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記録ID: 922197 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走尾瀬・奥利根

荷鞍山【尾瀬】展望良好&ルート明瞭

日程 2016年07月20日(水) [日帰り]
メンバー takayama2
天候晴れ
アクセス
利用交通機関
車・バイク
富士見下の林道ゲート手前に停める(登山地図のWC地点より100mほど先)。ここまで舗装されている。
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

日帰り
山行
8時間50分
休憩
1時間0分
合計
9時間50分
S富士見林道ゲート04:2004:59田代原05:27元休憩所06:17冨士見小屋06:47マイクロウェーブ反射板07:08荷鞍山入口07:46荷鞍山08:1408:38荷鞍山(南峰)08:4309:27荷鞍山09:4610:35荷鞍山入口10:46白尾山10:5111:40冨士見小屋12:02アヤメ平12:0512:25冨士見小屋12:43アヤメ平下13:32田代原13:49十二曲り14:10富士見林道ゲートG
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
富士見小屋前にも富士見峠の標柱が立つが、厳密には尾瀬ヶ原への八木沢道が分岐する山地図上の富士見峠が正しい地点。
林道はマイクロウェーブ反射板まで伸びている。
(富士見下⇔富士見小屋=6.3辧
コース状況/
危険箇所等
富士見下〜富士見峠間は6.3辧標高差560m、未舗装だが歩き易い。
途中に「十二曲り」、「田代原」など5ヶ所に小さな道標有り。
水場は「田代原」から30分弱の「元休憩所」と小屋まで3分の「水場」の2ヶ所。
※ 尾瀬への群馬県側では唯一駐車料不要だが、長い林道歩きがネックとなって入山者は少ない。登山地図のCTは長めで、健脚者でなくても普通に歩けば上り2時間、下り1時間半だろう。

富士見小屋は昨年秋から休業している。
http://blog.goo.ne.jp/fujimigoya/e/ee415b943d621b45e06a1a43ead6641b
鳩待峠など富士見下以外から初めて来た場合、トイレは小屋前だが、水場は小屋から離れているので注意。
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図 [pdf]

写真

林道の「アヤメ平下」付近から鎌田集落と赤城山
2016年07月20日 06:07撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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林道の「アヤメ平下」付近から鎌田集落と赤城山
1
富士見小屋と景鶴山
景鶴山の左奥は雲に隠された平ヶ岳
2016年07月20日 06:41撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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富士見小屋と景鶴山
景鶴山の左奥は雲に隠された平ヶ岳
荷鞍山看板と三角点標石
2016年07月20日 07:50撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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荷鞍山看板と三角点標石
武尊山、手前は尾瀬岩鞍スキー場北部の西山
(西山は東側の展望が良い)
2016年07月20日 07:51撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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武尊山、手前は尾瀬岩鞍スキー場北部の西山
(西山は東側の展望が良い)
1
荷鞍山南峰
(中央奥は赤城だが、以後雲が掛かって見えなくなった)
2016年07月20日 07:52撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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荷鞍山南峰
(中央奥は赤城だが、以後雲が掛かって見えなくなった)
右から日光白根〜四郎(大きな鞍部の右)〜五色〜金精〜男体〜温泉(ゆせん)〜燕巣(大きな鞍部の左)〜根名草〜大嵐〜女峰
2016年07月20日 07:53撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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右から日光白根〜四郎(大きな鞍部の右)〜五色〜金精〜男体〜温泉(ゆせん)〜燕巣(大きな鞍部の左)〜根名草〜大嵐〜女峰
左から日光白根〜錫〜笠〜皇海(雲が掛かり始めている)〜袈裟丸連山
2016年07月20日 07:53撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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左から日光白根〜錫〜笠〜皇海(雲が掛かり始めている)〜袈裟丸連山
2
左から笠〜小笠〜悪沢〜小至仏〜至仏
2016年07月20日 08:01撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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左から笠〜小笠〜悪沢〜小至仏〜至仏
1
アヤメ平
右の白いのはマイクロウェーブ反射板
2016年07月20日 08:01撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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アヤメ平
右の白いのはマイクロウェーブ反射板
荷鞍山本峰〜南峰間の道(鞍部付近)
2016年07月20日 08:45撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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荷鞍山本峰〜南峰間の道(鞍部付近)
南峰から日光白根方面
2016年07月20日 09:11撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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南峰から日光白根方面
本峰の南側直下から本峰を見上げる
2016年07月20日 09:11撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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本峰の南側直下から本峰を見上げる
日光白根〜皇海
2016年07月20日 09:12撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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日光白根〜皇海
2
燕巣〜四郎
(四郎へ行った時、頂上から南によく踏まれた道があった。大尻沼西側の林道からも行けるのだろうか?)
2016年07月20日 09:16撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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燕巣〜四郎
(四郎へ行った時、頂上から南によく踏まれた道があった。大尻沼西側の林道からも行けるのだろうか?)
黒岩〜燕巣
2016年07月20日 09:16撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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黒岩〜燕巣

