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記録ID: 917732
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ハイキング
奥秩父

南大菩薩/恩若峯から源次郎岳

2016年07月16日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.8km
登り
1,125m
下り
1,126m

コースタイム

出発7:20―南尾根取付き8:00〜8:15―南西尾根910m圏コブ9:00ー恩若峯頂上9:25〜9:50ー北峰9:55―1210m圏コブ11:20〜11:45−源次郎岳手前鞍部12:15―源次郎岳頂上13:00〜13:55―鞍部14:20―キリガ尾根分岐14:25〜14:30―1180m峰15:15〜15:40―林道始点16:30〜16:40―ゴール17:05
天候
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道の勝沼ICから塩山フルーツラインに入る。勝沼ゴルフ場の案内に従って右折し、鬢櫛川を渡った直後に1台だけ駐車可能の空き地あり。北洞沢沿いの林道に入れば、林道脇にも駐車可能な空き地が点在する
コース状況/
危険箇所等
恩若峯に登る南尾根は獣道程度の微かな踏跡があるのみ。道標やテープ類は皆無。しかし藪も岩場も無いので、意外と簡単に登れる。
恩若峯の南西尾根に出ると踏跡は明瞭となり、テープも現れる。
恩若峯から源次郎岳の間は一般登山道なみの明瞭な踏跡が付いている。黄テープが豊富で、所々に案内板が木に打ち付けられているので、道に迷うことはないだろう。
下山に使ったキリガ尾根には踏跡があるが、所々不明瞭となる。テープもあるがあまりあてにはならない。尾根筋は一見単純だが、コブで微妙に向きが変わるし、枝尾根にも仕事道とおぼしき踏跡があるので、地図読みは必須。
北洞沢林道は入口に一般車通行禁止の看板が無かったのに、途中に立てかけてあった。ここまでは入ってきていいのかしら
2016年07月16日 07:37撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 7:37
北洞沢林道は入口に一般車通行禁止の看板が無かったのに、途中に立てかけてあった。ここまでは入ってきていいのかしら
北洞沢が大きく直角に折れ曲がる地点に、北東から支流が流れ込む。この支流に入ると堰堤が続く。写真は二つ目の堰堤
2016年07月16日 07:56撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 7:56
北洞沢が大きく直角に折れ曲がる地点に、北東から支流が流れ込む。この支流に入ると堰堤が続く。写真は二つ目の堰堤
この堰堤の数十m先に左から小沢が流れ込む。この小沢の左斜面から南尾根に取り付く
2016年07月16日 07:59撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 7:59
この堰堤の数十m先に左から小沢が流れ込む。この小沢の左斜面から南尾根に取り付く
登り始めは30度超えの急斜面だが、藪はないので、どこでも登れる
2016年07月16日 08:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 8:00
登り始めは30度超えの急斜面だが、藪はないので、どこでも登れる
踏跡も無い急斜面が続く。100m程の高度差を一気に登る
2016年07月16日 08:26撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 8:26
踏跡も無い急斜面が続く。100m程の高度差を一気に登る
傾斜が少し緩んで尾根らしくなると、獣道か微かな踏跡が現れたので、これを辿る
2016年07月16日 08:36撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 8:36
傾斜が少し緩んで尾根らしくなると、獣道か微かな踏跡が現れたので、これを辿る
恩若峯南西尾根の910m圏コブに出た
2016年07月16日 08:58撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 8:58
恩若峯南西尾根の910m圏コブに出た
この南西尾根には点々と境界標識が埋設されている。910m圏コブには440号標識が設置されていた
2016年07月16日 08:59撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 8:59
この南西尾根には点々と境界標識が埋設されている。910m圏コブには440号標識が設置されていた
南西尾根には明瞭な踏跡があるので、これを辿ればよい
2016年07月16日 09:02撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 9:02
南西尾根には明瞭な踏跡があるので、これを辿ればよい
黄テープも随所に付けられている
2016年07月16日 09:20撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 9:20
黄テープも随所に付けられている
恩若峯の頂上に着いた。ここが主峰で、982.6mの三角点がある。木々に囲まれて見晴らしは利かない
2016年07月16日 09:24撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 9:24
恩若峯の頂上に着いた。ここが主峰で、982.6mの三角点がある。木々に囲まれて見晴らしは利かない
頂上の山名板
2016年07月16日 09:52撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 9:52
頂上の山名板
恩若峯から源次郎岳へ向かう。北峰との鞍部まで降りると、案内板やテープが賑やか
2016年07月16日 09:55撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 9:55
恩若峯から源次郎岳へ向かう。北峰との鞍部まで降りると、案内板やテープが賑やか
前の写真の案内板では北峰を巻くように導いていたが、近いので北峰にも登る。その頂上の境界標識
2016年07月16日 09:57撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 9:57
前の写真の案内板では北峰を巻くように導いていたが、近いので北峰にも登る。その頂上の境界標識
源次郎岳に繋がる尾根にはコブが多い。初めは巻くことが多かった
2016年07月16日 10:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 10:00
源次郎岳に繋がる尾根にはコブが多い。初めは巻くことが多かった
踏跡は明瞭だ
2016年07月16日 10:10撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 10:10
踏跡は明瞭だ
黄テープも多い
2016年07月16日 10:30撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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黄テープも多い
1250m圏の一つ目のコブは左に迷い込み易い地形なので、そちらに行かないようにロープが張られていた。親切なことだ
2016年07月16日 12:04撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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7/16 12:04
