剱岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 2,251m
- 下り
- 2,253m
コースタイム
- 山行
- 10:40
- 休憩
- 3:00
- 合計
- 13:40
天候 | はれのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
早月小屋から山頂にかけての岩場は、落石、滑落に気を遣います。 |
その他周辺情報 | 上市町保健福祉総合センター アルプスの湯 610円 |
写真
感想
立山から見た剱岳があまりにかっこうよくて見惚れ、猛烈に登りたい衝動に駆られました。
しかし知識のないわたしは、剱というだけで恐れをなします。まずは情報収集から。
早月尾根が北アルプス3大急登であると知り、ほかの2つは経験していたので、これに注目。
先日立山黒部アルペンルートを利用したときにいただいたアルペンガイドをひっぱり出してきて見ると。
のぼり9時間。くだり6時間30分。
このコースタイムであれば、中年のわたしは泊まりが無難そうです。貧乏テント泊が定番のわたし。テン泊装備の急登はブナ立尾根の辛さがよみがえります。小屋泊にしようか。
続いてヤマレコのみなさんの記録を参考に。割合日帰りが多い様子。荷を軽く抑えれば可能か。途中で無理そうであれば、小屋泊に切り替えよう。
こうしてチャレンジを決定しました。
気持ちに余裕を持ちたい。みなさんのレコを参考に3時出発に照準を合わせます。しかし、案の定、いつもの如くもたつき3時半に準備完了。しかも、暗い中登山口を見失い、左斜め前方を進むべきところを沢沿いに直進。ここで30分ロスし、早くも焦ってしまいます。
山頂には6時間ほどで到着することができましたが、ちょうどその頃雲が次々と視界を覆ってきます。おそらく1時間ほど先行して登頂された地元富山の高校生のみなさんがいらっしゃいましたが、そのうちのおひとかたに話をお聞きすると、遠く富士山まで確認できたとのこと。わたしは富士山はおろか、至近の山々もおぼろげ。やはりロスした30分が響きました。
ですが、天気は上々。真上を見上げれば澄み渡る青い空に白いうろこ雲。急登をクリアした体に吹く風は爽快でした。
結果。骨の折れるコースであることに間違いはありませんでしたが、想像していたよりは重くありませんでした。装備の違いがあるものの、むしろ、先日の猿倉から白馬鑓への道の方が辛いと感じました。
帰宅後、母に、同日お亡くなりになられた方がいると聞き、驚きとショックでした。今後も心して登りたいと思いました。
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