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Yamareco

記録ID: 909725
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
近畿

百里ヶ岳〜ブナの森を見に行こう・百里新道・根来坂・焼尾地蔵堂〜

2016年07月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
子連れ登山 churabana その他10人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:24
距離
9.4km
登り
799m
下り
671m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:04
休憩
0:36
合計
7:40
8:02
15
8:17
8:20
12
8:32
8:32
76
9:48
10:02
134
12:16
12:21
78
13:39
13:46
67
14:53
14:57
41
15:38
15:41
1
15:42
ゴール地点
天候 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山帰来集合 焼尾地蔵堂デポ 百里新道登山口からスタート
コース状況/
危険箇所等
よく踏まれていました。
百里新道で、最初の百里ヶ岳のビューポイントはやせ尾根ですので、足元に注意してください。一か所、滑りやすい岩場・ロープ設置箇所あり。
ピークを越えては下り、また登ります。地形図から登山ペースを先読みしておくと、多少覚悟ができて楽かもしれません。
道標も分岐など要所に整備されています。
鯖街道の道標も設置されています。(根来坂〜焼尾地蔵堂で確認)
その他周辺情報 山帰来
http://welcome-to-harihata.jimdo.com/
集合時間がゆっくり。ならば、出発までにお散歩をしようと、おにゅう峠に来ました。
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集合時間がゆっくり。ならば、出発までにお散歩をしようと、おにゅう峠に来ました。
おにゅう峠〜根来坂まで、赤線つなぎです。
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おにゅう峠〜根来坂まで、赤線つなぎです。
今日は、百里ヶ岳から根来坂へ下って鯖街道を下る予定です。
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今日は、百里ヶ岳から根来坂へ下って鯖街道を下る予定です。
おにゅう峠からは、尾根通しより、林道を少し下ってからここで、尾根に上がるようです。
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おにゅう峠からは、尾根通しより、林道を少し下ってからここで、尾根に上がるようです。
林道側の道標。
おにゅう峠より。御神島が見えた。さて、山帰来へ下るとしよう。
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おにゅう峠より。御神島が見えた。さて、山帰来へ下るとしよう。
百里新道を登り始める。ブナ・赤松の森からとブナ・コナラ・ミズナラの森へ。
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百里新道を登り始める。ブナ・赤松の森からとブナ・コナラ・ミズナラの森へ。
ギンリョウソウ。熟すと種ができる!?調べると腐生植物とある。今回は、まだ早かったようだ。今度、実を調べて種を確かめてみよう。
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ギンリョウソウ。熟すと種ができる!?調べると腐生植物とある。今回は、まだ早かったようだ。今度、実を調べて種を確かめてみよう。
アワフキムシ 「幼虫が排泄物をあわ立てた泡状の巣を保護のため用いている」そうです。
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アワフキムシ 「幼虫が排泄物をあわ立てた泡状の巣を保護のため用いている」そうです。
三上山で見かけたとき、最初は白い石だと思っていました。さわったらふわふわしていました。今日分かったことは、おしっこの泡だということ。
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三上山で見かけたとき、最初は白い石だと思っていました。さわったらふわふわしていました。今日分かったことは、おしっこの泡だということ。
尾根の東側は、4.50年前にパルプの原料として伐採された後のブナの森。森が再生してきたことが分かります。
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尾根の東側は、4.50年前にパルプの原料として伐採された後のブナの森。森が再生してきたことが分かります。
反対の西側は、ヒノキの森。
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反対の西側は、ヒノキの森。
ヒノキは切ってしまったら、それでおしまい!
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ヒノキは切ってしまったら、それでおしまい!
リョウブは、萌芽してきます。いまは、シカの食害で育っていません。日本の広葉樹の森は、炭を焼いたりして、使いながら、更新されてきました。
