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Yamareco

記録ID: 904433
全員に公開
沢登り
奥秩父

西沢渓谷(七つ釜五段の滝F3-F5+三重の滝)

2016年06月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
Lynn_Kato その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:20
距離
9.8km
登り
1,131m
下り
1,124m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:40
休憩
2:42
合計
9:22
6:46
39
西沢渓谷駐車場
7:25
7:25
145
9:50
12:31
54
13:25
13:25
125
15:30
15:31
37
16:08
西沢渓谷駐車場
天候 雨のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
遊歩道入り口の無料P
コース状況/
危険箇所等
・有名な景勝地で、沢沿いに遊歩道があり、そこを通る大勢の観光客に見学+撮影されちゃうので、早朝スタートをお勧めします。^^;
・竜神の滝から貞泉の滝までのゴルジュは通らずとなっている。貞泉の滝の滝見台までエスケープ出来ないので、立ち入る場合は撤退用のロープを残すなどしておかないと厳しそうです。
その他周辺情報 いつもの白龍館(源泉掛け流し500円。露天つき)
西沢に入って遊歩道が沢に降りてくる最初の所に三重の滝がある。
2016年06月25日 07:40撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/25 7:40
西沢に入って遊歩道が沢に降りてくる最初の所に三重の滝がある。
三重の滝とそのゴルジュは後回し。
2016年06月25日 07:39撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/25 7:39
三重の滝とそのゴルジュは後回し。
その上部から入渓。水温13.2度なのだが寒く感じる。水量が多く流れが早いせいか。
2016年06月25日 08:19撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/25 8:19
その上部から入渓。水温13.2度なのだが寒く感じる。水量が多く流れが早いせいか。
全体的につるつるのスラブで釜多し。さすがの美渓。
2016年06月25日 08:26撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/25 8:26
全体的につるつるのスラブで釜多し。さすがの美渓。
深釜も多いので、お約束の飛び込み。
2016年06月25日 08:28撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/25 8:28
深釜も多いので、お約束の飛び込み。
人に飛び込めと言った手前、自分もやる羽目にw
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人に飛び込めと言った手前、自分もやる羽目にw
次に出てくるのが竜神の滝。これは超本気出さないと登れなさそうなので、又今度にする。
2016年06月25日 08:40撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/25 8:40
次に出てくるのが竜神の滝。これは超本気出さないと登れなさそうなので、又今度にする。
遊歩道から見る竜神の滝と釜。上は通らずとなっている。
2016年06月25日 08:47撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/25 8:47
遊歩道から見る竜神の滝と釜。上は通らずとなっている。
竜神の滝ゴルジュはこの貞泉の滝で終わりとなる。この観瀑台が唯一の脱渓ポイント。それ以外は逃げ場がない。貞泉の滝も登れるかどうか微妙。
2016年06月25日 08:55撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/25 8:55
竜神の滝ゴルジュはこの貞泉の滝で終わりとなる。この観瀑台が唯一の脱渓ポイント。それ以外は逃げ場がない。貞泉の滝も登れるかどうか微妙。
貞泉の滝の上から再入渓。へつって泳いで全力で取り付くが、ツルツルで足がないのでかなり厳しい(;・∀・) 
2016年06月25日 09:04撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/25 9:04
貞泉の滝の上から再入渓。へつって泳いで全力で取り付くが、ツルツルで足がないのでかなり厳しい(;・∀・) 
釜が恐ろしく青くて美しい。さすが景勝地。
2016年06月25日 09:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/25 9:12
釜が恐ろしく青くて美しい。さすが景勝地。
普通に写真を撮っても日が差すとこんなにきれいな青になる。
2016年06月25日 09:16撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/25 9:16
普通に写真を撮っても日が差すとこんなにきれいな青になる。
泡立つ釜、ヌルヌルのスラブ。
2016年06月25日 09:23撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/25 9:23
泡立つ釜、ヌルヌルのスラブ。
ツッパリやらブリッジやら色々駆使して乗り越えます。
2016年06月25日 09:28撮影 by  FinePix XP200/XP210, FUJIFILM
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6/25 9:28
ツッパリやらブリッジやら色々駆使して乗り越えます。
そして本日の目的地、七ツ釜五段の滝へ。が、なんと1段目の釜手前に釣り人が(;・∀・) しかも、ちょうど尺イワナを釣りあげてた!Σ(゜Д゜) そういう状況だと私達は先に行けないので後回しにすることに。
2016年06月25日 09:57撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/25 9:57
そして本日の目的地、七ツ釜五段の滝へ。が、なんと1段目の釜手前に釣り人が(;・∀・) しかも、ちょうど尺イワナを釣りあげてた!Σ(゜Д゜) そういう状況だと私達は先に行けないので後回しにすることに。
橋の上から見るF1とF2。しかしF1を登らないとF2に取り付けないことが判明。というわけでこの2つは後回しに。
2016年06月25日 09:57撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/25 9:57
橋の上から見るF1とF2。しかしF1を登らないとF2に取り付けないことが判明。というわけでこの2つは後回しに。
で、F3,F4,F5とその釜群です。ツルツルそうで楽しそうw (てか登れるのか?)
2016年06月25日 10:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/25 10:07
で、F3,F4,F5とその釜群です。ツルツルそうで楽しそうw (てか登れるのか?)
早速F3の釜に降りて取り付きますが、水中から滝直登はムリだったので、右からへつります。
2016年06月25日 10:17撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/25 10:17
早速F3の釜に降りて取り付きますが、水中から滝直登はムリだったので、右からへつります。
今日はオール・フリクション登攀の日。
2016年06月25日 10:20撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/25 10:20
今日はオール・フリクション登攀の日。
続くF4。ここは苦労しました。水流が強く、ツルツルなのでなかなか取り付けない。水も冷たかったなあ。隊長が何度も何度もトライするも力尽きて戻ってきました。
2016年06月25日 10:27撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/25 10:27
続くF4。ここは苦労しました。水流が強く、ツルツルなのでなかなか取り付けない。水も冷たかったなあ。隊長が何度も何度もトライするも力尽きて戻ってきました。
