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記録ID: 916168
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ハイキング
関東

谷川

2016年07月07日(木) [日帰り]
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コースタイム

日帰り
山行
0:00
休憩
11:42
合計
11:42
3:38
0
駐車場
3:38
3:38
0
登山口
3:38
13:05
0
谷川岳
13:05
15:20
0
登山口
15:20
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車

感想

谷川岳連峰への登山は、いつも紅葉の時期でしたが、今年の春5月に早春花を求めての山行で、健脚登山者に人気のある「谷川岳馬蹄形縦走コース」(日本百名山の谷川岳を含め、群馬百名山の名峰6峰が含まれる、贅沢な9峰充実縦走コース)を日帰り山行してきました。
・ 今回は、谷川連峰主脈縦走路の日帰り登山を計画、日照時間の短い秋では難かしいので、花の百名山で人気のある「平標山」からの縦走登山としました。
・ 谷川連峰縦走路として、「平標登山口→平標山→仙ノ倉山→万太郎山→谷川岳→一ノ倉岳→茂倉岳→屋場ノ頭→土樽駅)としました。
・ 一昨年の平標山登山時の満開のお花畑を満喫できた時より一月以上遅いため、お花畑はあまり期待せず、風景を楽しむ山行と決め、出発。
・ 練馬ICから関越道を休憩を含め、1時間半後に月夜野ICで降り、17号線を三国峠を越え苗場スキー場の先の元橋駐車場に3時過ぎに到着。
・ 平日のため3台しか駐車してませんでした。
・ 登山届をポストに入れ、一昨年と全く同じコースを行く。  
・ 無風で蒸し暑い樹林帯の急登を団扇で扇ぎながら登る。
・ 日の出すぎ程登ると、視界が開け、振り返ると下界に雲が流れ、苗場スキー場方面が朝日を浴び、幻想的な景色を眺め一息入れ、更に登ると大きな鉄塔が立つ小さな広場の鉄塔大地に到着、心地よい風を受け小休止。
・ 鉄塔台地からは再び樹林帯の中のやや急登となり、所々に花期が終わったアカモノやイワカガミ、タニウツギ、シャクナゲなどが散在する登山道となり、朝露の笹や下草で靴が濡れながら進むとやがて松手山が前方に見え、右手には平標山へと続く気持ちよさそうな尾根が続いているのが見えると30分程で松手山に到着。  
・ 小休止後、次第に森林限界を越えると笹原の登山道となり、咲き終わった状態のヤマツツジや赤い実をつけたアカモノ(イワハゼ)を見ながら登る。
・ 振り返ると特異な形の苗場山が見える。前方に一ノ肩と呼ばれるピークが見え、平標山はその先で見えませんが、山頂方面の上空は雲が流れて展望も利かない状況。 
・ 数回ピークの右側を巻き、やがて平標山頂上に到着。
・ 残念ながら雲で周辺の山々の展望が利かない。東方のみ、赤い屋根の平標山ノ家へと続く木道が見えるくらいなのですぐに仙ノ倉山へと出発。
・ この先から仙ノ倉岳まで連続して植物保護の為のロープが左右に張られた大敷石や以前より大分痛んだ木の階段を下る。
・ 平標直下は、一昨年5月末は一面のお花畑が満開状態で素晴らしかったでしたが、今回は完全にシーズンオフでハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、チングルマ、ヨツバシオガマ、マイヅルソウ、などの早咲きの花は一輪も咲いていませんでした。
・ 代わってニッコウキスゲだけが目立って咲いていました。
・ ウラジロヨウラクやベニサラサドウダン、などの樹木の花も僅かしか残っていませんでした。 
・ アップダンウ後、仙ノ倉山頂上に到着しましたが、天気予報どうりに晴れてきません。
・ 山頂には、立派な方位盤があるので晴れ渡れば山座同定が確認できますが、残念ながらイマイチでした。
・ 晴れてれば、北方には万太郎山、奥に茂倉岳・一ノ倉・谷川岳などが見え、日光方面や巻機山も見れますが。
・ 休憩後、万太郎山へ向けて出発。