1250m圏の一つ目のコブは左に迷い込み易い地形なので、そちらに行かないようにロープが張られていた。親切なことだ
源次郎岳に導く案内板が木に付けられているので、安心だ
2016年07月16日 12:10撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 12:10
源次郎岳に導く案内板が木に付けられているので、安心だ
源次郎岳との鞍部に着いた。ここから250m近い高度差を一気に登る
2016年07月16日 12:13撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 12:13
源次郎岳との鞍部に着いた。ここから250m近い高度差を一気に登る
やがて岩場が現れるが、踏跡やテープに従って左側を巻けばよい
2016年07月16日 12:33撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 12:33
やがて岩場が現れるが、踏跡やテープに従って左側を巻けばよい
その先で大岩が行く手を遮るが、今度は右側を巻く。ロープが設置されている
2016年07月16日 12:36撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 12:36
その先で大岩が行く手を遮るが、今度は右側を巻く。ロープが設置されている
大きく巻いてから尾根上に出る急登部分には、またロープが張ってあった
2016年07月16日 12:40撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 12:40
大きく巻いてから尾根上に出る急登部分には、またロープが張ってあった
さらに登っていくと再び岩場群に出るが、ロープの付いた巻道を辿ればよい
2016年07月16日 12:43撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 12:43
さらに登っていくと再び岩場群に出るが、ロープの付いた巻道を辿ればよい
小さな岩塊の間を抜けていく
2016年07月16日 12:59撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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7/16 12:59
小さな岩塊の間を抜けていく
源次郎岳の頂上に着いた。山梨百名山の標柱と1476.6mの三角点
2016年07月16日 13:02撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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7/16 13:02
源次郎岳の頂上に着いた。山梨百名山の標柱と1476.6mの三角点
頂上は木々が伐採されて広場となっている。あいにく霧で何も見えないが、晴れていたら眺望が利いただろうに
2016年07月16日 13:43撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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7/16 13:43
頂上は木々が伐採されて広場となっている。あいにく霧で何も見えないが、晴れていたら眺望が利いただろうに
同じく頂上広場。先ほどと反対側、下日川峠から来る登山道出口を見る。土曜日なのに誰もいない
2016年07月16日 13:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 13:53
同じく頂上広場。先ほどと反対側、下日川峠から来る登山道出口を見る。土曜日なのに誰もいない
さあ下山開始。途中まで同じ道を降りる。頂上の降り口の案内板
2016年07月16日 13:55撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 13:55
さあ下山開始。途中まで同じ道を降りる。頂上の降り口の案内板
黄テープがあちこちに付いているので、下りでも道に迷うことはない
2016年07月16日 13:57撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 13:57
黄テープがあちこちに付いているので、下りでも道に迷うことはない
2番目のロープ部に来た
2016年07月16日 14:07撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 14:07
2番目のロープ部に来た
登りで最初のロープ部まで降りてきた。ここを通過すれば一安心
2016年07月16日 14:09撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 14:09
登りで最初のロープ部まで降りてきた。ここを通過すれば一安心
源次郎岳の鞍部から少し登った1250m圏コブにあるキリガ尾根への分岐点。ロープが張られ案内板が下げられていた
2016年07月16日 14:26撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 14:26
源次郎岳の鞍部から少し登った1250m圏コブにあるキリガ尾根への分岐点。ロープが張られ案内板が下げられていた
キリガ尾根の左側(南側)は新しい植林帯。その縁を進む
2016年07月16日 14:39撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 14:39
キリガ尾根の左側(南側)は新しい植林帯。その縁を進む
これが終わると広葉樹林帯を降りる。新緑や紅葉の頃はきれいだろうな
2016年07月16日 15:09撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 15:09
これが終わると広葉樹林帯を降りる。新緑や紅葉の頃はきれいだろうな
1180m峰。明瞭な峰ではなく、だらだら尾根の小さなコブといった感じ
2016年07月16日 15:15撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 15:15
1180m峰。明瞭な峰ではなく、だらだら尾根の小さなコブといった感じ
再び植林帯となり、塹壕のような踏跡を降りて行く
2016年07月16日 15:47撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 15:47
再び植林帯となり、塹壕のような踏跡を降りて行く
こういう道なら歩いていても気持ちよい
2016年07月16日 16:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 16:00
こういう道なら歩いていても気持ちよい
標高820m付近で林道が上がってきていた。キリガ尾根をそのまま進むと、最後は民家の庭先を通るらしいので、この林道を降りる
2016年07月16日 16:43撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 16:43
標高820m付近で林道が上がってきていた。キリガ尾根をそのまま進むと、最後は民家の庭先を通るらしいので、この林道を降りる
林間部と民家地区との境には獣害防止のフェンスが張り巡らされているので、林道の出口にそのゲートがあった。ここを抜け、鬢櫛川沿いに下ると車に戻れた
2016年07月16日 16:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/16 16:53
林間部と民家地区との境には獣害防止のフェンスが張り巡らされているので、林道の出口にそのゲートがあった。ここを抜け、鬢櫛川沿いに下ると車に戻れた
撮影機器:

