記録ID: 90167
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アルパインクライミング
甲信越
甲斐駒ケ岳:黄蓮谷右俣
2010年12月05日(日) 〜
2010年12月07日(火)


コースタイム
1日目:竹宇駒ヶ岳神社駐車場10:00→15:50七丈小屋
2日目:七丈小屋5:00→六丈沢出合7:00→奥ノ二俣11:00→黒戸尾根九合目稜線15:10→16:15七丈小屋
3日目:七丈小屋8:00→11:30竹宇駒ヶ岳神社駐車場
2日目:七丈小屋5:00→六丈沢出合7:00→奥ノ二俣11:00→黒戸尾根九合目稜線15:10→16:15七丈小屋
3日目:七丈小屋8:00→11:30竹宇駒ヶ岳神社駐車場
天候 | 3日間共に晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
復路:12:00竹宇駒ヶ岳神社駐車場→13:00甲府駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆宇駒ヶ岳神社駐車場は、既存の駐車場から一段下に拡張工事中。 ◆笹平付近より、雪が出てくる。 ◆五合目から、アイゼン装着。陽の当たらない登山道は凍っている。 ◆黄蓮谷右俣は、「坊主の滝」は未氷結。1日目に黒戸尾根を下山してきたパーティーは、坊主の滝が未氷結だったので、断念して下山してきたとのこと。私たちは六丈沢を下降し、坊主の滝上に降りた。 ◆六丈沢上の15m滝からは氷結。見事な滑が続く氷の回廊となっていた。 ◆奥ノ二俣上の奥ノ滝を登ってから、稜線下を左に巻き上り、黒戸尾根九合目付近の登山道に合流。登山道のトレースはしっかりとついていた。 |
写真
感想
◆昨年、甲斐駒ケ岳:黄蓮谷左俣をやった。左俣は、落差が大きくワイドなヴァーティカル氷瀑を次々と登攀して、黒戸尾根六合目付近の「登山道に抜ける、奮闘的なアイスルートであった。
◆右俣は、左俣ほどの氷瀑は無いが、標高差1200mの氷の回廊は、体力勝負。沢中1泊して、2日で黒戸尾根九合目登山道へ抜けるパーティーも多いが、私たちは、1日で抜けるプランで入った。
◆ヘッドライトを点けて、六丈沢を下降。二俣下の15m滝下に降り立った。氷結の甘い部分もあるが、十分、クライミングできる。
◆昨日入ったと思われるソロの足跡あり。しかし、上部で右へ抜けて行っていた。
◆15m滝からは、延々と続く滑滝。傾斜は緩いが、滑落は許されない。ふくらはぎがパンプしてくるのをこらえながら、ひたすら登る。前傾姿勢を余儀なくされるので、腰が痛くなる。
◆ハイライトの、奥千丈ノ滝200mは美しい!
◆稜線に登り上げると、360度のパノラマ!
北アルプスを背景に、第一高点をつんと天に突き上げた鋸岳
橋から端まで一望のもとに見渡せる、八ヶ岳と北アルプス
鳳凰三山を前景にそびえる秀麗な雪富士
ピラミダルにせりあがる北岳
そして、山頂の祠が指呼の間の甲斐駒ケ岳
◆11時間15分の行動時間。さすがに疲れたが、七丈小屋の田辺さんの作ってくれた豪華な夕食で、回復!
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