昼食+ひなたぼっこ休憩を経て、空荷+水中メガネで再挑戦。
2016年06月25日 10:40撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/25 10:40
昼食+ひなたぼっこ休憩を経て、空荷+水中メガネで再挑戦。
水中の岩の状態を観察してそこに足をのせる(といってもツルツルなのは変わりないのですが)作戦です。この作戦はかなり効果的で、それから何度かのトライで、とりあえず取り付きに立つことができるようになりました。
2016年06月25日 10:46撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/25 10:46
水中の岩の状態を観察してそこに足をのせる(といってもツルツルなのは変わりないのですが)作戦です。この作戦はかなり効果的で、それから何度かのトライで、とりあえず取り付きに立つことができるようになりました。
そしてついに水の上に出た!(この頃から私のカメラに不具合が出始めてピンクに(;・∀・))
2016年06月25日 10:48撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/25 10:48
そしてついに水の上に出た!(この頃から私のカメラに不具合が出始めてピンクに(;・∀・))
そして、見事に登って行き、無事F4突破!\(^o^)/(スマホで撮った動画から切り出し。)
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そして、見事に登って行き、無事F4突破!\(^o^)/(スマホで撮った動画から切り出し。)
上から見るF4と釜。ほんとにツルツルですが、水の上に出られればホールドはあります。
2016年06月25日 11:29撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/25 11:29
上から見るF4と釜。ほんとにツルツルですが、水の上に出られればホールドはあります。
そして次のF5。美しいです。
2016年06月25日 11:34撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/25 11:34
そして次のF5。美しいです。
F4より落差は小さいけど、ツルツルな壁が垂直に立ってるので人工じゃないと行けません。
2016年06月25日 11:36撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/25 11:36
F4より落差は小さいけど、ツルツルな壁が垂直に立ってるので人工じゃないと行けません。
てことで、人工で登ってみるテスト。しかし、なかなか大変だったみたいで、しばらく格闘した後、腕がパンプして諦めて戻ってきましたw
2016年06月25日 11:48撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/25 11:48
てことで、人工で登ってみるテスト。しかし、なかなか大変だったみたいで、しばらく格闘した後、腕がパンプして諦めて戻ってきましたw
横を巻き上がって遊歩道へ。そこからみたF5。きれいです。この上はゴーロなので戻ることにしました。
2016年06月25日 12:03撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/25 12:03
横を巻き上がって遊歩道へ。そこからみたF5。きれいです。この上はゴーロなので戻ることにしました。
もう釣り師は居なくなってたのでF1の基部へ。
2016年06月25日 12:25撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/25 12:25
もう釣り師は居なくなってたのでF1の基部へ。
うーん。F1は右から行けば登れるけど面白くはなさそう。そしてF2が超難しそうに見えたので、今回はパスしようということになりました。
2016年06月25日 12:25撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/25 12:25
うーん。F1は右から行けば登れるけど面白くはなさそう。そしてF2が超難しそうに見えたので、今回はパスしようということになりました。
そして最初の三重の滝ゴルジュを攻略することに。二俣の堰堤あたりまで戻って河原に入り、魚留めの滝へ。
2016年06月25日 13:26撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/25 13:26
そして最初の三重の滝ゴルジュを攻略することに。二俣の堰堤あたりまで戻って河原に入り、魚留めの滝へ。
この滝は途中までは簡単なのだが、最後の1歩が足がなく難しい。
この滝は途中までは簡単なのだが、最後の1歩が足がなく難しい。
ここから上の部分が核心です。
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ここから上の部分が核心です。
魚留めの滝上のゴルジュ。
2016年06月25日 14:13撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/25 14:13
魚留めの滝上のゴルジュ。
ゴルジュは右に直角に曲がって、廊下になります。水流が強く、全力で泳ぐ。
2016年06月25日 14:19撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/25 14:19
ゴルジュは右に直角に曲がって、廊下になります。水流が強く、全力で泳ぐ。
廊下突破!ここの階段状も力勝負。
2016年06月25日 14:20撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/25 14:20
廊下突破!ここの階段状も力勝負。
廊下の上は左に直角に曲がる。
2016年06月25日 14:27撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/25 14:27
廊下の上は左に直角に曲がる。
そしてこれが三重の滝。ミニナイアガラみたいな感じですが、釜がなく、狭い通路状が排水溝みたいになってて水がすごい勢いで流れてるので、気をつけないと流される。
2016年06月25日 14:30撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/25 14:30
そしてこれが三重の滝。ミニナイアガラみたいな感じですが、釜がなく、狭い通路状が排水溝みたいになってて水がすごい勢いで流れてるので、気をつけないと流される。
その通路を最奥まで行ってスラブをペタペタ登ってトップアウトしたい。が、なぜかここで隊長が苦戦し、隊長に足を押さえてもらって私が突破。Σ(゜Д゜)こんなことは初めてだー。Σ(゜Д゜)
2016年06月25日 14:32撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/25 14:32
その通路を最奥まで行ってスラブをペタペタ登ってトップアウトしたい。が、なぜかここで隊長が苦戦し、隊長に足を押さえてもらって私が突破。Σ(゜Д゜)こんなことは初めてだー。Σ(゜Д゜)
振り返ると滝見台に鈴なりの観光客(;・∀・) 滝上は大きな青い釜。ご褒美なので思う存分泳ぐ。
2016年06月25日 14:46撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/25 14:46
振り返ると滝見台に鈴なりの観光客(;・∀・) 滝上は大きな青い釜。ご褒美なので思う存分泳ぐ。
登ってはスライダーしてまた登り返したり。
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登ってはスライダーしてまた登り返したり。
その上にある泡風呂廊下がゴルジュの最後。その突破を試みるが、激しい流れに押し戻されてうまくいかない。
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その上にある泡風呂廊下がゴルジュの最後。その突破を試みるが、激しい流れに押し戻されてうまくいかない。
のでここで脱渓しました。三重の滝ゴルジュ、超楽しかった♡
2016年06月25日 14:56撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/25 14:56
のでここで脱渓しました。三重の滝ゴルジュ、超楽しかった♡

