甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳(夏山修了山行)
コースタイム
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 9:35
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 7:00
【7/30(土)】北沢峠7:15→長衛小屋7:30→8:00仙水小屋→8:35仙水峠→10:15駒津峰→11:30魔利支天→12:00甲斐駒ヶ岳山頂→13:45駒津峠→15:50北沢峠
【7/31(日)】北沢峠07:00→大滝ノ頭08:05→小仙丈ヶ岳09:05→仙丈ヶ岳10:05→仙丈小屋10:25→北沢峠13:00
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
【7/30(土)】仙流荘 05:35発バス⇒北沢峠 06:25 定刻よりも早く運行していた |
その他周辺情報 | 仙流荘で入浴 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
食器
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
シェラフ
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共同装備 |
調理用食材
調味料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ポール
テント
テントマット
ツェルト
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感想
【7/30(土)】仙流荘から北沢峠までは南アルプス林道バスで移動、梅雨明け後の土日ということで、登山者が多く、バス停では長い列ができていた。最後尾者の北沢峠への到着が少し遅れた。
北沢峠のテント場で5・6班がテント設営。1〜4班はそのまま出発。
始めの中は曇っていて靄があったせいでそれほど暑くなく、快適に歩けた。仙水峠を過ぎてからは岩の積み重なった斜面になった。その頃は曇り空であったが時々晴れて、陽もさしていた。峰を歩いていると時折、ひんやりした心地よい風が吹いてきて、一息いれることができた。
駒津峰から甲斐駒ヶ岳山頂までは直登コースを通らず、巻道を登った。山頂付近は山肌が白く、白い砂礫の道が続いた。砂礫は滑りやすく、歩きにくかった。そしてやっと山頂についた。山頂ではみんなお互いに嬉しそうな表情で写真を撮り合った。特に登山教室の受講生が一様に「よかった」「よかった」とお互いに笑顔で声を掛け合っていたのが印象的。
時間がタイトなこともあって、北沢峠まで急いで下山した。2班以降は坂道を端って下りたよう。バスの最終時間(16:15)に全班が奇跡的に到着できた。すごい!
小屋組は民宿「みらい塾」で、ゆったりと風呂に入り、おいしいカレーととんかつ、自家製野菜、フルーツのバイキング料理。「みらい塾」の方々の心やさしいもてなしに接して、斯くして夏山登山教室終了山行1日目が無事終わりました。(HAT)
【7/31(日)】空を見上げると「晴天」を保証したかのような青空。北沢峠から仙丈ケ岳へのアプローチは、前日とは違い爽やかな高原の装いです。しかし、バスの時刻(リミットは午後4時)までに頂上をピストンできるのか?昨日、甲斐駒ヶ岳で“思いのほか時間を取られた記憶”から、心に焦りを抱えています。下山後の“お風呂”は諦めますから「南アルプスの女王に合わせてくれ」と息せきながら、“登頂を志願したメンバー”は黙々と急登を踏みしめます。程なくすると、木立の間から昨日登った甲斐駒ヶ岳の姿が見えてきました。「あそこに登った」という思いが背中を稜線まで押し上げてくれ、コースタイムを見るとハイペースです。五合目を越えると森林限界とともに、ハイマツが現れます。ガレ場を越え稜線にでると、富士山、北岳、間ノ岳と標高1位、2位、3位とTOP3が揃い踏みしてくれています。仙丈ヶ岳頂上までは360度展望が開ける、気持ちのいい稜線歩きが続きました。戻りは藪沢カールを廻り“風力発電と水洗トイレの完備した”仙丈小屋に寄っての下山コースを辿りました。仙丈は南アルプスの女王と称されるのですが、お花は多くありません?もしかすると、急いでいたからか、可憐な花の姿を見落としていたのかもしれません(⌒-⌒)。(GEN)
<コース状況>仙丈小屋の水場は確認できませんでした。
昨年の様子、2015年08月01日(土) 〜 2015年08月02日(日)夏山修了山行 白馬岳2932m
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-691267.html
(1日目)
7月最後の週末を利用して、所属会のメンバー45名と南アルプスの名峰に挑戦してきました。泊まりは北沢峠にある長衛小屋テント場と少し離れた小屋に分散。いずれも、荷物をデポして、最小限の装備で往復するスタイルです。
事前の天気予報では山頂は雨模様?、ヤキモキしましたが上手くズレてくれました。
テント設営後、早速甲斐駒に向けて歩き出します。久しぶりのアルプスに気分も高揚し、いろんなものにカメラを向けます。写真を見返すと、お花が綺麗です。
アプローチは南アルプスらしい苔が付いた森林の中を抜けていきます。程なくすると仙水小屋。南アルプスの天然水で一息つきました。(まろやかで美味かった)
稜線にでると明日登る仙丈の姿が、雲の間から見えます。視界が晴れると、疲れた足も元気を取り戻してくれますね。
そして、甲斐駒は男らしく、岩場のアプローチが隆々と待ち構えていました。3000mには少し足りませんが、そこはアルプスの山、頂上に立つとみんな笑顔になっています。
(2日目)
朝、空を見上げると「晴天」を保証したかのような青空。仙丈ケ岳のアプローチは、前日とは違い爽やかな高原の装いです。程なくすると、木立の間から昨日登った甲斐駒の姿が見えます。「あそこを登ったんだ」という思いが背中を稜線まで押し上げてくれました。
南アルプスの女王と称されるのですが、お花は多くありません。
稜線にでると、富士山、北岳、間ノ岳と標高1位、2位、3位とTOP3が揃い踏みしてくれています。
仙丈ヶ岳頂上までは気持ちのいい稜線歩きが続きます。
久しぶりのアルプスは魅力的でした。対照的な山群がその魅力を見せつけてくれます。間違いなく両峰はセットで挑戦するのがいいですね。
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