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リョウブは、萌芽してきます。いまは、シカの食害で育っていません。日本の広葉樹の森は、炭を焼いたりして、使いながら、更新されてきました。
2本ほど、枯れて茶色くなっているのは、熊の皮はぎにあった木。
2本ほど、枯れて茶色くなっているのは、熊の皮はぎにあった木。
4.50年前に伐採されたときには細くて残された木が、大きく育ち、立派なブナになっています。
4.50年前に伐採されたときには細くて残された木が、大きく育ち、立派なブナになっています。
百里ニュータウン?コシアブラのおうち好評分譲中。低いところに4か所も。
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百里ニュータウン?コシアブラのおうち好評分譲中。低いところに4か所も。
芦生杉も枝が地面に着くと、そこから根が出て、次世代が育っていきます。日本海側の雪深い気候にあった生態。
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芦生杉も枝が地面に着くと、そこから根が出て、次世代が育っていきます。日本海側の雪深い気候にあった生態。
百里ヶ岳が見えてきました。「あそこまでいくということです。」名言だよ。
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百里ヶ岳が見えてきました。「あそこまでいくということです。」名言だよ。
とんぼがあがってきています。避暑ですなぁ。
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とんぼがあがってきています。避暑ですなぁ。
百里ヶ岳から駒ヶ岳。秋には繋いでみますか。
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百里ヶ岳から駒ヶ岳。秋には繋いでみますか。
シチクレ峠。南谷への道標が落ちていました。地元の山岳会の方も参加されていたのでルートの様子を教えていただけました。
シチクレ峠。南谷への道標が落ちていました。地元の山岳会の方も参加されていたのでルートの様子を教えていただけました。
ピンクのテープが残っていました。急だけれど、尾根にテープがあるとのこと。7,8年前のことだそうです。
ピンクのテープが残っていました。急だけれど、尾根にテープがあるとのこと。7,8年前のことだそうです。
百里新道分岐で昼食。本日も水分確保のため、ノンアルコールビール。本物はアルコールの利尿作用とカリウムの利尿作用で、脱水の方に働くので要注意!うますぎて、一気に飲んだら、炭酸が胃でふくらんで、めっちゃ苦しかった。びっくりさせてしまいました。
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百里新道分岐で昼食。本日も水分確保のため、ノンアルコールビール。本物はアルコールの利尿作用とカリウムの利尿作用で、脱水の方に働くので要注意!うますぎて、一気に飲んだら、炭酸が胃でふくらんで、めっちゃ苦しかった。びっくりさせてしまいました。
一等三角点 木地山 りっぱですね。
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一等三角点 木地山 りっぱですね。
今日は、小刻みに百里新道分岐から根来坂、おにゅう峠まで少しつないだ。トレイルスルーはいつのことやら。
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今日は、小刻みに百里新道分岐から根来坂、おにゅう峠まで少しつないだ。トレイルスルーはいつのことやら。
青木先生が、向かわれた先には・・・トチノキに実がなっていました。もう一足早く、Kさんはトチノキへ。愛の深さを感じましたね。
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青木先生が、向かわれた先には・・・トチノキに実がなっていました。もう一足早く、Kさんはトチノキへ。愛の深さを感じましたね。
ガスにまかれたので、もう一回。
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ガスにまかれたので、もう一回。
来たキタ!おにゅう峠のお父さん、よい写真が納められたかな?
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来たキタ!おにゅう峠のお父さん、よい写真が納められたかな?
雨雲が気になるところですが、まだ本降りではないので、いい感じ!
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雨雲が気になるところですが、まだ本降りではないので、いい感じ!
昨日の暑さはどこへやら。こんな山行もいいものです。レインハット大活躍!
昨日の暑さはどこへやら。こんな山行もいいものです。レインハット大活躍!
ありがたいです。鯖街道ウォーキングのツアーにぎわっているようです。
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ありがたいです。鯖街道ウォーキングのツアーにぎわっているようです。
焼尾地蔵堂まであと少しの展望ポイントで一休み。カッパをここで脱いだら、本降りの雨に追いつかれる。車デポしておいて、よかったぁ。
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焼尾地蔵堂まであと少しの展望ポイントで一休み。カッパをここで脱いだら、本降りの雨に追いつかれる。車デポしておいて、よかったぁ。