(白尾山登山道〜荷鞍山間の岩場直下から。岩場は二ヶ所あるが、いずれも西側にルート有り。)
2016年07月20日 10:01撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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(白尾山登山道〜荷鞍山間の岩場直下から。岩場は二ヶ所あるが、いずれも西側にルート有り。)
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荷鞍山への明瞭なルート
2016年07月20日 10:07撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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荷鞍山への明瞭なルート
アヤメ平の湿原回復PR看板
2016年07月20日 12:03撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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アヤメ平の湿原回復PR看板
巻機〜下津川方面
2016年07月20日 12:03撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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巻機〜下津川方面
アヤメ平
周囲を高い山に囲まれてなく、開放的な高層湿原
2016年07月20日 12:04撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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アヤメ平
周囲を高い山に囲まれてなく、開放的な高層湿原
1

雲の掛かることが多かった。
2016年07月20日 12:05撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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雲の掛かることが多かった。
2
白尾山〜マイクロウェーブ反射板台地〜荷鞍本峰〜南峰
2016年07月20日 12:06撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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白尾山〜マイクロウェーブ反射板台地〜荷鞍本峰〜南峰
湿原の花
2016年07月20日 12:09撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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湿原の花
撮影機材:

感想/記録

荷鞍山(2024.2m)は、鳩待峠〜尾瀬沼間の最高峰だが登山道から離れており、登山者からは見向きされないような山だが、以前から行ってみたいと思っていた。

ネットの記録は幾つかあるが、比較的新しい昨年6月のものを参考にさせていただいた。展望は良さそうだし、藪漕ぎもなさそう。
問題は、白尾山の手前の登山道から荷鞍山へ通じる分岐点(入口)がすぐに見つかるどうかだけだった。

富士見下の林道ゲート前には午前4時頃に着く。平日なので他の車は1台のみ。食事をして夜が明けた4時20分にスタート。
富士見林道は5年前のGWに、皿伏山(群馬100名山)〜燧〜景鶴を目指して歩いたがトレースの全くない大清水平の雪原は非常に分かりにくかった。

富士見小屋は、周囲の雑草は刈られていたがロープが張られ、本年は休業と書かれた看板が立っていた。水芭蕉やニッコウキスゲの見頃には、どの小屋も大勢のハイカーや登山者で賑わう尾瀬沼や尾根ヶ原の小屋とは対照的なのだろうか。
マイクロウェーブ反射板まで林道、そこから山道となるが、所々ぬかるみ。

本日のキーポイントであった荷鞍山への入口は拍子抜けするほど簡単に分かった。目印等は全くないが、笹藪の中に明瞭過ぎるほどの道形があった。笹藪は藪漕ぎという程度ではなく、かき分ける程度。しかも10m足らずで抜け、斜面を少しトラバースして尾根歩きとなる。
ネットに書かれているとおり、この10m足らずの区間だけわざと刈り払われていない。迷い込み防止か、ルートを隠すためか、その意図は推測しかねる。
一両日前と思われる単独行の靴跡があり、やはり来る人はいるのだなぁと思う。

白尾山へ続く一般登山道からの入口から荷鞍山まで速くても1時間は見込んでいたが、意外にもあっけなく38分で登頂。
梅雨時特有のどんよりした晴天で、部分的に雲のかかる山がある。
アヤメ平から反時計回りに至仏〜武尊〜赤城〜皇海〜日光白根〜男体の各百名山が見えていた。
三角点の北側は背の高いハイマツだが一部がナタで切られていた。4〜5m進んだ所で樹間から燧が見えた。燕巣から北の鬼怒沼や黒岩は特徴に乏しく、山座同定は地図を見ながらだった。
条件が良ければ、アヤメ平の奥に平ヶ岳、武尊の右に谷川、燧の右には会津駒、更に赤城の彼方には富士山が見えるはず。

ネットの幾つかの記録で下調べしていたが、荷鞍山から南へもルートは続いている。
今日は荷鞍山以外は予定してなく、時間があったので荷鞍山南峰(地形図1975m)までカメラだけ持って行ってみた。
荷鞍山(本峰)から先は、最近人が歩いた形跡は全くなかったが、道は驚くほど歩き易かった。笹薮も灌木薮もなく、夏草が生い茂ることもなく、『山と高原地図』なら赤の実線に相当するルートだった。

