甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根ピストン)
- GPS
- 12:20
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 2,550m
- 下り
- 2,553m
コースタイム
- 山行
- 12:03
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 12:19
天候 | 山行中 晴れ〜下山時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全体にしっかりしています 暗闇でも歩き安いです |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
梅雨の合間の貴重な晴れ予報 無駄にはできません やっときたこのチャンス折角なので一日山を愉しみたいので少し長めのコースを選びます 以前にも歩いた黒戸尾根 久々に体力測定だと思って出かけます
久々の真っ暗歩行 何だかちょっとワクワクドキドキで暗闇の怖さにと言うか そこが黒戸尾根だから妙にテンションが上がります
歩き始めて直ぐにトレランの方が凄いスピードで追い抜いていきます この時間に出発するのだからきっと周回するのでしょう 絶えず人がいる黒戸尾根でも鈴もつけずによく暗闇を走るなって感心させられます まだ森の中は寝静まっていて鳥の声もしません 真っ暗な森の中でもたまに木々の間からボヤ〜っと月が見えたりします その光で少しばかり気持ちが楽になったりします 序盤の登りが終わってトラバースにかかるくらいで空の色が黒から青に変わってきました 今のところそれ程汗もかかず順調に足が進みます それでも刃渡りの下位まで来ると何だか足がだるくて今までに味わったことの無い違和感があります 気持ちも何だか下向きになりはじめちょっと引き返す理由を考えたりして刃渡りに着き真っ青な空を見上げるとさっきまでの下向きな気持ちは無くなりました でも何となく脚がおかしくてきっと栄養不足かな なんて思い持ってきた食べ物を食べたりして少し休みます いつもの自分のペースでは歩き始めてのこの時間に休んだり食べたりなんてしたことが無いのでちょっと新鮮だったりします お腹も満たされ気持ちもだいぶ前向きになりまた歩きはじめます
刃渡りからすぐの刀利天狗を過ぎるくらいでまた足に違和感がでてきました念のため芍薬を一包飲みます 効き目は抜群で脚が信じられないくらい良く動きます 良い調子で5合目までは歩けるのですが オサバグサの写真を撮ろうとしゃがみこむとまた脚が攣り始めます 5合目からのアスレチックを前にして不安だったので本日2包目を飲みます するとまた先程までが嘘のように脚が動き始め7丈小屋まで進みます
ここからの岩区間が厳しいなって想像しながら御来迎場に向かいます 少し歩いて樹林を抜けるくらいからまた脚が攣り始め8合目手前で本日3包めを飲みますが 今度はなかなか効き目が現れてきません でもこの頃になると上部が良く見えてくるのでその景色に励まされながら少しずつ歩きようやく青空の山頂に着くことが出来ました
山頂では所々ガスってきていましたが それなりの眺望で大満足です これから長い下山があるので早々に山頂を後にします
降り始めて直ぐにまた登りとは違うところが攣り始めます 下りで攣ると結構厳しくその場で動けないくらいなり写真を撮る振りをしては立ち止まり後続の方達に先に進んでもらいます 仕方がないので本日4包めを飲みます 全然効き目が表れません
そこからは慎重にそぉ〜とゆっくり歩き 何となく先程から頭の中に浮かぶ事が気になって仕方無くなってきました それは以前山友のkazumさんにタイツの事を聞いていてちょっと気になっている事がありましたが タイツを脱いで素足で山を歩くのはちょっと抵抗があるし 何と言っても結構高かったタイツを否定したくなかったので 脚と脳を騙しながら七丈小屋までやっとたどり着きました その時にはもう肉体的にもそうですが精神的にも参ってしまい 思い切って疑わしい事は排除することにしました 面倒くさい事ですがタイツを脱いで歩きはじめます
小屋からつり橋までの下りでも何だかさっきまでとは全然違います あれだけ脚全体が硬くなっていたのが不思議と柔らかくなって 下山時で一番の核心部となる黒戸山への登り返しも難なく歩けて あれだけ苦しんでいたさっきまでの自分は何処に行ってしまったんだろって感じで 終盤は大好きな黒戸の森を満喫しながら歩き通すことが出来ました
今回 ちょっとしたことでしたが ここまで心と体を引きずってしまうなんて まさかそれがサポートタイツだなんて思いもよらず 初めてビバーグを覚悟しました 自分にとって貴重な体験になり タイツはもったいないので鐘撞堂辺りを歩くときに穿こうと思います でもこの事実が分かったのが黒戸尾根なんてちょっと酷でした
今回も色々あり 自分のこれからに繋がるいい山行になりました
無事に降りてきて お酒が飲める喜びをいつもより強く実感しながら一日を振り返りましたが本当に意味があった山行でした
無事に帰してくれた山の神々に感謝とお礼です
夏の甲斐駒はきつそうですね(^^;
天気もめまぐるしく変わるので体調管理が難しいですね。
でも素晴らしい晴天での山登りは気持ちよさそうです。
幻想的は時々で良いですよね(^^)
何がともあれ無事に下山されて良かったです!