感想

源次郎岳には20年前頃に一度登っている。あの時は大菩薩の下日川峠から往復した。今回は恩若峯から周回しよう。

恩若峯から東進して源次郎岳に登り、少し戻って1250m圏コブから延びているキリガ尾根を降りよう。
ここまでは直ぐに決まったが、恩若峯への適切な登路が見つからない。最初は恩若峯南西尾根を考えたが、これはかなり長いルートだ。恩若峯から源次郎岳間も、キリガ尾根も長い。これに長い南西尾根を登ったのでは、一周するのに相当時間がかかるだろう。そこで、地形図を読んで、南西尾根の910m圏コブから南に延び、北洞沢が直角に折れ曲がる地点に落ちている南尾根を登れば、南西尾根をショートカットし、短時間で恩若峯に立つことができるだろう。さらに、鬢櫛川と北洞沢の合流地点に車を止めておけば、周回するのに便利でもある。
なお、正確に言えば、この尾根は恩若峯南西尾根の910m圏コブ南尾根と呼ぶべきかもしれない。しかし、大筋から見て恩若峯南尾根と呼んでも、あながち間違えではないので、ここではこのように呼ぶことにした。

結果的にこの登路は正解だった。いつもは取付きからしばらくは藪漕ぎに悩まされるのに、この尾根には藪も岩場も全く無いので、自由にコース採りが出来た。結果として、取付きから南西尾根910mコブまで230m程の高度差しかないので、僅か45分で登り切ることが出来た。お勧めのショートカットルートです。

恩若峯から源次郎岳までは登山地図では破線で表されているが、踏跡もはっきりしているし、黄テープも随所に付けられて、道に迷うことは無いだろう。また、過剰なまでにロープが張ってあり、安心して歩ける。

キリガ尾根は地図読みを必要とする個所が多々あったが、下りに使えば当然だろう。

全般に少々あっけない感じであったが、緊張感も少なく、のんびり歩けた山行でした。

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