 ・ 仙ノ倉山から先、恵比寿大黒方面は人気がなく、山頂から数分東側へ下ると、下草が生い茂り足元が見えないので、注意深く進む状況が延々と続き、一度草でスリップしましたが、支障なくより慎重に下りました。
・ この区間、視界が良ければ、エビス大黒の頭の険しい稜線の続く岩綾が見ものでしたが、見れず残念。
・ シラネアオイの群落もすっかり終わってましたが、鮮やかな黄色のニッコウキスゲの群生や丁度満開のシャクナゲが結構咲いてました。
・ 下草に覆われた登山道のアップダウンを数回繰り返して恵比寿大黒に到着。
・ この先も数回アップダウンしながら単純320m下って最低鞍部の1,568mの毛渡乗越へと進むと、作業員が下草やササで覆われて足元が見えない登山道を、エンジンカーッタでニッコウキスゲを残して綺麗に刈っていました。
・ 刈り取られて絨毯みたいになった葉っぱの登山道を下った後、前方に雄大に聳える1,954mの万太郎山目指して登る。
・ 山頂で一休み後、ようやく歩き易い登山道になり、アップダウンを繰返し、岩場の急坂を上り下りしてオジカ沢の頭を通過すると、前方下方に優雅に延びるなだらかな登山道が見え、更に遥か前方に谷川岳肩の小屋が見えてきて予定の時間で通過できたので一安心。
・ 一登りで、ようやく5名ほど休憩中の登山者がいた肩の小屋に到着、記念の鐘を撮影。 
・ すぐにトマノ耳へ登り、やや展望が利いてきた周囲の山を撮影、小休憩。
・ 若干予定の時刻より遅れてますが、焦らずに隣のオキノ耳へ移動、記念撮影。
・ 一旦下って、登り返し山頂らしくない一ノ倉岳に到着。
・ 谷川連峰主脈縦走路最後の茂倉岳への展望が利いた登山道を気持ちの良い風に吹かれながら進む。
・ 茂倉岳山頂で、先月歩いた「反時計回りの馬蹄形コース」と分かれて、初めて歩くニッコウキスゲやハクサンフウロウ等が咲き誇る茂倉新道を進む。
・ 1時間で矢場ノ頭に到着。 土樽迄1時間40分の表示板があり、時間的余裕が余りないので、すぐに下山開始。
・ ここから樹林帯となり、松等の大木の根っこがむき出しで非常に歩き難い登山道が延々と続く下山道を慎重に休まず、登山口まで一気に下ったので、膝の疲労が蓄積踏ん張りがきかなくなったので、少々出来た余裕の時間を使って一休憩し回復。
・ 電車の発車時間の10分前に無人の土樽駅に到着。 時刻通りに電車が到着、最後尾に乗車して、車内で車掌さんからキップ購入、越後湯沢駅に予定どうりに到着。
・ 新幹線駅だけあって立派な構内、改札口を出て、右側東口へ進み、右側のエスカレータで1Fへ降りたところの先頭のバス停が、西部クリスタル行きのバス停。
・ そばのベンチで休憩、発車の10分前にバスが到着、3名の乗車で予定どうり、19時19分に平標登山口バス停に到着、私のみの下車。
・ 2台駐車している駐車場へ戻り、一服後出発。
・ 出口は無人でしたので、駐車料金をポストに投函、ガラ空きの17号線、月夜野ICから練馬ICまでスムースに走り、無事我が家に到着。
・ 本日の長かった「谷川連峰縦走路」完登無事達成しました。
・ 谷川岳連峰への登山は、残雪が消え高山の花畑が見れる6月上旬と、紅葉真っ盛りの10月中旬頃が最適なので、次回はこの期間の山行(馬蹄形ルート、谷川連峰主脈縦走路土合コース)を予定します。
*《 谷川連峰主脈縦走路 》
 : 平標登山口(954m)→平標山→仙ノ倉山→ 万太郎山 →谷川岳→一ノ倉岳→茂倉岳→矢場ノ頭→土樽駅(610m)。
 ・ 標高差=約1,420m、累計登標高=約2,700m、歩行距離=約26Km。 
 ・ コースタイム(CT)=15時間35分。
   今回の山行時間=14時間50分。  CT比=95%。  花等の写真を100枚以上撮ってた為、予定より時間がかかりました。
* 土樽駅→越後湯沢 240円。 バス 越後湯沢→平標山登山口 600円。 駐車料金=600円。
* 危険箇所・注意点  オジカ沢の頭前後の岩場。
* 晴れて暑くなると時期的に小さな虫が多いので、虫よけスプレーかシール、ネットがあると良い。
* 松手山前後等、ヌカルミが少々あるので、ショートスパッツ必要。

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