感想

「ブナの森を見に行こう」
いきものふれあい室の観察会に参加しました。

集合時間が、ゆっくりだったので、早めに家を出て、おにゅう峠へ。
<家に居場所がない、追い出されている?そんな声が聞こえたのは、気のせいだろう(笑)>
峠では、ガスに包まれるブナの森を撮影に来られた方と、話に花が咲く。
ブナの森、やっぱりいいですよね。
だから、自然と足が軽くなるのです。

根来坂までのプチ散歩。
鯖街道をちらっと見て、山帰来へ。

今日は、雨に降られるのは避けることができないので、少し行動計画を変更することになる。
おにゅう峠辺りに車をデポして、本降りに会えば、車でエスケープすることに。
もう一度林道を走ります。
青木先生の判断で、焼尾地蔵堂にデポしておくことになった。
鯖街道を少し歩けるようにご配慮いただいたようです。
雨雲に追いつかれたので、大正解の判断でした。

みなさんが待ってる山帰来から、百里新道登山口へ移動して、スタート。
尾根を登っていくと、標高とともに植生が変わっていく。

赤松のあるところは、草取り場だったところ。
かつて、草は肥料として使われていた。
だから、草取りをしたら、ツルツルの山だったそうです。
動物たちは、かくれるところがないので、人里に近づくことができなかったのです。
いまは草をとらないので、動物たちはかくれることが容易で、人里まで近づきやすい。
燃料革命や化学肥料など、世の中が「発展」したことで、動物と人間の関係も変わってきた。
パルプの原材料も輸入するようになって、今は、赤松とブナの森になっている。
標高が上がると、ブナとコナラ・ミズナラの森に変わる。

ところどころ、熊の皮はぎがみられる。
マーキング、糖分を嘗めに来る、揮発油成分によって来るなど、いろいろな説があるそうだが、まだ、はっきりしていないそうだ。
僕は、マーキングかもしれないと思う。
体の大きさによって、皮はぎの高さもかわるので、自分をアピールできると思うからだ。ただ、熊は自分の活動範囲を示す動物なのだろうか?縄張りを持っているのかな?そこが分からない。

三上山の白い泡の謎が解決。
泡の素材には、びっくりした。

根来坂から鯖街道を下る。
当初はさらに小入谷を下って、登り口へ戻る予定だった。
雨に降られることが予想されるので、焼尾地蔵堂に車がデポしてある。
最後、ビューポイントでパノラマ撮影して、下山し始めると、いよいよ本降りになった。
何度もレインウェアを着ては、脱いでを繰り返していたが、最後にもう間に合うだろうし、暑いからと脱いだら、やっぱり降られた。
焼尾地蔵堂ににげこんで、そのまま車で下山。
服がぬれたが、帰りの車のなかで、ほぼ着干しできていた。
山用の下着や服は乾きが早い。


今回は下山して車の中だったから、よかった。
山の標高の高いところで、ビバークすることになり、風に吹かれたり、気温が低かったりすれば、着替えもできずそのままなら、どんどん体温を奪われて低体温症になる。

雨に濡れることを想定して楽しむなら、億劫がらずに、レインウェアをきること。
ツエルトは、装備として今後も持ち続ける。
お湯、火器など、必要最小限のものをもう一度見直そう。

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コメント

日曜はありがとうございました!
風邪ひかれなかったですか〜?
いろいろと本当にありがとうございました!
churaさんのご協力なしではホンマ厳しかったです!
本来ならこのような団体登山であれば、リーダーがしっかりとレインウェアの指示など出さなければいけなかったと思います。申し訳ありませんでした。

本降りがあと30分まってくれたらだいぶ違ったのになぁって思いましたが、あの1時間ぐらい後には、雷が鳴りだしたので、セーフやったなぁと思います
今年は、雪山登山をいれることができなかったのですが、秋や冬にまた登山をいれておりますので、またご都合があわれましたらよろしくお願いします
雪山登山は、また個人的に皆さんにお声をかけさせてもらえたらなぁって青木先生と言っています
2016/7/5 21:07
Re: 日曜はありがとうございました!
こちらこそありがとうございました。
最近一人で歩いたり、天気がぐずついていても山に入ったりするようになりました。歩き始めたころは、すべて危険だと判断して、していなかったことです。
これから、夏山で標高の高いところに入ることもあるだろうし、慣れを戒めるために、自分に言い聞かせています
着るときは、フル装備で着てないと、ダメでしたね
今回、わかりました。
比叡山で降られたときは、傘もよかったです。
状況判断なんでしょうね。
夏山の計画はこれからですが、テントを背負って、どこか、ゆっくり歩きたいです。
2016/7/6 5:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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