感想

有名な景勝地である西沢渓谷。
遡行記録を調べたらやっぱり記録があってビックリ。しかしそれを読んで興味をひかれ、行くチャンスをうかがっていました。

が、あまりにも有名な場所で観光客が多い。人に見られながら登るのはイヤだw それに最近は、沢屋やクライマーの肩身が狭くなるような報道も多いので、誤解を生むような真似はしたくない、なるだけ目立ちたくない。ので、行くなら雨の日の早朝、と決めていました。(決して悪いことやってるわけじゃないハズなんですが、なにせチキンなのでw(;・∀・))

また、そういう理由で、ハーケンは打たないことにしました。回収しても、知らない人から見たら「何かを打ち込んでる」と思われると厄介だからです。ので、使うとしてもカム類のみ。(気を使いすぎかもしれませんがなにせチキンなのでw(;・∀・))

今回、前日にも結構降ったし、当日も午前は雨予報だったので、団体ツアー客以外は来ないだろうと踏んで行ってみたら、案の定、昼までは釣り師1人以外は誰もいなくて貸し切り状態。\(^o^)/ 遊歩道が真横にあるので、ゴーロは遊歩道を歩き、釜や淵やミニゴルジュは沢の中を遡行という形で、おいしいところを「つまみ食い」しました。

結果、七ツ釜五段の滝のF1とF2は宿題となり、F3とF4は登れたけど、F5のRPも宿題になりました。が、最後に魚留の滝+三重の滝ゴルジュを遡行できて、これがとても楽しかったので満足しました。
最終的な課題として、いつか竜神の滝の上の通らずのゴルジュも突破してみたいですが、そういうわけで色々と神経を使う沢なので、また雨の日を狙います。(;・∀・)

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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