南峰からも南側と東側が好展望だったが、山に掛かる雲は時間とともに増えた。
明瞭な道形は南峰から更に南へ続く。ネットには、尾名沢沿いに下って国道401号へ出るというものと、フノウシロ沢へ下る東電の巡視路というものがある。
尾瀬一帯は東電の社有地だが、荷鞍山の尾根に送電線の鉄塔はない。この明瞭なルートが何を意図して拓かれたものか、とても気なるところである。

本峰まで戻り、登頂から下山開始まで、憧れの荷鞍山を2時間も楽しみ、ピークを後にする。

その後、一般登山道に戻り、すぐ近くの白尾山へ。最高点は登山道から至近距離だが、行く気にならない密藪だった。
富士見小屋へ戻り、アヤメ平へ。鳩待通りへ入ろうとした時、今日初めて他の登山者に会う。アヤメ平からは雲が掛かったり消えたりする燧が大きかった。

荷鞍山頂上には大きな木はなく、残雪期に行けば360度の眺望が得られるだろう。
しかし、様々なリスクの伴う積雪期でなく、無雪期でも好展望が得られ、ルートにも全く問題はない。
荷鞍山入口は白尾山への緩やかな上りの途中にあり、この山を目指した者が見落とすとは思われないほど、明瞭な道形が右下の笹の中にある。
時間の掛かる山ではないので、日の短い秋がお薦め。鳩待通りや白尾山周辺では、黄葉したブナの原生林や黄金色に輝く草紅葉に目を奪われるだろう。

******************************************************
★追記★
富士見峠から尾瀬沼へ至る一般登山道の入口から荷鞍山へのルートについて、後日、東京電力の社有地の管理を委託されている東京パワーテクノロジー(株)尾瀬林業事業所に、次の5項目についてメールで問い合わせました。(メール原文のコピペで、【 】内が回答です。)

(1)鉄塔はないが、巡視路と言っていいルートなのでしょうか?
【鉄塔はありませんが、弊社は尾瀬地区における東京電力所有地の管理業務を受託しております。当該地も管理地内ですので、巡視路と呼称しています。】

(2)ルート下部は国道401号に出るはずですが、尾名沢でしょうか?フノウシロ沢でしょうか?
【フノウシロ沢の脇に抜けられます。なお、下って行って標高1,700m(曖昧ですが)付近から、わかりづらくなります。】

(3)一般登山道からの入口の笹が刈られてないのはなぜでしょうか?
【一般登山道ではなく、巡視路であるためです(ご存知でしょうが、国土地理院2万5千分の一の地形図では記載されていません)。あくまでも巡視路ですのでオープンにしているというわけではありません。
なお、弊社が管理しております一般登山道については、毎年刈払いを実施しています。】

※一般登山道とは、富士見峠から尾瀬沼への赤の実線ルートのことですが、回答担当者さまはその入口から荷鞍山までと勘違いされたようです。

(4)毎年または隔年で笹狩りなどの整備をされているのでしょうか?
【隔年で実施しております。】

(5)景鶴山は自然保護の観点から入山禁止ですが、荷鞍山は問題ないのでしょうか?
【尾瀬国立公園特別保護地区については、別件で環境省より下記の通り見解を得ています。
「至仏山からスズヶ峰、大白沢山、景鶴山に至る稜線の南東区域は、自然公園法で「尾瀬国立公園特別保護地区」に指定されています。当該区域においては、自然公園法20条第3項及び法第21条第3項に基づき、植物の損傷等について規制されています。
当該区域に侵入することについては法的な規制はありませんが、その際に植物を損傷するなどの行為があれば法の規制対象となります」  
また、景鶴山に至る登山道は荒廃が進み危険になったため、入山禁止になったと聞いております。  
なお、荷鞍山は自然公園法の区分けで「尾瀬国立公園特別地域」に指定されており同法20条第3項の規制を受けています。】

※景鶴山にもかっては登山道があったようです。この山について、私が初めて知ったガイド本には、登山道の有無については記述がなく、自然保護のために登山禁止となっていました。植生に直接影響しない残雪期は大勢が登っています。

要約すれば、荷鞍山へのルートは、入山は禁止されていないが公にはできない自然環境の巡視路であり、上記の自然公園法によって様々な行為が規制されているということです。
三角点北側の大きなハイマツが一部切られており、これは明らかな違法行為ですが、当局がこの事実を把握されているかどうか…
登山者の違法行為により、入山規制とならないことを望みます。
訪問者数:136人
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