって写真を撮っていると、少しだけご年配のご夫婦が通り過ぎて行こうとしたタイミングで、その奥さんが「何という山ですか?」と聞いてきました。
ボクが写真を撮っていたので名のある山と思われたのだと思います。
単に好きな雰囲気の風景だったので写真を撮っていただけなので、山の名前は知りません。山と高原の地図アプリで見て、「多分・・・山(⬅名前忘れました)だと思います。」と答えたら、「便利ですね〜」と山よりも地図アプリに興味を示されました。
その後はそのご夫婦のあとを歩く形になり、先頭が旦那さん・次の奥さん・最後にボクという形になります。
奥さんが前を向きながらいろいろと話しかけてきます。車できたんだけど事故渋滞があったり駐車場がなかなか見つからなかったり。とか。
先頭の旦那さんは黙々と歩いていらっしゃいます。
いいご夫婦ですね。
しばらく行くとゴーラ沢。ところどころで動画・写真を撮っていたから、ご夫婦とは少し離れてしまいました。
ゴーラ沢に到着したところにとてもわかりやすい道案内図、富士急湘南バス・自然教室・職員さん、それと登山客、ここはとってもいいところですね。
渡渉して少し上流側のコンクリート階段までまた渡渉。青空が綺麗。ストックは出していなかったのでバランスをとりながらわたります。結局この日は最後までストックは使いませんでした。
コンクリート階段を登ると少し急な坂になります。クサリもありますが使うほどではありません。
赤いツツジが1本。ご年配の男性が写真を撮っています。ボクも1枚。
するとそのお父さんが「写真とってくれますか?」「はいはい、いいですよー。」
その後少し先にテーブルベンチがあって、先ほどのご夫婦が休憩されています。
ボクも少しお腹が減りかけていたのでパンを1つ。ちなみにこの日の食事は前日、購入しておいて木村屋のいくつかのパン。
食べ終わったらすぐに出発。ご夫婦はまだもう少し休憩されるようです。
あとはひたすら登っていきます。木に囲まれているので直射日光はほとんどあたらないのはいいのですが、ツツジはまったくでてきません。あれ?
途中、梯子階段とか岩場っぽい(岩場です)坂とかあって、しばらく登りです。
まったくツツジがない。思っていたのとは違うのかな。
富士山。行きのバスから見た時よりも少し霞みがかっています。
展望台では何人もが休んでいてスペースがない。
仕方ないので少しして次に進みます。
その後、しばらくしてようやくツツジ。
更に進むとツツジいっぱいになりました。
白とピンク、ツツジのトンネル、綺麗です。今が満開なのかな。
しばらくツツジに囲まれて(人にも囲まれて?)進みます。
賑やかでいいですね。ツツジも綺麗でいっぱいだし。
これまでの道程を忘れて何だかどこかの庭園かお祭りのよう。
ガイドブックに必ず載っている二股に分かれた木道に出ました。
気持ちいいいいい。
途中、大きな木の根っこ部分、中は空洞。
別の木は途中で折れていて(雷?朽ち果てた?)、バックはすきっとした青空。
こんな光景なんとなくいいです。
檜洞丸山頂到着。人が本当にいっぱい。遠足みたい。
何とか日陰で座れるスペースを見つけてお昼にします。
山と高原の地図を見て、帰りの時間を計算します。
自然教室の終バス18:58の1本前は17:05。コースタイムどおりの時間がかかるとすると13:30に出発しなきゃ。山頂に来るまでにゆっくりしすぎたか。
ということでお昼の時間は短めに切り上げ帰りの道に。
少しいったらいきなり急坂。景色もドーンと。富士山もまだ見えます。
気をつけて降りて行きます。降りたらヤセ尾根。このあたりの景色は面白い。
ヤマレコでもみなさん写真をアップしている景色です。
ヤセ尾根は写真で見ると滑落に要注意なのですが(もちろん要注意です)、道幅は十分あって怖さを感じるようなものではありませんでした。
木道になったり、まだまだツツジが咲いているし、富士山、見通しの効くところ、変化のある面白くていいコースですね。
梯子もところどころ。
クサリ場も出てきました。面白い。クサリ場は2箇所ありました(だったかな)。
右側に大きく崩れた尾根。深い。落ちたら登ってこれないね。よっぽど大丈夫だけど気をつけなきゃ。
その後すぐ犬越路に到着。ここからも景色がいいです。
振り返って見えるのが檜洞丸かな。
一休みして出発。
変化のない普通の下りです。
これが最後まで続くのかと思い込んでました(川苔山の下りがそうだったように)。
が、しばらく行くと枯れ気味の沢沿いになって木橋もでてきて、お。
開けた広めの河原に出ました。
カップルが沢の水で顔を洗ったりしています。気持ちよさそうなのでボクもザックをおろして顔を洗います。とっても気持ちがい〜よ〜。生き返りました。
カップルお二人と一言二言かわし、「お先です」と失礼しました。
カップルお二人もとてもいい感じの人で西丹沢、とっても気に入りました。
その後の道は木陰になって沢沿いです。沢沿いの道は好きなんです。
ところどころ木橋。ところどころ滝というかダムというか。
最後までバラエティあふれるコースで期待以上のコース。
最後は車道にでてバス停のある自然教室に向かいます。
途中、右手にはキャンプ場。バンガローが何棟もならんでいるところもあって。
そのうちにツツジ新道入口。行きはここから入りました。
バス停のところに着くと、係の人が「新松田行きは16:40です。」って。
前日富士急湘南バスのホームページで調べておいたバスの時間は16:25の次は17:05だったのですが、臨時便だったのかな。
とにかくラッキー。でも10分ない。急いでトイレを済ましてバスに乗り込みます。
バス待ちの時間に自然教室の中をのぞこうと思っていたのですが、次回ですね。
バス出発時には座席の余裕がありましたが、行きには停まらなかったバス停2-3箇所で人がのってきました。いずれも登山客。そして玄倉でほぼ満席に。
それにしても新松田までは結構遠いですね。富士急湘南バスのおもてなしの心がなかったら結構きついものになったはず。富士急湘南バスさん、ありがとう!!
新松田に着いたら新宿行きの急行まで5分。急いで駅前のスーパーでビールを買い込み、急いで階段登って改札、ホームに。
電車はそれほど空いてはいませんでしたが座ることはできました。
(が、途中駅で人が次々乗り込んできていっぱい立っている人がでてました)
それにしても、何から何まで期待以上の檜洞丸でした。
来年のツツジの季節にも必ず来ます。
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