タイツのことはメッセージのほうに近日中に送りますね〜!
kazumさん おはようございます
本当は一日山を満喫したかったのですが
結果的にはこなしただけの山歩きになってしまいました
青空の山頂が見れたことは良かったのです
ちょっとした事ですが 今考えると怖いですね〜
以前の助言 本当にありがたかったです
助かりました
はじめまして。
タイツ、気になりコメントしました。
私の友人がガイド付き登山に参加したところ、サポートタイツはガイド泣かせとおっしゃられてたようです。
サポートの締め付けがキツく血行不良を起こし具合悪くなる方が多いのだとか、、、
人によるのかもしれませんが、そんな話しを聞いていたものでコメントしちゃいました。
manoalanipoさん 初めまして
コメントありがとうございます
タイツ そうなんですよ〜
高い買い物だったので認めたくなかったのですが
結果的にはタイツが原因だったかと思います
去年の春に購入してから今回位までで 数回しか穿いてないので
良さも分からないまま ガツンとやられてしまいました
ちょっとショックなんですけど 何かでまた使いたいと思います
ありがとうございました
kijimuna さん
おはようございます。(^-^)/
梅雨の合間に黒戸尾根日帰り、
その選択自体がスゴすぎます。
29枚目山頂の青空が胸に沁みますね。
サポートタイツは暫く穿いてませんが
えーっそうだったんですか!
アクエリとアミノ酸がないとすぐ攣ってしまい
私は一歩たりとも進めなくなります。
あれはキツイですよね。。。
それでも臨機応変に対応されて
ご無事でよかったです。m(__)m
大変お疲れさまでした。
sionさん こんばんは〜
今日はいくらか蒸し蒸ししますね
今日あたりからようやく筋肉痛が良くなりました
昨日は階段を降りるのがロボットになってしまい 自分
でも笑っちゃうくらいです
タイツ そうなんですよ 決してきつくなくジャストな
感じなのでサイズが合っていないわけでは無いと思います
黒戸尾根は花が少なそうだったのでタイツを選びました
普段なら地面に這いつくばったりして写真を撮るのでズボン
なんですけど タイツで膝を地面につくのは破れそうで怖い
ですもんね ってそれ以前の問題になってしまいました
まだ何となく納得しきれてないのですが
コメントありがとうございました
甲斐駒 黒戸も高山植物輝いていて素敵!なぁんて思ってしまうような爽やかな写真の数々
でも 黒戸尾根なんですよね
健脚+美📷家のkijimunaさんらしい素敵なレコですね(*^^*)
ありがとうございました!
ところで 私もタイツ 気になります。
一度顔が浮腫んだ経験があるので…
調べてみま〜す♪
ありがとうございました(^o^)/
uuさん こんにちは〜
今日は大変暑く真夏の太陽が照り付けています
タイツなんですよね〜
体の事に詳しい山友さんに教えて頂いたのですが
自分は元々 関節を伸ばすときに力が入るタイプなんですって
サポートタイツは関節を曲げるときに効力があるので 自分みたいな
タイプには無用の長物みたいです
でもこのタイツc3fitなんですけど 穿いて2回目の時に引っかけて破けてしまい
大変ショックだったのですがメーカーが無料で直してくれました ちょっとした
思い出のある物なんですよ〜
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